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【インドネシア】海外生活で子どもに与え忘れているもの

「1人で大丈夫!出かけてくるね!」
中学生になった子どもが日本への一時帰国中に言った。

「え、いいけど、大丈夫なの?!」
といった矢先に、海外生活をしているからこそ、成長期の子どもに与えきれていないものがあることに気づいたのです。
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2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。初の海外生活、期間限定の海外生活も2年目になります。


いつでもどこでも家族一緒の生活スタイル

インドネシアでの生活は、親自身も不慣れで勝手がわからない。そして、安全面での不安もあるので、行動はいつも家族一緒。

駐在帯同の子どもとしては年齢が高め、中学生の我が子も出かけるときはほぼほぼ家族と一緒です。学校への通学も友達と遊ぶ時も、車での送り迎えがデフォルト。

日本の中学生の生活に比べるとずいぶんと過保護に見えるけれど、子どもも納得はしてくれているし、これがいまの家族に出来る形だと思って一年間過ごしてきました。

でもねぇー。やっぱり成長期の子どもには、自由に動きたい欲求はあったのですよ。
当たり前だけど、その欲求を十分に汲んであげることを意識できていなかった。

と、日本に一時帰国して、気がつかせてもらいました。

1人で出来るもん!

なんて、可愛くは言わないけど、日本での生活では、自分で出かけたい!できる!という自立心がすごく見えてくる中学生。

1人で行きたい店に行く。自転車に乗る。お小遣いで欲しいものを買う。道に迷う。スマホで連絡してくる。

そんな一通りの自立までの道のりを経験して、失敗さえもなんだか楽しそうな我が子なのです。

与え忘れていたものだって、いつからでも手渡せる

海外生活をしているからこそ、手に入る経験や力はもちろんいっぱいある。
でも、だからこそ手に入れるべき時期に手に入れることが出来ないこともあるのだなと気づいた今回の一件。

成長期の我が子に与え忘れているものは、まだまだ他にもあるのかもしれない。それでも、それに気がついた時に、はっと気付かされた時に、手渡せる親でありたいなぁと思う。

人生は一本の道のりだから、2本も3本もの道を一度に歩けない。こっちの道にあるアイテムとったら、別の道のアイテムは取れない。なんてこともあると思う。

ながーい人生の中で、今取れないアイテムはいつか取ればいい。色んなアイテムをその時期その時期に獲得しながら、大人への道を進んでいって欲しいなあ。と願う。

そして、すっかり大人になった私も、まだまだ足りないアイテムも拾いながら歩いて行きますよ!!

2024年3月。さとゆみゼミ4期の仲間と共に始めた#note1000日チャレンジ
32投稿目。今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!