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【インドネシア】和装が魅せる日本

子どもたちの学校で各国フェスティバルをした時と、インドネシアの学生さんと伝統衣装の話をした時、お友達に茶道教えてもらった時、そして浴衣着付けワークショップ。

インドネシアに来て一年で、何度も袖を通した浴衣。日本にいる時より着る機会が多い気がする。
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2023年春。家族でインドネシアに赴任しました。
この街での期間限定生活も2年目になります。

日本の和装を国外へ

2年前に海外での生活が決まった時、自分の部屋を見渡してふと思い悩んだことがある。

祖母が嫁入り道具にと贈ってくれた桐ダンス。
中には、母が嫁入り道具として受け取って、私に受け継いでくれた着物や浴衣たちが納められていた。

桐ダンスは持って行けないけど、着物や浴衣は何着か持っていけるかな?この着物たちが、この先数年間、タンスに納められたままになることがなんだかとてももったいなく感じた。そして、もっと日本にいる時に着てあげたらよかったというほんの少しの後悔も同時に感じていた。

そんな想いもあって、渡航時には着物の中でも正装とされる訪問着と、年中暑いインドネシアでも着れそうな浴衣を数着持っていくことにした。そして、渡航前には敢えて友人と着物でお出かけする機会を作り、あらためて自分で着付けができるように練習した。

だって、海外には日本国内みたいに着付け手伝ってくれる人に出会えるかどうかわからなかったから。

和装は日本のアイコン

先日、この街の日本人会主催の国際交流イベントで、浴衣着付けの体験会をした。目的は、参加者が実際に自分で着てみること!
僭越ながら、私も講師の1人として、参加者の前で実際に着付けのデモンストレーションをしてみせた。

体験会には、日本語学科の大学生が数人、自分たちで浴衣を着てお手伝いに来てくれた。中には、インドネシアで仕立てたのだという浴衣を来ている子がいて、そこまで着物を好きでいてくれることがなんだかとっても嬉しかった。

着付け体験の時間では、それぞれ自分で着付けをし、色とりどりの浴衣に身を包んだ参加者が嬉しそうに写真を撮っている姿がとても華やかだった。

和装はきっと日本のアイコンだ。

和装には季節に合わせたデザインとか、美しく着る時のアドバイスとか、知ろうと思えばたくさんのルールがあるけれど、まずは着て楽しむ。見て楽しむ。それでいい。

和装って綺麗だなぁー。
浴衣、着てみたいなぁ。
日本って感じ!!

そうやって、日本を好きになってもらえたら、私はただ単純に嬉しいのです♡

さて、この夏の一時帰国では可愛い浴衣を探しに行こう。数十年ぶりに浴衣のレパートリーを増やしたいな!!

2024年3月。さとゆみゼミ4期の仲間と共に始めた#note1000日チャレンジ
31投稿目。今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!