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【インドネシア】島国にある船に気づかせてもらったこと。

「あぁ、船って、作れるんだ。板と、紐と、布と、、、あとは何を使ってるんだろう?」

船の上で、波に揺られ、波の水飛沫を受けながらふと考えた。おそらく人生で初めて考えた。

もちろん、船は人が作ったものだって知っている。丸太で作ることができることも。とあるテレビ番組のコーナー「脱出島」では、出演者が無人島で作ったいかだに乗って島を脱出していることも。

それでも、私にとってはなんだか他人事だった。船は大きな造船所が作っていて、誰が何を使ってどう作るかなんて考えたことはなかった。

2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。期間限定の海外生活も2年目です。

船にも色々ある。

インドネシアは島国。名前のついた島だけで13000島以上あるらしいのです。

これだけの島があれば、島に渡るのには必然的に船が必要。

国内プチトリップとなると船に乗る機会が増えるのです。船の大きさも大小様々。

もうね、桟橋なんてないこともあり、濡れながら乗るのはあるあるです。島に渡るときはサンダル&水着必須!!

あと印象的なのは、どんな小さな船にも国旗🇮🇩が掲げてあるんですよね。島国としてのプライドかしら。

船は何で出来ているのか。

板を並べて釘で固定して。あ、でも釘じゃなくて組んでいるところもあるな。上には船首から船尾まで一本の竹が通っていて、その竹を中心として左右に細い竹。それを骨組みに布を張って、ブルーロープで側面の木に括り付けて。
乗り口や船の周囲には青や黄色のペンキが塗ってあるなぁ。

うん。なんとも手作り感満載な船。
船って作れるのか。

もし日本で「この船で行きます。」って言われたら、「いや、危険です!揺れたら落ちます!」と言って後退りしそうな船でも、インドネシアでな一種のアトラクション的感覚で乗ってしまおうと思えるのが我ながら不思議。

船はインドネシアのシンボルか。

インドネシアの観光用PR映像。
学校でのインドネシアの歴史を表すパフォーマンス。

インドネシアで民族的、歴史的なストーリーを伝えたい時、船が登場することがよくあるように思う。

2025年に大阪で開催される万博のインドネシアパビリオンも船をベースにしたデザインのようだ。

船はインドネシアのシンボルなのかもしれないな。と最近思うのです。

翻って、日本のシンボルは、、、
桜かな?富士山かな?それとも、、、??

日本のシンボル、思いついたら教えてください😊

2024年3月。さとゆみゼミ4期の仲間と共に始めた#note1000日チャレンジ
24投稿目。今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!