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深読み探偵 岡江 門(おかえもん)
2018年9月13日 14:14
さて、イサク・ディーネセン『BABETTE'S FEAST(バベットの晩餐会)』第三章「PHILIPPA'S LOVER」に隠された裏の物語「裏筋」を解説しようか。いや…「裏筋」というより、こちらがある意味「本筋」なのかもしれないな…本作における作者イサク・ディーネセンの筆先は「見えない筋をいかに描くか」ということに力が置かれているように思える…裏筋マニアか。変な意味ちゃう
2018年9月9日 22:38
ノルウェーの最北端に近い村Berlevaag…険しいフィヨルドと閉鎖的な風土は、この地と外世界を完全に遮断し、よそ者の来訪を拒み続けていた…この村には「黄色い家」と呼ばれる場所があり、そこには、かつて「預言者/予言者」として畏怖されたDean(監督牧師/教父)が、ふたりの娘Martine(マチーヌ)とPhilippa(フィリッパ)と共に住んでいた…カリスマ的な教父の教えは「日常生活
2018年9月4日 20:27
それではイサク・ディーネセン(カレン・ブリクセン)の『Babette's Feast(バベットの晩餐会)』を解説しよう。1987年にアカデミー最優秀外国語映画賞を獲得したな。日本でもファンが多い作品や。知ってる、この映画!お洒落女子の映画ガイドに必ず名前が出て来るやつ!そうだね、名画ガイドには必ずと言っていいほど『バベットの晩餐会』は入っている。確かに「映画として」名作だと