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セカンド・ブレインと読書術

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デジタル情報社会を生き抜くためには、ナレッジワーカーとしてパーソナル・ナレッジ・マネジメント(PKM)のスキルが不可欠となっています。情報をキャプチャし、ナレッジへと進化させて管… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

「知的生産の技術」とセカンドブレイン比較論

「知的生産の技術」とセカンドブレイン比較論

「知的生産の技術」とセカンドブレイン比較論: 50年以上前の著作「知的生産の技術」は、知的生産性に大きな進展をもたらした。デジタル情報時代のナレッジワーカーが破壊的な変革を求められる今、最新の手法である「セカンドブレイン」と比較する。

前回の記事「Evernote読書術: 超速でデジタル読書ノートを作り力強くアウトプットする方法」では、梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」の著作にもふれながら、デジタル

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Evernote読書術: 超速でデジタル読書ノートを作り力強くアウトプットする方法

Evernote読書術: 超速でデジタル読書ノートを作り力強くアウトプットする方法

Evernote読書術: Evernoteと電子書籍で超速でデジタル読書ノートを作り強力なアウトプットをする方法を解説します。

これまで、セカンドブレインについて、何回かにわたってご紹介してきました。

今日はこのナレッジ・マネージメント(KPM)の方法論の具体的な事例をご紹介したいと思います。

皆さんは本を読むのが大好きだと思います。私も大好きです。

しかしこの本を読むときに、どのような方

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図書館というシステムが教えてくれること - ある近隣の図書館での出来事から考える・・・知識の近未来

図書館というシステムが教えてくれること - ある近隣の図書館での出来事から考える・・・知識の近未来

図書館というシステムが教えてくれること これまでの「ジャストインケース」の知識システムには限界が訪れています。本日に図書館で起こった事件から「ジャストインタイム」の知識管理の考え方を探ります。

今回は、本日、私大山自身に実際に起こった事件について書いてみようと思います。

私が日常的に通う場所に、近隣の図書館があります。

コロナの緊急事態宣言で休館となっていましたが、他の公共施設と同様、ここが

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情報を収集してナレッジとして管理する(セカンドブレイン)

情報を収集してナレッジとして管理する(セカンドブレイン)

前回の「セカンドブレインとは?」では、読書と知識管理にブレークスルーを起こす最初の全体像をお話ししました。

今回はその2回目として、セカンドブレインの3つのプロセスの内の最初の「情報を収集して保存する」に入っていきます。

1.情報を収集して保存する(キャプチャ)セカンド・ブレインには、テキスト、音声、動画、会議録音、その他あらゆる情報源の情報をキャプチャ(収集)します。

これには代表的なもの

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セカンド・ブレインとは?: 読書と知識管理にブレークスルーを起こす方法

セカンド・ブレインとは?: 読書と知識管理にブレークスルーを起こす方法

コロナ感染の緊急事態宣言も全面的に解除され「新たな日常」が始まりました。

これまでとは何か違う日常が訪れています。

ゆっくりとした毎日が始まりつつありますが、水面下では大きな変動があるように感じています。

もちろん、「三密」を避けてコロナ感染しないことが大前提ですが、これまでの対面や実店舗での営業にはこれほど大きな障害はありません。

緊急宣言の期間中のオフィスワークは、テレビ会議で遠隔が常

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