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大成した経営者が共通して経験した3つのTとは?

ソフトバンクの孫正義氏、京セラの稲盛和夫氏、パナソニックの松下幸之助氏・・・

偉大な経営者はみな、共通した転機を経験しています。

経営層として大成したいなら、どんな経験を積めば良いのでしょうか?


大成する経営者になるには「投獄・大病・倒産」が必要


取締役やCxO、執行役員といったポストに就くと、周囲からの成長に繋がるフィードバックは極端に減ってきます。

この状態が長らく続けば、経営層としての更なる成長は見込めないかもしれません。

一層、経営層として成長したいなら、どんな経験を積めば良いのでしょうか?

「電力王」「電力の鬼」と呼ばれた実業家、松永安左エ門氏はこう言います。

自分という人間と向き合う時間を長く確保することが重要である。そのためには3つの「T」が必要だ。それは「投獄」「倒産」「大病」である、と。

つまり「大成した経営者には生死を彷徨う経験が転機になる」 ということです。

身柄を拘束されたり、会社が倒産の危機に陥ったり、大病を患ったりと、壮絶な出来事が自らの省みる機会となり、それら困難を克服できれば、経営者として大成ができるということです。


深い内省が人としての器を拡張することにつながる


この法則は、大成した経営者の過去を見てみると、一致することがほとんどです。

例えば、ソフトバンクの孫正義氏は創業2年目で余命5年と宣告され、「なぜ命を削ってまで仕事をするのか?」と深い内省をする機会を得たと言われています。

他にも、京セラの稲盛和夫氏、パナソニックの松下幸之助氏も同様の経験を経て、経営者としての覚醒を遂げています。

もちろん自社の経営陣に「投獄」「倒産」「大病」を経験させるわけにはいきませんが、こうした経験と同じぐらい、自己に徹底的に向き合わなければ、経営者としての器は拡張しないということです。

これは、すべてのリーダーにとって共通することでしょう。自身の内面に向き合い、自己をよく知ることで、自分の価値観や信念を確立できれば、より強力なリーダーシップを発揮することができます。

皆さんも自己と向き合う時間をしっかり確保できているでしょうか?

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