- 運営しているクリエイター
#ogawaediblegardenclub
種を贈る小さなやりとり。命を贈る大きなやり取り
よく言われることですが、人は意識しているものを見て生きる生き物。
僕は当然、種とか土とかがよく見える世界をここ数ヶ月生きているので、友人のこんな投稿にコメントせざるを得ないのだった。
ケンタオオエ(通称ケンケン)はかつて、千葉県の金谷で一緒にイベントをやっていた仲で、今は島根県の津和野で、大正時代の旧病院をつかって様々な暮らしの学びをつくる、カフェとワークショップの場「糧」や高津川デザイン工房と
ご近所さんより山椒の苗木をいただく。
ご近所のお世話になっているTさんから、山椒の木をいただく。入場料を払いたくなるようなお庭があるT邸。山椒の30cmくらいの木(苗)が数本あり、やるよとのこと。そんなこと僕も言ってみたい。
山椒の実は6月が収穫時期だそうで、この子から実が取れるのはだいぶ先かもしれませんが、今から山椒ジントニックをつくるのが楽しみ。葉っぱをこすると山椒のいい香りが漂う。
棘があるから、人が通るところには植えないほ
ハーブを蒔く。自然の速度とか角度を考える
蒔くという字は、草冠に時。
とてもいい文字だなあ。
自然に触れる時間は、自然の時間で生きる時間でもある。
野口のタネで買ってきた種と、ネットで購入したカレーリーフの苗を植える。
カレーリーフは、僕のカレーの師匠である幸せ一郎さんに前にいただいて、家のベランダで育ててもいる。
カレーはもちろん、ジントニックなどに浮かべてもいい香りをくれる。
で、荒れた土地を耕して、種を蒔いた。
小川町の霜里農場
固定種・在来種を求めて。飯能にある野口のタネへ
エディブルガーデンづくりは、種を撒かなければはじまらない。
数年前だったらホームセンターで種を買って、撒いていたかもしれないが、今回はそういう考えにはならなかった。
僕は3年前に、小川町の霜里農場というところで研修を受けていた。
座学と実地を併せた半年間の研修だったが、当時ほとんど土も触ったことがなかった僕は、その授業の大半を忘れてしまった。
なんとももったいない話であるが、行動ありきの知識でな
はじめての開墾。淀んだ空気を入れ替える
エディブルガーデンをつくるのは、小川町にある玉成舎の庭。
元々、養蚕伝習所だった建物が、その後染工場、民家となり、2019年から今のような複合施設になった。
僕が営んでいるPEOPLEも、その大きな母屋の横についている石蔵にある。
リノベーションがはじまったのは2016年。
2019年にオープンしたが、今もまだ片付いていない箇所はある。
それくらい、とにかく物が多いお屋敷であった。
庭も木々が鬱