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種を贈る小さなやりとり。命を贈る大きなやり取り

よく言われることですが、人は意識しているものを見て生きる生き物。
僕は当然、種とか土とかがよく見える世界をここ数ヶ月生きているので、友人のこんな投稿にコメントせざるを得ないのだった。

ケンタオオエ(通称ケンケン)はかつて、千葉県の金谷で一緒にイベントをやっていた仲で、今は島根県の津和野で、大正時代の旧病院をつかって様々な暮らしの学びをつくる、カフェとワークショップの場「」や高津川デザイン工房という内装・場づくりチームを運営したりしている。

種について詳しく聞いてみると、

①1000円で在来種の種の共同購入参加。参加者は3種類の種を買う。「たねの森」って場所!
②参加者はじぶんの買った種の数量全部撒けるわけじゃないので、いらない分は、他の人つかっていいよー!と、シェア種BOXに入れる。
③自分が買った種を取りに来つつ、シェア種BOXにはいったものを欲しい分だけもらう。

というなんとも素晴らしい取り組みで、余ったものを少しおすそ分けしてもらうことに。
「楽しもーね!」の一言で、ケンケンの笑顔を思い出しながら、小さな封筒におさまったコンパクトな郵送の中に、命と物語が詰まっている大きなものを感じる。

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お裾分けいただいたのは、ハラペーニョ とうがらし/赤紫蘇/ジェノベーゼバジル/スイカ シュガーベイビー/サルシファイ/レッドロシアン ケール/白ナス スノーウィ。大切に育てるぞ。

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