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【目印を見つけるノート】1180. 方舟に積むように本の手入れをする

じめっとしていますけれど、涼しくていいですね。

これはきのうの空
お食事ちゅう。

ラベルプリンターを買いました。
目的はこれです。

図書館の廃棄本(リサイクル本)をいただいたのと、中古で買った本をカバーでくるんで背をつけていきます。カバーはストックしていた折り紙を継ぎ合わせて😅 このために折り紙をストックしていたのかぐらいの使いっぷり。

前にも書きましたが、
リサイクル本は保護ラベルがベタッと貼ってあって、どうにも見映えがよくない。また古いものは特有の匂いがしたりします。

中古本はなおさらそうで、
焼けや変色もあります。ひどいものは、読む前に手当をしています。重曹をティッシュに包んだのを作り、本には新聞紙を何枚もはさみこんでジッパーバッグに入れます。これでいくらか改善しますので、それのカバー付けもします。最近はひばチップも使えるようだと思い、試しています。

近年は電子書籍も普及していますので、このような作業は過去の遺物、無駄だと思われるかもしれませんね。電子書籍の方がユニバーサルデザインかもしれません。
逆に私は画面酔いしてしまうのですが。

いや~本当に、根気がいります😅
スマホを見る時間が激減しました。

作業をしながらつくづく思うことは、
「まだまだだな」
ということです。
私の「知っている」はまだまだだということです。

写真の中に東洋文庫もありますが、こちらだって全巻揃えたいという野望を持ちつつも、遠い道のりです。全巻セットでいかほどでしょう。900巻あまり、200万円ぐらいでしょうか。それだけではありません、それを収める書棚が必要です。絶対ヒノキとかヒバがいいので、特注したら……という具合に妄想だけは広げられます😅

このような本は手に取って読んでおしまいではないのです。書くなかで、読むなかで、暮らすなかで、ひょいと取って「あのことはこれに書いてあったな」とページをくくるためにあるように思っています。そのセリフは目を通したり、内容をある程度知っているから言えるのですけれど。

ですので、ブックオフにもメルカリにも出さない😅

AIが私の頭の中をすべてスキャンできて、随時必要な答えを用意してくれたら上記の行為はいらないと思いますが、それって楽しいのかな。
脳がどんどん退化する気がします。

と、作業をしているとだんだん、
自分が方舟のしたくをしているノアのような気分になります。動物をひとつがいずつ連れてきて舟に乗せている。もちろん、私にはできない芸当です。自分が、残したい本を手入れして持ち続けるというのは、そのような行為だと思ったりもします。

まだまだ増えそうですが😅
脳が100年持つようにがんばります。

今日の曲です。久々にBlues🍵
Elmore James『Shake Your Money Maker』

「何がお金を作ってくれるのか」というのは諸説あると思いますが、お金が労働の対価だとするのならば、それは自分だと見ることもできるでしょう。そのために自分が何を動力源にするかということであれば、食べ物であるし、愛とか人間同士のつながりになるでしょう。そして、頭をグリングリンとシェイクさせていくためには、やはり本かなと思います。頭をグリングリンではわかりづらいでしょう。考えを展開させていくためというのが近いかな。

長い長い目で見れば、それはお金よりも価値のある宝物になるかもしれません。

劣化が激しいのですけれど、カバーをかけたくなかった本がひとつ。

古本市で見つけた平野威馬雄さん著の『平賀源内の生涯』です。
装丁は和田誠さんです。
テーマと著者と装丁と、文句のつけようのないマリアージュだと私は思います。でーじ本✨

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 城南島?

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