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【目印を見つけるノート】1203. きのう吉祥寺の片隅で

きのうは洗濯をガーッとしてから、ちょこっとお出かけしました。
空模様がパッキリ分かれていて、傘を持って来なかったので、ちょっとドキドキです。

左側が西の吉祥寺方面☁️

雲の境目のような吉祥寺。
降られなかった😆
ラッキー❤️

時間があったので、東急百貨店の8階にある紀伊國屋書店さんへ。ここでNICHIYUさんの『世界のタロット&トランプ展』の展示販売があるのを中央線の乗車中に思い出したのです。

よく思い出した💡
全国を巡回しているこの催しはひとつの場所で比較的長く置かれていますが、ないときはないというパッキリした催しです。たまたま行く場所にあるのはすごくすごくラッキーなのです。

ここでタロットカード(とルノルマン)リストファイルをざざっと新しめ中心で半分見て(200ぐらいかなあ?)、アンテナに引っ掛かったのを記憶……えーと😑、ジョン・バーナードとエンジェル・カインドネスと……あと2つぐらいありました。覚えておくというのは3つぐらいまでなら……あ😱😱💦ジョン・バーナードちゃうやん。
記憶力皆無😖⤵️

タロットはそれこそ中学から好きで、ウェイト、マルセイユ、エッティラ、トート、ウィルト、ヴィスコンティ、イーチン、スフォルツァ、1JJ、007……と遍歴だけは長いのです。小説にもスフォルツァのタロット、出しました😅 
ルネサンスの華、ルクレツィア・ボルジアがスフォルツァのタロットを見ているなんて、まさにロマンです。
妄想。

これは私物。

以前、「『節制』はいつから天使の姿になったか」というテーマで書きましたが、どうも長くなりますので、別の機会に書きましょう(占い師の方向けかも)。

同じ8階フロアでは『江戸東京 今昔ものづくり展』が開催中で、私は心惹かれる『菊寿堂いせ辰』さんをちょっとのぞきました。
そこにね、誘惑のお品があったのです。
河鍋暁斎(1881-1939)の絵をちりめんに復刻した風呂敷。花が、菊の繚乱が本当に美しく(ダリアの形状大好きなので)、凝視してしまいました。河鍋暁斎の小説があったなあなどと思いつつ、いや、美しい。
今日は下見ということで、タロットもいせ辰さんも再訪を誓ったのでした。

デパートをひとつ見るのでも、興味が尽きないなと感じた私です。

駅でもパンフレットをもらってきました😆

西が上になっている地図、新鮮です

もとい、もとい、もとい、
それから、吉祥寺のRock Joint GB(ライブハウス)に行きました。東急の真裏で本当にいい場所ですね。

きのうのLIVEは2マンでした。メンか。
In The Soupの中尾諭介さんとTHE GROOVERSの藤井一彦さんのアコースティック対決、対決かなあ。でも巌流って書いてあった。

今回の企画をした中尾さんのイントロデュースで藤井さん登場。
中尾さんはたいへんお話の達者な方でひたすら感心しておりました。何でもずっと前に藤井さんと共演して、藤井さんの「引きな(一歩引いたような)」歌に感銘を受けたとのこと。それで今回共演のオファーをされたそうです。

藤井さんはちょうど、アコースティック・ソロアルバムの1枚目『Lazy Fellow』と2枚目『Gemini』を再発されて、最新作の『月を見ろよ』と合わせフルラインナップをめでたく揃えていました🎉
Liveでは3枚のアルバムからそれぞれ演奏されました。
あれ🤔曲名はおっしゃっていましたが、アルバムタイトルは?言ってたかな。
中尾さんの熱さに当てられてか、藤井さんもテンションが高く、シャウトな歌声でガンガン進みます。順不同ですが、情熱と呼ぶには~Key To The Highway~Hello Lazy Fellow~Better Than Life~気のもちようさ~月を見ろよ~The Other Side Of The End~美しき人よ~が演奏されました。
ふう、記憶力悪いのです。

THE GROOVERS『The Other Side Of The End』

この曲は好きです。
本当はアコースティック・ソロの動画を紹介したいのですが、あげていらっしゃらないのです。後生ですから、『月を見ろよ』とか『確信犯的ストレイシープ』とか『GEMINI』とか『Moon River』とかetc……ハイライトを公式でお願いいたします。

個人的には、藤井さんのWhisper声がことのほか好きですので、後半そのようなお声が聴けて嬉しかったです。
しゃがれ声のささやきって、ゾクゾクしませんか。セルジュ・ゲンズブールではありませんが。

続いて、中尾さん。
低めで艶があってよく通るお声ですね。福山雅治さんの声に通ずるのかなと思いました。タイトルが分からなくて申し訳ないのですが、おじいちゃんおばあちゃん、川の風景、海辺の食堂、知られないままになっていることなど、ご自身が感じられたことをストレートに歌にしています。
直球170kmぐらい。
この曲もなかなかですが、LIVEはもっと剛速球でした。
中尾諭介『オレンジの太陽』

一般論として、
雰囲気のある、共感度の高い言葉を並べたのかな~という歌も結構あるのかなと思います。歌なのだから共感される方がいいとは思うのですが、その人自身の内から出た言葉というのではないようにも思います。
たいてい、響く歌を作る方は承知していることだと思います。
ホットでもクールでもそれがないと、心までは届かない。残らないと私はおもいます。

余談ですが、
福山雅治さんが歌詞を作るのに難渋していた若い頃、相談した方に聞かれたそうです。ファンの方はよくご存じのエピソードでしょう。正確ではないけれど、すみません。
「彼女とどこでデートしたい?」
「自分の好きな場所に行きたいです」
「そこで何がしたい?」
「たくさん話がしたいですね」
「どんな話?」
「自分のことをよく知ってもらいたいから、そんな話がしたいですけど」
それが『Good Night』という曲になりました。

この歌詞のできるプロセスにはひとつの大事な『鍵』があるように思えます。

言葉のよく通るLiveでした。

アンコールでは名曲『春夏秋冬』とTHE GROOVERSの『最後の煙草に火をつける』をコーラスバッチリで熱く決めてくださって、LIVEはお開きとなったのでした。
最後に珍しく?撮影タイムを設けていただきましたので、遠慮なく使わせていただきます。

開演前の友です。

しばらく前に買って放置していた本。クロード・レヴィ=ストロースの『月の裏側』(中央公論新社)です。2014年かあ👀‼️
日本の伝説などについて考察したものですが、「この方はよく見ているな」と改めて舌を巻きました。私は日本人と言いつつ、どれだけ知っているのかと陳腐なことも思いますが、独自の、時間と距離を自在に行き来するまなざしにふたたび打たれました。

詩を書くことも稀にある身として、まなざしのありかはとても学びになります。

さて、
先日「武蔵野はどこからどこまで」という投稿をしましたが、そこは軽くでもフィールドワークをしないわけにはいきません。
で、バス停を見ました。
路線を見ていて、国木田独歩の書いた部分とシンクロしているなと思いました。青梅方面、乗ってみたい😆

ついでなので、武蔵野のことを書いたマガジンも置いておきますね。

夕暮れ野川は武蔵野の果て?|尾方佐羽 #note

よもやまに千々行き来してごめんなさい。トータルで、『きのうの吉祥寺の片隅』として書かせていただきました。
ありがとうございます。

尾方佐羽

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