【目印を見つけるノート】1404. 『構文』と絵文字と約物とカタカナ
かれも人なり。
われも人なり。
それ以上でも、以下でもありません。
それはさておき、
私は結構好きです。
明日は新月ですね🌑
さて、
きのう意外に多く高校生女子を見たのとは関係ないですが、
私のnote文っていわゆる『おばさん構文』なのかも👀‼️⁉️と思いました。
（突然覚醒する）
さっそく検証。
まあ確かに、絵文字・顔文字は小説では使わないです。こことメッセージぐらい。手書きでも使わないです。
長い文章はまあ……長い文章を書けるというのも才能だと思うのですが……約物は決まりに沿ったり、固有名詞をくくったり、区別したり、強調したいときに使います。句読点やカッコなどは約物といって、印刷方面での用語です。
約物の解説です。
覚醒したので、本項のようなブログでの使い方は軌道修正して考えるようにしましょうか。おばさん云々以前に絵文字や顔文字は多用する必要はないのかもしれませんね。
私の高校時代の恩師はメールで句読点を使わないです。代わりにピリオド。最初は慣れませんでしたけれど、「そういう書き方を好まれるのだろう」と思いました。横書き論文で「.（ピリオド）」と「,（カンマ）」を使うというのがあります。英語が混ざる場合に便利ですね。先生は論文を書かれてもいたので、その方式を採用したのかもしれません。また、慣れもあるでしょうが、「これでなければ」という矜持があるのかもしれません。
あ、富士山が見えました。
「これでなければ」というこだわり例をひとつ。
以前に仕事でタブロイド判の新聞を作っていた頃、先輩と口論になったことがありました。Profileを「プロフィール」か「プロフィル」のどちらで表記するかという内容です。私は前者で先輩は後者。当時の『記者ハンドブック』では後者だったのかな。私は前者が一般的に普及しているのにと食い下がった記憶が……その節は失礼しました。お恥ずかしい。
ちなみに、こちらが『記者ハンドブック』。記事を書くとき、校正のときの必需品でした。略して「記者ハン」、懐かしいな。
じきに１冊入手しようかな。
ということで、
当時は言葉ひとつの選択で口論になることもあったのです。
今はどれでもいいかな。
自分はプロフィールを取りあえず使おうかなという程度のものです。その後「プロファイル」という第三の伏兵も現れましたから。同じ言葉なのですが。
個人的に、
外来語のカタカナ表記は特にオルタナティヴなものだと捉えています。ややこしければ原語を書けばいい。オルタナティヴも「オルターナティヴ」、「オァルタネイティヴ」、あるいは「ヴ」を「ブ」にするとか、ややこしいのはそこらに転がっています。
「ヴ」は「ブ」に収斂される方向のようですが。
私はBluesをカタカナで書かないようにしていますが、現在の使われ方として「ブルース」も「ブルーズ」もありだと思うからです。迷うと原語、という一例です。
検証ということで、
約物と外来のカタカナ言葉についても書いてみましたが、言葉全体もオルタナティヴなものだと思っています。ですので、そうでない場合もあるという前提で句読点は普通に使いますが、これはいわゆるメールやメッセージではないので別にいいかな。
一方で、
美しいと思う文章があります。
例えば詩歌全般の言葉、
世阿弥の謡曲集、
宮沢賢治の童話、
三島由紀夫の学生時代の手紙、
ヴァージニア・ウルフの小説、
ときには森鴎外の文語調も……かなりランダムです。
外国語には明るくありませんが、ワーズワースを朗読するのは気持ちいいです。
What the radiance which was once so brightとすぐ出てくる一節。
つい先ほど、『ル・モンド』紙の記事でロベール・バダンテール氏（フランスの元司法大臣）の訃報が出ていましたが、とても美しい記事だと思いました。フランス語をよく分かっていませんが、うつくしさとはそういうものでもないように感じます。
ご冥福をお祈りします。
雑多に出しましたが、
それらに『構文』の存在を意識することはあまりないです。
もぐもぐと咀嚼したいなと思います。
言い回しや約物云々というのもありますが、文章についても「美しいか」というのが自分の物差しのひとつといえるのかもしれません。
自分が書けたらいいという理想ですけれど、ね。
それでは、今日は……
Queen『Hammer To Fall』
テイラー・スウィフトさんのことばかり書いていましたが、今はQueenもアダム・ランバートさんと来日していますね。Brian MayさんがいっぱいSNSに投稿していて、ついつい追ってしまいます。
見に行けない私が言うのもおこがましいですが、来週まで日本のライブが続きますね。応援しています。
すべてのプレイヤーに愛を込めて❤️
あ、絵文字。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 おからだ、おだいじに。
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