【目印を見つけるノート】629. 舞踏会には行けないけれど
クリスマスに奇跡が起きないかなあと、舞踏会に行けないシンデレラのようにお掃除をしています。
「かぼちゃの馬車は、ねずみの御者は、ドレスに靴は……」
はっ😓
(現実に戻る)
パン粉を使いきりたいので3日に一回は夕食ハンバーグです(揚げ物は今は気分ではない)。きっと今年中にハンバーグの達人になっていると思います😉
寒いです(自分比)。
昨夜は夜更かしして、『新・映像の世紀』(NHK)の再放送を見ていました。5と6だけですが😅
今世紀(6集)は記憶がある部分も多いのですが、リアルタイムではない前の世紀をおさらいできるのはいいですね。写真でしか知らないことも多いです。
ドキュメンタリーは軒並み見ているかもしれません。科学的なものも。『新・映像の世紀』の前後でしょうか、ニュースで火星の夜を初めて見ました。
そして、火星から見た地球を見ました。地球から見た月より小さいですが、地球から見える火星よりは大きい。
感動しました。この画像かな。
キュリオシティ先輩(探査機)、かわいい😆
NHKは好きです。ドキュメンタリーが多いから。
ふわああああ(欠伸)。
⚫
シンデレラは舞踏会でいちばん輝いて、王子に見初められるという奇跡を手に入れました。
クリスマスを目前にして思います。
奇跡とはどのようなものかなって。
私の前に魔法使いは登場しませんが、ゆっくり思い返してみると、素晴らしい出来事は起こっていたりするのです。
この前、『お城EXPO』に行った話を書きました。
そのとき、ちょうど福山城(広島県)と備中松山城(岡山県)のブースが向かい合っていたことを書きました。よくよく考えてみると、私が『お城EXPO』に行くようになって以降、備中松山城のブースを見つけたのは初めてだったのです。
私が行くようになってから、ということです。
何気なく「感無量だ」というようなことを書きましたが、いろいろ思い返して、「本当に書いてよかったなあ」と心から思えたのです。
小説を書いて作者が感無量になることはいくつもあるだろうと思います。
紙の本として版元さんから刊行される、
好意的な反応をたくさんいただく、
メディアで取り上げられる、
増刷に次ぐ増刷、
印税たっぷり、
ファンクラブができる、
映画やドラマやアニメになる、
海外で翻訳される。
ああ、いくつでも思いつきます。私はそのどれもないですが😅
初代福山藩主・水野勝成の小説を書こうと思ったのにはいくつか理由がありますが、いちばん大きかったのは、「荒れまくって追放されて寄る辺なく放浪していた人が、どうして真っ当になって、新藩をゼロから興すまでになったのだろう」という疑問があったからでした。それは、小説の紹介文でも書いています。
おりおり勝成さんと膝詰めで対話するような気持ちで書きました。
こと、この小説については、私は語り部、誤解を恐れずにいえば口寄せのようなものだと思ったりもします。歴史小説を書く方の中には、そのようなスタンスの方もいらっしゃるかもしれません。オカルトではないですよ😱
どちらかといえば、オカルトは好きではありません。
もとい、
ですので、主人公が喜ぶようなことは自分のことのように嬉しいのです。福山城の築城400年も、備中松山城が今日残っていることもです。
「書いてよかったな」としみじみ思います。
もちろん本になったりしたら言うことはないのですが、無料で公開していることで気軽に目にしてもらえるのはメリットだと考えています。
ここは語り部に徹して、
少なくとも来年いっぱいは、番外編を追加しながら書き続けます。
そのようなテーマに出会ったことが最高の奇跡かもしれません。
舞踏会にも行きたいですけれど👗👠😅
これからも、「書いてよかった」と思えるテーマに向かっていきたいです。
福山に行くときは岡山も一緒に回ります😉
願わくは今の状況がぱあっと晴れますように。
今夜の1曲です。
DAVID BOWIE『Heroes』
きのうのドキュメンタリーでベルリンの壁の両側に歌を響かせたボウイさんを見ていたのです。小さな意見やスタンスの相違はあるでしょうけれど、音楽は超えられる。
壁を超えることができる。
そんな風に信じられるシーンでした。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 夢は叶うと信じています。
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