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店舗設計士の日常

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ステキなお店作りのヒントや、コツなどをプロ目線からお伝えします。インテリアデザイナーとして過ごす日々の出来事や趣味の話も。
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2019年1月の記事一覧

溶けかけの氷

溶けかけの氷

少しずつだけれど調子が戻りつつある、気がする。

何かする前にメモをとったり、思いついたことを書いておいたり、アナログな作業を増やしたのが良いのかもしれない。

なるべく日中に歩いたり動いたりを増やして、頭は使わずに体を使うようにしたら気持ちが後から追いついてきている感じがある。

朝、2歳の娘が冷凍庫から勝手に取り出した氷がテーブルの上で溶けかけていた。

叱る案件なのだけれど、溶けかけの形が美

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復調の為のメモ

復調の為のメモ

復調するための方法をいくつか手探りで試していて、なんとかなりそうなものを見つけた。

まず、手が止まるのは何か特定の時だけで、日常生活の中では大丈夫らしい。

で、手が止まった時にそのまんま止まった時間が過ぎるのが1番精神的にマズそうなので、手の止まる事をとにかく避けた。

けど、できないことを避けたままだと一歩も進めずに詰むので、少しでもできることや無意識で動ける事を探ることにした。

日中の作

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悩みは夜に考えない

悩みは夜に考えない

相変わらず頭は回ってないし、やるべきことに手がつけられない。意識するほどに手が動かなくなる。

完全にメンタル的な問題っぽいし、あんまり弱音ばかり書くのも心配をばら撒いているようで気がひける。心配されたくて書くのは嫌なんだけれど、何を書くにも状況が状況だけにこんな感じになってしまう。

でもこのまんま不調だと言い続けていても状況は良くならないから、どうすればいいのかを回らない頭で考えている。

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忘れ物

忘れ物

調子が悪そうなのに落ち着いているのは、落ちた後は必ず昇ることがわかっているからかもしれない。

タイミング悪く僕の不調と妻の不調が重なったこともあり、昨日は仕事の手を止めて娘たちの送り迎えを僕がした。

珍しく遠足の日で、年中クラスと年長クラスで電車に乗ってちょっと遠くの大きな公園に行くらしい。

朝一番、すし詰状態の中央線に長女の手を引いて乗り込む。次女は抱っこ紐だ。

20年くらい前に山岳部だ

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蜘蛛の糸

蜘蛛の糸

調子の悪さが重なる時だから、無理をせずに思い切って休んでしまってもいいのではないか?

そう思うのはやまやまなのだけれど、中途半端な気持ちでうまくオンオフができずにいる。

もう少しで不調も抜けれそうなような、大丈夫なような気もしつつ、でもこの状態で長引くと仕事に支障も出てきていて、休むに休めない。

いっそ思い切って隔離して、仕事だけするような暮らしを、と思ったりもする。もちろん現実的にはその選

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言霊によるイップス

言霊によるイップス

言葉には暗示や洗脳の効果がある。

これはメモ書きや、こうしてnoteに書く言葉でもそうなんだろう。

一説には、脳は声に出したりメモに書いたり現実世界へのアウトプットをすることで、出てきたものを自分の意思だと認識するらしい。

だから、逆説的に言えばアウトプットしたものが意識に刷り込まれて、自分で認識して思い込むことで意思になる。

そこで問題なのは、これは何もポジティブな夢や目標だけじゃなく、

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生活のギアチェンジ

生活のギアチェンジ

自動車やバイクを運転したことがあるとわかるかもしれないけれど、ギアという仕組みは大きなパワーで遅い回転のものから、小さなパワーで早い回転のものに切り替わっていく。

最近は車もスクーターもほとんどオートマチックだから自分でギアの操作はしないのが主流なんだろうけれど、このギアの仕組みは生活とよく似ている気がする。

止まった状態から動くには1速。あんまり回転しなくてスピードは出ないけれど、動かす力は

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疲労困憊

疲労困憊

今週は荒波のような日々で、気づけば週末。まーったくタスクに手が追いつかず、心ばかり焦る日々です。。。

自分がもう一人いればなぁ・・・なんて事を思いつつ、そんな都合のいいチートなんてあるわけもなく。

とりあえずちょっと更新がヤバそうで、でも筆も乗らない。まぁ1日くらいは書かなくてもいいかなと思ったけれども、ここで止まると310日ちょいで連続更新が途絶えるわけで、何だかそれはそれで悔しくもある。

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ライティングセラピーという癒し

ライティングセラピーという癒し

このクソ忙しいし原稿落としてお待たせしている状況なのにnote書いている場合じゃなくないか?と自分でも思う。

毎日20分程度。でも1日20分を1週間なら140分。ざっと2時間半。

この時間があればもうちょい寝れるだろうし、仕事なら図面1-2枚、原稿1本は仕上がる。溜まったメールの返信も書けるだろう。

なのに、なのにだ。なぜ書くんだ?
毎日?ちょっと頭おかしいんじゃないだろうか?

これはほぼ

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モチベーションは外に持たない方がいい

モチベーションは外に持たない方がいい

最近というか、SNSをやっているとよく見かけるのが「いいねお願いします!」「良ければフォローしてください!」という文面だ。

これ、僕は結構前から不思議だったんだけれど、効果あるんだろうか?あるんだろうな、きっと。

noteでいうならスキの数とか、シェア数とかリツイート数とか、フォロー数とか。

こういうのを指標としてモチベーションの源泉にすると行き詰まりやすく感じる。リアルな暮らしだと何だろう

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世界はおまえが基準じゃない

世界はおまえが基準じゃない

感覚や経験値や記憶というのは個人差があるものだけれど、あたりまえなはずのその前提をすっとばしてつい相手も同じ価値観なんじゃないかと思い込みがち。

つまり、僕らは自分が世界の基準だと思い違いをして生きているって事なのかもしれない。

自分はこう思ってるから、きっと相手もこう思うはずだ。これもらったら自分なら嬉しいから、きっと相手だって嬉しいに違いない。こんなに美味しいのだからあの人だって美味しいと

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お金はお金を使う人に集まる

お金はお金を使う人に集まる

正月明け早々にZOZOの前澤さんがTwitterで100名に100万円が当たるお年玉企画を個人でブチあげてタイムラインが大喜利合戦になっている。リツイート数でも尋常じゃない記録的な伸びだそうだ。

100万円って今も昔もある程度の塊感として強いよね。

条件としてフォロー&リツイートなのでいわゆるキャンペーン企画ではあるのだけれど、肝心なのは【抽選方法・抽選スケジュール】が書かれていない点だと思う

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アイデアは空気中を漂っている

アイデアは空気中を漂っている

すっかり多忙な年初め、いきなり土日が来てくれたおかげでなんとかなるかと思いきや、5歳児ともうすぐ2歳児の自我がビンビンな子供たちがいるのを失念しておりました。。。

仕事、進まねぇ。。。

とりあえず色々と整理整頓していて、本来ならタスクを整理する時間すらもったいない状況なのだけれど、でも一歩立ち止まって状況整理&環境整備。

だいたいのミスや抜け・漏れって仕事場が片付いていない、やることをきちん

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日常の解像度〜和食器の究極系、応量器〜

日常の解像度〜和食器の究極系、応量器〜

日常生活はさまざまな暮らしの品々によって支えられているけれど、そのさまざまには普段は意識は向いていない。

でも、ちゃんと見つめ直してみると、その品々に先人たちの創意工夫が詰まっていて、奥に秘めた魅力に気づくと世界の見え方がちょっと変わったりする。

そんな、世界の捉え方の訓練を「日常の解像度」という不定期連載で書いている。

2019年ひとつめの日常の解像度、本日は僕たちの暮らしとは縁の深い器(

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