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新しいチャレンジ。量り売りのこと。

最近、「サステナブル」とか「エシカル」「SDGs」というワードをよく聞くようになりましたよね。

もはや、「エコ」「プラスチックフリー」「オーガニック」とかいった概念はトレンドになっていて、私たちの生活に入ってくるようになりました。

私も、そういった取り組みや商品を見かけたとき、
何となくよさそう、といった理由で、その本質はよくわからずとも生活に取り入れていました。

1.シャンプーの量り売りをやりたい。

私は旅が好きです。
そして、大学4年目の今まで、いろいろなところに出かけたり、何かと引っ越しも多く、「移動する生活」に慣れている方だと思います。

去年1年間は、主にシェアハウスと親戚の家の2拠点を行き来する生活をしていて、それぞれの拠点に生活に必要なものを半分ずつ置いて身軽に移動するスタイルを取っていました。

「シャンプーの量り売りをやりたい」
そう思ったのは、この2拠点生活がきっかけです。

ディスペンサーの類の空き容器はいろいろな種類のものが売っていたり、お家に使い切ったものがあったりして用途に合わせて選択できるけど、

中身は詰め替え用があったとしても、一般的に売られているのは500mlとか1Lとか。

もし、シャンプーが自分の必要な分だけ詰められる場所があれば…!
それぞれの家で詰め替えパック使わなくていいし、旅行行くのにも便利だし、お試しで使うこともできる!

普通に量り売り、便利じゃん~!

さらに、生活の中の「買い物」という欠かせない行動が、地球に優しいものになればいい事しかない…!そういったきっかけで、具体的に「量り売り」を知りたい、知っていく中で、環境課題にまつわるワードの本質もわかってくるんじゃないかって、思いました。

2.日本の量り売り

私のGoogleアラートには「量り売り」が追加され、WebやInstagramで、とにかく「量り売り」の事例を国内外問わず調べていきました。

やっぱりヨーロッパは環境保全先進国というだけあり、量り売りはスーパーなどでかなり浸透していて、「バルクショップ」という量り売り専門の小売店も多い印象です。というかヨーロッパだけでなく、北米やオセアニアは量り売り店多い。

日本は?

日本にも、量り売り店は冒頭に書いたような風潮のおかげで、近年で量り売りをするお店は急増しています。

京都に本社があり、東京にも量り売り店を展開する「斗々屋」は、「量り売り開業講座」を2020年から開講していて、受講者数はすでに300名を超えたそう。

私もこの分野について調べ始めてまだまだなので、日本全体の量り売り文化がどういった傾向にあるか、具体的には語れないのですが、見てきた中の印象は「日用品の量り売りはまだ少ない」ということ。

洗剤とか、シャンプーの量り売りもないわけではないけど、海外のように日用品専門の量り売りショップは、日本にはまだない気がします。(あったら知りたい)

じゃあ何が、この日本での日用品量り売り進出のネックになっているかというと、法律なんですよね。化粧品販売における薬機法といった使用成分や衛生面を規律する法律が日本は厳しく、化粧品のカテゴリ別にひっかからないかとか、容器の殺菌はどうするのか、成分表示ラベルが必須だったりとか。ここのハードルが高くて日本ではなかなか浸透しないそうです。

3.いま、チャレンジしていること

ちょっとしたきっかけで量り売りに興味を持ち始めてから、本当に何もわからないけど、とりあえず生の現場を見てみたいと思いました。

色々と情報をさがしていく中で、今私がいる福岡で量り売りをやっているとあるお店に行ってみて、そのあとメールでコンタクトを取りました。すると、嬉しいことに「量り売りの未来を一緒に考えられるなら、ぜひ」と、お返事を頂きました。(こんなワクワクするような言葉と、体験を人にいっぱい分けられるニンゲンになりたい)

後日、そのお店の代表の方と1時間くらいお話をして、福岡にいる残り短い間だけど、お店のことに関わらせていただけることに…!
そんでもって、いま具体的に何をしているかの一つを書くと、「化粧品/洗剤の量り売り店舗企画」をしています。

どんなカテゴリの、どのメーカーの商品を取り扱うのか。
どういった容器で、どういった仕組みで買ってもらうのか。
いくらで売るのか。

そもそも、その商品は法律的に量り売りできるの…?

こういったことをイチから考えて、調べて、聞いてみて…をやっています。私は小売り業界にはアルバイトで関わったくらいで、経営を専攻してるわけでもない。
「企画」といってもそもそもどうやって進めればいいのかもわからずに、聞きながら調べて、PCの前で「わからなすぎる~~~!!」と絶望してはいるんだけど、形になるところをふと想像したらニヤニヤの、毎日です。

なんで、このnoteを書こうかと思ったかというと、このゼロの状態から作っていく過程を残しておきたいということと、仲間やヒント、アイディアが欲しい!と思ったからです。

1月26日から、「海をまもる洗剤」という商品を作っている会社のクラウドファンディングが「2022年を量り売り元年にしよう!」というメッセージと一緒に、開始されています。

なんだか、色んなことが重なって、これは頑張りたい!と久々に思いました(笑)

以上、最近私が新しく始めたチャレンジのお話でした~!

ここまで読んでくださった方いたら、ありがとうございます^^









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