Naomi Iwata (O-bake)

クラシック音楽オタクが美術展鑑賞にハマり、鑑賞記録をここに残すようになって5年目になり…

Naomi Iwata (O-bake)

クラシック音楽オタクが美術展鑑賞にハマり、鑑賞記録をここに残すようになって5年目になります。 名古屋市内やその周辺で開催された美術展に足を運んではレビューを書いています。趣味が高じて、この春から美術関連のライターとしてお仕事を受けるようになりました。

マガジン

  • 美術展めぐり

    実際に足を運んで見に行った美術展の感想を書き留めています。

  • お仕事告知コーナー

    これまでに美術展ナビで掲載された記事が一覧できるコーナーです。

  • びおら弾きの哀愁

    びおらとクラシック音楽に関する覚え書き

記事一覧

お仕事紹介コーナーです。名古屋市美術館にて「𠮷本作次 絵画の道行き」を取材してきました。初期のダイナミックな作風から現在の濃密な画面に至るまでの道行きをたどる展示です。見るほどに味わい深い作品が並びます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240416-AEJ1990258/

ちょっと山までアートを撮りに。

今日は天気が良い日曜だったので、電車を乗り継ぎ、みのかも文化の森まで行ってきました。目的は「みのかもannual 2024」。毎年そこで行われている現代美術作家のグループ…

お仕事告知コーナーです。6月9日まで、名古屋市立科学館の地下2階で「海展」開催中。地球上のあらゆる生命を育んできた海への愛がたっぷり詰まった展示です。子どもから大人まで「へぇ~!」の連続かも。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240329-AEJ1946234/

1

お仕事告知コーナーです。愛知県美術館✕愛知県陶磁美術館のすてきなコラボ展示を取材してきました。4人4様のテーマ設定でオムニバス形式なのですが、短編連作を読んでいるよう。組み合わせの妙があり、味わい深い展示です。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240320-AEJ1926692/

ひたすら「いい…」と呟ける場所

ようやく春めいてきたかと思える3月半ば、古川美術館別館の爲三郎記念館で開催中の「Scenery―景色とつながる4つのメソッド」を見てきた。 爲三郎記念館というのは、映画…

2

思ったより長かった

もうじき、仕事を変えてから1年。忙しいことには変わりないけれど、忙しさの質が変わって、メンタル的に楽になった。楽というか、本来あるべき状態にもどったのだと思う。…

1

お仕事紹介コーナーです。明治初期、洋画が生まれた時代に三重で美術教師を勤めた若き画家たちの紹介。停車場になぞらえた章立てが素敵。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240306-AEJ1903304/

お仕事紹介です。人気のガウディ展、色々あってレビューを出したのが残りわずかなこのタイミング。ラストスパートですよ、あっ、まだ見てない!と言う方はお急ぎ下さい。圧巻は、外尾悦郎氏による生誕の門の天使たち。実物の石膏モデルが来ています。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240229-AEJ1893572/

中国茶を楽しむだけのつもりだったのに

職場の仲間でプチ女子会をしよう、という話が出たのが先週のこと。長久手に小さなイベントスペースがあり、そこで開催される企画に参加してみないかと声をかけられ、二つ返…

4

祭りだ祭り!

2月の後半で「祭り」といえば、ああ、国府宮のはだか祭りね、となるのが普通だが、ここで取り上げるのは「弦祭」。弦祭(げんまつり)というのは、弦楽器奏者のためのワーク…

10

ライト展の興奮が冷めやらぬうちに、次の展示が始まった豊田市美術館。キレッキレの現代作家の作品が並びます。愛とユーモアを込めてミュージアムの可能性を語る「未完の始まり―未来のヴンダーカンマー」展です。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240210-AEJ1855028/

お仕事告知コーナーです。
SNSでヤバいと囁かれていた碧南市藤井達吉現代美術館「顕神の夢―幻視の表現者」のレビュー記事を公開しました。実際、理性の蓋がこじ開けられるレベルの危険度でした。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240205-AEJ1846394/

お仕事告知コーナーです。新年最初の取材はこちら。江戸時代の脳トレ「判じ物」の展覧会でした。洒落や言葉遊び、風俗や流行り物など、当時の文化を垣間見ることができます。図書コーナーやレストランと合わせて楽しめます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240113-AEJ1800433/

2

「表現」という行為の芯にあるもの

本日はアートから少し離れて、このようなワークショップに参加してきた。 「俳優を目指さない人のための演劇ワークショップ」(長久手市文化の家) 結論から言うと、とても…

3

2023年振り返りアート編

三が日も終わり、いつまで振り返りやってるんだ?という時期に差し掛かっていますが、これをやらないと落ち着いて先に進めないのでとにかく書いてしまいます。 とうとう趣…

11

お仕事紹介コーナーです。
新年最初の記事は、旧名古屋ボストン美術館で開催中の「オルゴールミュージアム展」です。めっちゃ充実していて、夢の世界へと誘われます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20231228-AEJ1779946/

1

お仕事紹介コーナーです。名古屋市美術館にて「𠮷本作次 絵画の道行き」を取材してきました。初期のダイナミックな作風から現在の濃密な画面に至るまでの道行きをたどる展示です。見るほどに味わい深い作品が並びます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240416-AEJ1990258/

ちょっと山までアートを撮りに。

ちょっと山までアートを撮りに。

今日は天気が良い日曜だったので、電車を乗り継ぎ、みのかも文化の森まで行ってきました。目的は「みのかもannual 2024」。毎年そこで行われている現代美術作家のグループ展で、屋外展示というのがポイントです。今、岡崎市美術博物館で開催中の「ひらいて、むすんで」で作品を出している植松ゆりかさんも参加しているので要チェック。

舞台となる「みのかも文化の森」は、その名の通り森(というか山)の中にあり、

もっとみる

お仕事告知コーナーです。6月9日まで、名古屋市立科学館の地下2階で「海展」開催中。地球上のあらゆる生命を育んできた海への愛がたっぷり詰まった展示です。子どもから大人まで「へぇ~!」の連続かも。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240329-AEJ1946234/

お仕事告知コーナーです。愛知県美術館✕愛知県陶磁美術館のすてきなコラボ展示を取材してきました。4人4様のテーマ設定でオムニバス形式なのですが、短編連作を読んでいるよう。組み合わせの妙があり、味わい深い展示です。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240320-AEJ1926692/

ひたすら「いい…」と呟ける場所

ひたすら「いい…」と呟ける場所

ようやく春めいてきたかと思える3月半ば、古川美術館別館の爲三郎記念館で開催中の「Scenery―景色とつながる4つのメソッド」を見てきた。

爲三郎記念館というのは、映画配給会社ヘラルド映画創設者として知られる実業家・古川爲三郎さんの住まいだった数寄屋作りの邸宅を、展示ができるようにした施設。名古屋の池下という高級住宅街の中にあるのだけども、街なかにあるとは思えない立派な庭園を囲むように建てられ、

もっとみる
思ったより長かった

思ったより長かった

もうじき、仕事を変えてから1年。忙しいことには変わりないけれど、忙しさの質が変わって、メンタル的に楽になった。楽というか、本来あるべき状態にもどったのだと思う。それが目に見えてわかるのが、生活リズムの正常化。最近ようやく夕食後の寝落ち生活から抜け出せたと思えるのだ。

ちょっと前までのパターン▶
夕食後に抗えない睡魔に襲われソファで寝る→夜中の3時とか4時に起きて食器を洗い、風呂で自分も洗って寝る

もっとみる

お仕事紹介コーナーです。明治初期、洋画が生まれた時代に三重で美術教師を勤めた若き画家たちの紹介。停車場になぞらえた章立てが素敵。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240306-AEJ1903304/

お仕事紹介です。人気のガウディ展、色々あってレビューを出したのが残りわずかなこのタイミング。ラストスパートですよ、あっ、まだ見てない!と言う方はお急ぎ下さい。圧巻は、外尾悦郎氏による生誕の門の天使たち。実物の石膏モデルが来ています。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240229-AEJ1893572/

中国茶を楽しむだけのつもりだったのに

中国茶を楽しむだけのつもりだったのに

職場の仲間でプチ女子会をしよう、という話が出たのが先週のこと。長久手に小さなイベントスペースがあり、そこで開催される企画に参加してみないかと声をかけられ、二つ返事でOKしたのだった。内容は紙漉きのワークショップと中国茶によるもてなし会。

最初、ワークショップは席の空きが少なかったため、1人が参加し、残る2人はお茶を楽しみながらワイワイ冷やかす予定だった。ところが参加当日になると、不思議なことにキ

もっとみる
祭りだ祭り!

祭りだ祭り!

2月の後半で「祭り」といえば、ああ、国府宮のはだか祭りね、となるのが普通だが、ここで取り上げるのは「弦祭」。弦祭(げんまつり)というのは、弦楽器奏者のためのワークショップで、1回完結型というところが面白い。毎回参加してもいいし、1回限りでもよい。1回で完結させるので、曲は短い曲や楽章を取り上げて練習し、仕上げとして通しで録音する。後日、録音した音源を参加者で共有する。詳しくはこちら

1回で完結と

もっとみる

ライト展の興奮が冷めやらぬうちに、次の展示が始まった豊田市美術館。キレッキレの現代作家の作品が並びます。愛とユーモアを込めてミュージアムの可能性を語る「未完の始まり―未来のヴンダーカンマー」展です。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240210-AEJ1855028/

お仕事告知コーナーです。
SNSでヤバいと囁かれていた碧南市藤井達吉現代美術館「顕神の夢―幻視の表現者」のレビュー記事を公開しました。実際、理性の蓋がこじ開けられるレベルの危険度でした。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240205-AEJ1846394/

お仕事告知コーナーです。新年最初の取材はこちら。江戸時代の脳トレ「判じ物」の展覧会でした。洒落や言葉遊び、風俗や流行り物など、当時の文化を垣間見ることができます。図書コーナーやレストランと合わせて楽しめます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20240113-AEJ1800433/

「表現」という行為の芯にあるもの

「表現」という行為の芯にあるもの

本日はアートから少し離れて、このようなワークショップに参加してきた。

「俳優を目指さない人のための演劇ワークショップ」(長久手市文化の家)

結論から言うと、とても面白い体験だった。演劇なんて未知の世界だし、やっぱり止めといたほうがよかったかも…と参加するまで少々気が重かったものの、いざ始まってみると、とてもクリエイティブな時間となった。

何が良かったかって、体を動かすワークや簡易なゲームを数

もっとみる
2023年振り返りアート編

2023年振り返りアート編

三が日も終わり、いつまで振り返りやってるんだ?という時期に差し掛かっていますが、これをやらないと落ち着いて先に進めないのでとにかく書いてしまいます。

とうとう趣味が仕事に?

2023年の4月より、美術展ナビさんへ寄稿させていただくことになりました。名古屋市内外の美術展を取材して、レビュー記事を書いています。やっていることはこれまで趣味で続けてきた美術展レポートの延長線上にありますが、自分の感想

もっとみる

お仕事紹介コーナーです。
新年最初の記事は、旧名古屋ボストン美術館で開催中の「オルゴールミュージアム展」です。めっちゃ充実していて、夢の世界へと誘われます。
https://artexhibition.jp/topics/news/20231228-AEJ1779946/