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共テや私大の公民(倫理、政治経済、現代社会)でコスパとタイパよく高得点を取る方法

公民3科目についての解説

共通点

 日本史B、世界史Bはおろか地理Bよりも問われる知識量は少ないので、短期間で高得点が狙える。
 ただし、多くの文系学部や理系の難関大学、医学部医学科などでは選択ができない場合が多いです。
 あらかじめ志望大学の指定科目を確認しましょう。
 また、私立大学の場合は政治・経済以外を選択できる大学は稀です。その政治・経済も法学部や経済学部など社会科学系の学部での選択がほとんどです。

倫理

 古代から近代にかけての思想について学びます。歴史の知識があると勉強がしやすいです。
 また、現代の課題や青年期の葛藤なども心理学的な部分も勉強します。
 リード文の読解が必要な問題も数問出題されるため、現代文が得意であれば3か月ほどで共通テストで8割は安定しますし、半年以内に共通テストで9割獲得も現実的なラインです。

政治・経済

 名前の通り政治分野と経済分野の2つを学びます。時事的な知識や社会常識があると勉強効率が高い科目です。
 グラフの読み取りや計算問題も数問出題されるので、それらが得意であれば3か月ほどで共通テストで8割は安定しますし、半年以内に共通テストで9割獲得も現実的なラインです。

現代社会

 公民の科目を浅く広く勉強する科目ですが、政治経済分野が7~8割ほどを占めています。倫理的な分野や固有分野は数が少なく政治経済分野の攻略ができれば高得点が狙えます。
 各分野で必要な知識は浅いのですが、分野が広く得点の安定化が困難です。
 ただし、共通テストで7割を目指すのであれば、最も早く到達できるので最終手段としての科目選択はありです。
 8割以上を狙う場合は上記2科目を選択しましょう。

選択する際の注意点

 繰り返しになりますが、公民の3科目は選択不可の大学や学部が多いため、志望校や学部を事前に調べましょう!
 政治経済以外の科目は私立大学で入試科目として選択不可な場合が多いです。
 また、政治経済であっても法学部や経済学部のように社会科学系の学部でなければ選択できない場合が多いので、そちらも注意しましょう。
 難関国公立大学の場合は共通テストの公民科目を「倫理、政治・経済」のみとしている場合もあります。
 2次試験では選択できない大学が多い点も注意しましょう。

1,2年生向けの勉強スケジュール

 2年までは定期テストや長期休暇の時期を使って復習をするくらいで大丈夫です。英数を中心に勉強しましょう。

 英数の勉強に余裕がある文系生であれば国語や他の社会科の勉強をしましょう。公民科目は短期間での完成が可能です。

 3年になるまでは他の科目を優先して勉強し総合得点を伸ばしましょう!

 特に、理系の方は理科の勉強や数学のさらなる問題演習を優先してください!

 英数が完成していれば、3年からでも間に合います。

3年生向けの勉強スケジュール

 目安ではありますが、今までの授業ややさしめの参考書を使って冬休み前までに共通テストで60点が取れるように勉強しましょう。

 それ以降は頑張って85点が取れるように勉強をすれば大丈夫です。

 共通テストを目安にすると、公民科目は80点までは歴史や地理などよりも簡単に早く取れますが、85点以上を安定して取るのは難しい科目が多いです。

 80点が取れた段階で、他の科目に学習時間を振り分けることをお勧めします。

公民科目選択の問題点と対策

 私立で選択できる科目は政治経済であることがほとんどです。私立大学の社会は日本史や世界史、政治経済だと思っておいて問題ありません。

 また、国公立大学の場合は公民科目が2次試験で選択できないことが多く、共通テストでも難関大学では、「倫理、政治・経済」以外の公民科目が選択不可の場合があります。

 受験したい大学の入試科目を調べて効率よく勉強しましょう。


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