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共テの「倫理、政治・経済」でコスパとタイパ良く高得点を取る勉強法

「倫理、政治・経済」の性質

 「倫理、政治・経済」公民科目の倫理と政治・経済の2科目を合体した科目です。
 
これら2科目を合体させると単位数で地歴Bと同等の分量となるため、地歴との整合性をとるために作られた科目となります。

 必要な知識量は、地理Bより多く日本史Bや世界史Bと比べて少くなります。

 注意点として、難関大学の公民は、文理問わず「政治経済・倫理」しか選択できない場合があります。大学の選択可能科目はチェックしてくださいね。

 他の公民科目と異なり学習量が2倍近くになるため、「政治経済・倫理」を選択しなくても受験できる大学であれば、他の3科目から公民分野を選択した方が負担は少ないです。

 また、私立大学では採用していない大学や学部が多いので、あらかじめ志望校の科目を調べておきましょう。
 法学部や経済学部などの社会科学系の学部であれば政治経済が採用されている場合も多いです。

1,2年生向けのスケジュール

 2年までは定期テストや長期休暇の時期を使って復習をする程度で大丈夫です。英数を中心に勉強してください。

 英数の勉強に余裕がある文系生であれば、3年にあがるまでに定期テストで80点分くらい取れるような復習を終わらせてもいいと思います。テストを解きなおして80点取れればよしとして大丈夫です。

 授業がない方は英語と数学に時間を割きましょう。地理は3年から頑張っても十分に間に合います。

 社会科を2科目使う場合は日本史Bや世界史Bを選択した場合、そちらを2年の冬休み明けから勉強しましょう。

 理系の方は理科の勉強や数学のさらなる問題演習を優先してください!

 英数が完成していれば、3年の夏からでも間に合います。

3年生の勉強スケジュール

 目安ではありますが、今までの授業ややさしめの参考書を使って夏休みまでに共通テストで60点が取れるように勉強しましょう。

 それ以降は頑張って85点が取れるように勉強をすれば大丈夫です。

 共通テストを目安にすると、公民科目は80点までは歴史よりも簡単に早く取れますが、85点以上を安定して取るのは難しい科目が多いです。

 80点が取れた段階で、他の科目に学習時間を振り分けることをお勧めします。

 私立大学では政治経済以外の公民分野の科目を選択できない場合がほとんどです。

 国公立大学の個別試験でも公民分野を選択できない場合がほとんどなので、そこを念頭において学習計画を立てましょう。

3分野の性質について

 倫理、政治・経済は3つの分野に分かれ、それぞれで学習内容や出題傾向が異なります。
 そこまで気にしなくてもよいですが、頭に入れておくと役に立つかもしれません。

 政治分野は細かい数字をしっかり覚えてください。任期何年とか何分の何の賛成とか、様々な数字が出てきますのでそれをしっかり覚えましょう。あと細かい説明の違いも問われます(指名と任命の違いetc)

 経済分野は理屈を理解して下さい。様々な理論(数学や物理で言う公式)を覚えていることを前提に問題が出題されます。数問ではありますが、解けるようになると高得点が取れます。

 倫理分野はその人の言葉やキーワードだけでなく、どのように考えたのかもしっかり覚えておいてください。用語の知識だけでは解けない問題も出るので、余裕があればそのような点も覚えてください。

 その他、倫理科目の青少年や心理などの分野もあるのですが、出題数が少ないので後ほど別途に覚えましょう。


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