Andy

ボクとご主人さまの、ゆるっとした日々を書いていこうと思ってます。

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記事一覧

おじいさん

この前、ボクの虹の橋に、懐かしい人がやってきました。 ボクと数年一緒に住んで可愛がってくれたおじさん。 ご主人さまのお父さん。 その人は、おじさんからおじいさん…

Andy
2か月前

告白

実はボクは、もうずっと前に死んでしまって、 この世にはいません。 一緒に過ごした時間、 ご主人さまがとても可愛がってくれたので、 今もご主人さまの傍にいることが…

Andy
5か月前
1

黄昏

そう言えば、 ボクがご主人さまと呼んでいるこの人を、 この子、3歳の妹は、お母さんと呼んでいるのな。 。。。 甘えさせて貰ってるんだな。 それに、ボクがご主人さ…

Andy
1年前
2

久しぶり。 何年ぶりかで、ここに来たい感情になりました。 ここを留守にしている間、 ご主人さまには色々な事がありました。 どうも、新しい家族、わんこを迎えたよう…

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3年前
1

さんぽ 7

キツネが去ったあと、 我に帰ったご主人さまは、 「…ホントにしっぽ太かったね」とか、 「…何で動物園のより、全然まるまるしてるんだろう」 とかボクに話しかけたり…

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10年前
2

さんぽ 6

しばらく夢心地で景色を堪能しながら歩いて、 更に上に登ろうとしたその時、 10mほど先で、ガザガザっと物音が。 まさかっ!イノシシっ!?(汗) ひるみながら見上げ…

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10年前

さんぽ 5

恐る恐る登りだすと、 気持ちのいい音が聞こえてきます。 竹と竹が当たる音。 笹がサラサラとこすれる音。 ほどなく、竹林に踏み込んだ、 ボクたちの目に飛び込んで来…

Andy
10年前
1

さんぽ 4

この辺りの山はイノシシが出るって 聞いたことがあるね。 今日はすぐ帰るつもりだったから、 ご主人さまは携帯も持ってないし、 もしかして、ヘビとかもいるかもしれな…

Andy
10年前

さんぽ 3

いつもと違う道を歩いて、 ほどほどの発見や満足感に浸りながら そろそろ帰りの道に差しかかった時、 ふと見ると「←こちら○○山文殊菩薩東巡回道」 という立て札が。…

Andy
10年前
1

さんぽ 2

いつもは、うちから、のどかな方へ向かって 川沿いの道を行きます。 コースはその時々で気ままに。 時間も適当。 今日は途中まではいつもの道を歩いて、 立ち止まって…

Andy
10年前
1

さんぽ 1

冬の間、寒いのが大の苦手なご主人さまは、 ほとんど機能停止になるので、 春になってやっと、 天気がいい日を見つけては、ボクとさんぽに出かけています。 ボクの住ん…

Andy
10年前
おじいさん

おじいさん

この前、ボクの虹の橋に、懐かしい人がやってきました。

ボクと数年一緒に住んで可愛がってくれたおじさん。

ご主人さまのお父さん。

その人は、おじさんからおじいさんになっていました。

良かった、長生きしたんだね、、、

山の中で走り回っていっしょに遊んでくれたね、

仕事から帰って来た車の横を、

ボクは走って、毎日お迎えしていたよね。

やっとこっちに来てくれた、ボクが待ってる虹の橋。

3

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告白

告白

実はボクは、もうずっと前に死んでしまって、

この世にはいません。

一緒に過ごした時間、

ご主人さまがとても可愛がってくれたので、

今もご主人さまの傍にいることができるんです。

毎日、隣りに居るけれど、

ご主人さまは気付いていないでしょう。

ボクは、ご主人さまの心を通じて、

この世の出来事を一緒に感じることができています。

そして、今でも時々ボクを思い出して、泣いているのを知ってる

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黄昏

黄昏

そう言えば、

ボクがご主人さまと呼んでいるこの人を、

この子、3歳の妹は、お母さんと呼んでいるのな。

。。。

甘えさせて貰ってるんだな。

それに、ボクがご主人さまに出会ったのは

ご主人さまが、まだ大学生の時だもの。

仕方ないよね、

まだ結婚もしていない若いご主人さまだった。

お母さんとボクと言うよりは、

楽しい友だち同士って言う関係だったね。

そうか、あの時から

もう、30

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久しぶり。

何年ぶりかで、ここに来たい感情になりました。

ここを留守にしている間、

ご主人さまには色々な事がありました。

どうも、新しい家族、わんこを迎えたようです。

ご主人さまは、それはそれは凄い可愛がりようで、

もう3歳になるようです。

ボクの妹にあたるこのわんこは、

赤ちゃんの保護犬でうちに迎えられました。

ボクと一緒さ。

そしてご主人さまは、

ボクと似た模様のこの子に

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さんぽ 7

キツネが去ったあと、

我に帰ったご主人さまは、

「…ホントにしっぽ太かったね」とか、

「…何で動物園のより、全然まるまるしてるんだろう」

とかボクに話しかけたりして、

幻想的な景色の中、

人生初体験のことが起こったことに、

もう、仏像を訪れることは

どっちでも良くなっているようでした。

ここに住んで十数年。

生まれた地元ではないけども、

道や場所は憶えてきたつもりなのに、

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さんぽ 6

しばらく夢心地で景色を堪能しながら歩いて、

更に上に登ろうとしたその時、

10mほど先で、ガザガザっと物音が。

まさかっ!イノシシっ!?(汗)

ひるみながら見上げると

なんと!キツネっ!!野生っ!!

中型犬のボクより少し大きな、

まぎれもないキツネは、

野生の鋭いまなざしをこちらに向けました。

びっくりして動けないご主人さまを見切ったように一瞥すると、

堂々とボクたちの前を横切

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さんぽ 5

恐る恐る登りだすと、

気持ちのいい音が聞こえてきます。

竹と竹が当たる音。

笹がサラサラとこすれる音。

ほどなく、竹林に踏み込んだ、

ボクたちの目に飛び込んで来たものは、

360度すべて竹で囲まれた世界。

圧巻でした。

今まで、美しい壁紙やネットの写真などでしか

見たことのないような、幻想的な景色の中に

ボクとご主人さまだけで立っていると思うと、

この感激を誰かに伝えたい。

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さんぽ 4

この辺りの山はイノシシが出るって

聞いたことがあるね。

今日はすぐ帰るつもりだったから、

ご主人さまは携帯も持ってないし、

もしかして、ヘビとかもいるかもしれないし、

ここにいること誰も知らないから、

襲われて動けなくなったら、死ぬかも!(いやマジで)

と思ってるんだろうか。

でも、ボクは知っています。

ご主人さまが無類の仏像フェチだってこと。

この好奇心をそそる状況を、

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さんぽ 3

いつもと違う道を歩いて、

ほどほどの発見や満足感に浸りながら

そろそろ帰りの道に差しかかった時、

ふと見ると「←こちら○○山文殊菩薩東巡回道」

という立て札が。

それは竹林が群生している小さな山を指しています。

この山は、ボクはずっと前から知っているけれど、

ご主人さまはいぶかしげ。

いざ入ろうとすると、

ご主人さまは、

人がひとり通るか通れないかの山道をながめて、

行くかや

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さんぽ 2

いつもは、うちから、のどかな方へ向かって

川沿いの道を行きます。

コースはその時々で気ままに。

時間も適当。

今日は途中まではいつもの道を歩いて、

立ち止まって、川のカモちゃんたちをじっと見たり、

おっ、十数羽いるのが全部つがいになってるぞ!

春だなぁ、、、

もうすぐ、コガモちゃんたちがおかあさんの後をついて泳ぐ

あの愛らしい姿が見れるね(♡)

なんて思いながら。

あまりにも

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さんぽ 1

冬の間、寒いのが大の苦手なご主人さまは、

ほとんど機能停止になるので、

春になってやっと、

天気がいい日を見つけては、ボクとさんぽに出かけています。

ボクの住んでいるところは、とある地方。

大きな国道も通ってはいるけれど、

5分も歩くと、山や昔ながらの川、

今頃からは緑が茂り、野生の草花や虫たちに出会える

まあまあの田舎です。

今日は、あまりに天気がよかったのでしょう、

めずら

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