さんぽ 3

いつもと違う道を歩いて、

ほどほどの発見や満足感に浸りながら

そろそろ帰りの道に差しかかった時、

ふと見ると「←こちら○○山文殊菩薩東巡回道」

という立て札が。

それは竹林が群生している小さな山を指しています。

この山は、ボクはずっと前から知っているけれど、

ご主人さまはいぶかしげ。

いざ入ろうとすると、

ご主人さまは、

人がひとり通るか通れないかの山道をながめて、

行くかやめるか、しばらく逡巡していました。

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