ぬりえラボのnote

ぬりえラボは福祉施設でのアート活動のために制作したオリジナル塗り絵を公開しているサイト…

ぬりえラボのnote

ぬりえラボは福祉施設でのアート活動のために制作したオリジナル塗り絵を公開しているサイトです。塗り絵の活動記録や制作過程、塗り絵と福祉などについて綴っています。2023年春からは英語学習の場としても活用しています。  ぬりえラボHP https://nurielab.org

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素敵に塗っていただきました2023

年始に昨年の活動をnoteでふりかえる恒例も、 第4回目になりました。 さてさて2023年はぬりえラボにとってどんな年だったかな。 冒頭でいきなり総括しちゃいますと、 良い出会いにめぐまれ、良いお付き合いが続き、 という1年だったなあと、 有難く感じています。 関わって下さった方、関心を寄せてくださった方に 感謝が尽きない気持ちです。 ぎふママルシェの塗り絵イベント 10月23日晴天。 岐阜県瑞穂市サンコーパレットパークで開催された 「ぎふママルシェ」。 子育てママさ

    • ぬりえラボのペーパークラフト部・2024年の作品

      2024年の引き続きペーパークラフトのお花の制作にはげんでいます。 絵画講座を週に一回している子ども療育施設さんの、 エントランスに設置している「ご自由ににお持ちかえりくださいbox」。 みなさんに喜んでいただけるのがうれしくて、 せっせと今年も作っています。 紙ナプキンで作る白い花こちらは別記事で詳しく書いているのですが、 こちらでもご紹介。 これ、喫茶店や飲食店にあるペーパーナプキンでつくりました。 以外にも透ける薄さと白さが黒背景に映えて、 フォトジェニックな作品

      • 紙ナプキンでつくる白い花

        いつでもどこでも、なにか作ってたい。 手造り好きさんにはこの気持ち、 共感してもらえるのではないかと思います。 そしてこのたび、その願望をかなえる方法をひとつ思いつきましたので 共有させていただきますね。 コーヒーショップや飲食店にかならずある紙ナプキン。 あのパラリとしたさわりごごちは、 これまでも長く、わたしの手遊びの餌食ではあったのですが、 このたびひらめきまして、 「そっか、水で濡らせば形がつくれる」。 コップの水をテーブルに、 表面張力で直径1~2センチくら

        • ぬりえラボのペーパークラフト部・2023年作品その2

          塗り絵や絵画の指導しているぬりえラボでは、 絵画だけではなく、ペーパークラフトも活動に取り入れています。 とくにお花づくりは人気の活動です。 できあがったお花は持ち帰って飾ったり、プレゼントしたり、 楽しみ方はいろいろです。 季節にあわせて制作している作り方の例、作例の作品は、 子ども福祉施設のエントランスに設置した 「ご自由にお持ちかえりくださいBOX」にかざり、 訪れる皆さんに持ち帰っていただき、好評をいただいています。 昨年はひとつの記事で1年分の制作例をご紹介し

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        素敵に塗っていただきました2023

          ぬりえラボのペーパークラフト部・2023年の作品その1

          ということでペーパークラフト熱は2023年も継続しています。 塗り絵や絵画の指導をいろいろな場所で行っているぬりえラボ。 絵画だけではなく、シンプルなペーパークラフトも活動に取り入れています。 お絵かきという平面の作業だけでは、 活動の時間が単調になってしまうこともあります。 お花づくりはそこに変化をプラスし、 できあがったお花は持ち帰って飾ったり、プレゼントしたり、 楽しみ方はいろいろです。 季節にあわせて制作している作り方の例、作例の作品は、 子ども福祉施設のエント

          ぬりえラボのペーパークラフト部・2023年の作品その1

          素敵に塗っていただきました2022

          ということで2022年が暮れ、2023年が明けました。 毎年のぬりえラボの活動の振りかえりをnoteでしようと決めて、 1年を振り返ることで、今の在り方の現在地を知る、 みたいな機会になればいいなと思い、 もう早いもので3回目を迎えます。 さてさて2022年は、どんな年だったかな。 「シチリアを征服したクマ王国の物語」キャンペーンぬりえ年の初めにご依頼をうけて取り組んだ、映画の広報のためのぬりえキャンペーンの公式ぬりえの制作でした。 日仏合作のアニメーション映画「シチリア

          素敵に塗っていただきました2022

          ぬりえラボのペーパークラフト部(お花のつくりかた)

          福祉施設での塗り絵の活動のために制作したオリジナル塗り絵を公開している〔ぬりえラボ〕です。 活動の合間にいつも、ペーパークラフトができるように準備しています。 絵画だけにこだわらず、つくることの楽しさを体験してもらいたいからです。 道具は身の回りにあるもの。 はさみ・のり・できれば木工用ボンド。 お弁当についてくる竹のお箸とつまようじも便利な道具になります。 材料は工作をしたときに残った色画用紙の余り紙。 コピー紙や包装紙などでも作れます。 この記事ではお花づくりの基本

          ぬりえラボのペーパークラフト部(お花のつくりかた)

          ぬりえラボのペーパークラフト部・2022年の作品

           お仕事として塗り絵と絵画を中心とした指導をしています。ぬりえラボです。 紙に絵を描くだけでは、活動が単調になってしまうので、 選択肢としていつでも紙工作ができるようにしています。 メインで作っているのは紙のお花。 施設にたくさんある工作で使った色画用紙の切れはし。 それを活用したペーパーフラワーを、 いつでも作れるように準備しています。 2022年の春から施設のエントランスに 「ご自由にお持ちかえりください」BOXを設置。 子どもたちが活動で作ったお花といっしょに、 私

          ぬりえラボのペーパークラフト部・2022年の作品

          素敵に塗っていただきました2021

          2021年は、ぬりえラボのホームページを開設して3年がたち、いろいろな方にオリジナル制作の無料塗り絵を楽しんでいただけるようになった年になりました。 全く私がこういった活動をしていることを知らないはずの、職場に定期的に顔をだされる営業の方から、 「もしかしてぬりえラボ、やってらっしゃいます?」と尋ねられ、 話を聞くと、奥さんがぬりえラボのサイトを気に入ってくださって、よくお子さんが色塗りをされているんだそう。ホームページを見てみると「たぶんこの人、知ってる」となったんだ

          素敵に塗っていただきました2021

          YUI CHOCOLATE さんのパッケージデザイン

          オリジナルビーントゥバー(Bean to Bar)のチョコレートブランド、YUI CHOCOLATEさん。 その担当の方からご連絡をいただいたのは、2020年の年の瀬でした。 ぬりえラボの塗り絵をチョコレートのパッケージデザインに使用できないか、という打診。 そしてYUI CHOCOLATEさんで製造その他のお仕事をされているのは、埼玉県草加市にある「就労継続支援B型 YUI WORK」の利用者のみなさん。 利用者さんが、ぬりえラボの塗り絵に色を塗り、それをチョコレー

          YUI CHOCOLATE さんのパッケージデザイン

          素敵にまとめていただきました2021

          オリジナルぬりえの無料配布サイトをはじめて、そろそろ4年が経とうとしています。 ホームページをつくってすぐの頃の目標は 「まとめサイトにまとめてもらう」でした。 なにか調べ物をするときに便利なまとめサイト。わたしもよくお世話になっています。 たとえば「無料塗り絵」で検索したとして、上位に表示されるのは塗り絵のサイトではなく、塗り絵のまとめ記事なのですね。 「たくさんの方に知ってもらうには、こういうまとめサイトに載せてもらうのが大事なんだなあ」と思っていました。 そ

          素敵にまとめていただきました2021

          浮世絵ぬりえシリーズ

          2021年のnote振りかえり2022年が明けまして、ひさびさのnoteの投稿です。 noteをはじめたのは2020年の年末、ちょうど1年前でした。オリジナル塗り絵の無料配布サイトを始めて3年。ブログは2年と数か月という時期。 2020年は「塗り絵」というジャンルが注目された年でもありました。 おうちでの膨大な時間の過ごし方のひとつとして、私が運営しているサイトも多くの方に関心を持っていただきました。 冬の休暇でもあるし、ブログに書くほどでもないけれど覚えておきたいこと、

          浮世絵ぬりえシリーズ

          水彩画から輪郭線をとりだして塗り絵にしてみました。

          塗り絵をつくるときは、白い紙にペンで線をひきます。色塗りをするための図なので輪郭線で囲むように形を描いていきます。 これが当然と疑ったことはありませんでした。 そして今年になってはじめたデジタル描画。ちょっと経験してみて リアルな絵の具の表現のほうがまだまだ勝ち。でも拡大縮小は便利。 トライ&エラーのやりやすさは特筆もの。 という感想で、まあデジタル描画でできる色面にあまり魅力を感じれなかったので、タブレットしばらく放置してました。 そして自分のスケッチブック。

          水彩画から輪郭線をとりだして塗り絵にしてみました。

          デジタルぬりえ6 気持ちいい青空を表現してみました

          デジタル塗り絵を始めて、これで5作品目になります。 緊急事態宣言下、自宅待機に乗じてのはじめてのタブレット絵画。10日前にはまったく知りもしなかったことが、おぼつかないながらも形になってきています。 そしてnoteに綴ったことで、記憶の定着が良い気がする。なんというか自分のためです。そしてこの体験が、もしかして誰かの役にたったりやる気の助けになったりすればもっと嬉しい、なんてこと考えながら忘備録的に記していきます。 線描きはごくシンプルに 今回のテーマは青空。なので線

          デジタルぬりえ6 気持ちいい青空を表現してみました

          デジタルぬりえ5 花のハートを5つのレイヤーで色塗り

          レイヤーを計画的に使ってみるタブレットの塗り絵制作のプロセスを綴っています。 5回目のテーマはレイヤーの使いこなしです。 前回はっと気がついたことは、 「これ、線描きを先にしなくてもいいんじゃないか」でした。 これまでの紙にペンで描いていた塗り絵の制作の時は、 白黒の線画を描き上げて、それをコピーしたものに色をつけていました。 線描きの原稿は資料として大事にとっておきます。 でもデジタル描画なら、レイヤーに分けるわけだし線描き終わってからでなくても同時進行で色を塗りなが

          デジタルぬりえ5 花のハートを5つのレイヤーで色塗り

          デジタルぬりえ4 レイヤーに分けて色を塗ってみる

          今回は線とレイヤーがテーマタブレットでの塗り絵制作のプロセスを記録しています。4作品目は夜の月と不思議な植物たちがテーマ。前回の反省点をふまえて今回気を付けたいことは、 ・線の抑揚や手触り感を出せないか工夫してみる ・レイヤーを使い分けるとどんなことができるか試してみる これを留意点にして進めていきます。 画面の設定は、前回「こんなにキレイでなくてもいいや」と思ったのでA5サイズにして解像度は144dpi、だっけ、そのくらいにしました。容量がどのくらいになるのかも比較し

          デジタルぬりえ4 レイヤーに分けて色を塗ってみる