「ミッキーマウスが暑がらないのはなぜか」なんて考えたことなかった
今日は朝から仕事に没頭していて、ふと気が付けばこんな時間。
そろそろ毎日noteに向けて、何を書こうかしら~、今日どんなことあったかしら~と、noteのトップ画面をボーっと眺めていました。
すると、ライブ配信中のつんく♂さんが話してて。
前後の流れ全然わからないんですけど「僕はよくモーニング娘。に言ってるんですよ」と。
「ミッキーマウスは暑がらない」
ほお。
今日の配信テーマは「これからのアイドル論」だそうです。
正直、アイドルには興味ないので配信は見てないんですが(すみません)このつんく♂さんの言葉が強烈に響いて。
続けてこうおっしゃっていました。
「愚痴や弱音を吐くのは簡単だけど(中略)ミッキーマウスはいつも100%ミッキーマウス」
「これがプロ意識」
すごい!
ミッキーマウスをそんな風に見たことなかったです。
確かに、真夏のミッキーマウスなんてくっそ暑いし、いまなら熱中症の危険性だってあります。
中では(いや、中の人なんていないと言われそうだけど)汗だらだらで歯を食いしばってるかもしれない。
それでもそんなことは見せない(見えない)。
プロだから。
小さなワイプ内の、つんく♂さんのこの言葉に触れただけで「今日はこれだ」とnoteを書き始めてしまったので、この続きの話はわかりません(笑)
・ ・ ・
私はプロのカメラマンとしてお金をいただいて活動しています。
撮影するときは、どんなに緊張していても、不安要素があっても、絶対に現場では出さないようにしています。
相手方が「この人で大丈夫かな」って少しでも思ったら、いい表情を引き出すのは難しいから。
自信がなくても、もし現場で何か手間取っても、笑顔で丁寧に対応することだけは絶対に忘れない。
昨年、初めて男性アイドルを1年間撮る仕事をしました。
野球選手しか撮ったことない私で大丈夫か?と不安しかなかったです。
でも、できる限りの準備をしました。
まずはコミュニケーションをしっかり取ること。
彼だけでなく、周りのスタッフさんにも安心してもらえることを1番に考えました。
あとはこちらの要望(こんなイメージで撮りたい)は、はっきりと伝えます。
せっかく貴重な時間をいただいているのだから、いいものを作りたいし、それが応えることだと思っているから。
先方は私のキャリアなんて知りません。
ただでさえ、昔は(まだ30前半とかのころ)若い&女性ってだけで「経験なさそう」って思われることたくさんありました。
だから堂々とする。
それは偉そうにするとか、命令するとかじゃなくて、真摯に向きあうということ。
いい緊張感をもって、取り組むこと。
現場でのふるまい、気遣いにはかなり気を付けています。
それがプロなのかな、と思うから。
・ ・ ・
「ミッキーマウスは暑がらない」
あらためて、この言葉は深すぎませんか。
愚痴や弱音を吐いても、私はいいと思ってます。
それが前に進む力になるのなら。
負の要素は捨てて、身軽になれるなら。
ただ「言霊」って言葉があります。
マイナスな言葉は口から出さずに、心の中で、お腹の奥底にとどめてじっくり昇華させることができたら1番いいのもしれません。
余談ですが、学生時代に1度、当時教育テレビ(現・Eテレ)で人気のキャラクター番組の舞台で裏方バイトしたことがありました。
出演を終えて戻ってくるキャラクターの方たちを誘導して、着ぐるみのチャックあけて、飲み物を渡したり扇風機を当てたり。
スポットライトがあたる舞台上で、めちゃくちゃ大変な仕事だな……て思ったをよく覚えています。
だからこそ、炎天下のミッキーマウスなんて、想像できません。
プロの中のプロです。
ミッキーマウスのふるまいに、背筋が伸びる思いでした。
つんく♂さん、名言をありがとうございました。
それではまた( ˘ω˘ )🏰
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何か感じてくださったのでしたら、そのお気持ちだけで十分です。ありがとうございます。