のよすけ

ミニ四駆を速くするための記事(データ、豆知識など)を投稿しています。記事で分かりにくい…

のよすけ

ミニ四駆を速くするための記事(データ、豆知識など)を投稿しています。記事で分かりにくいところなどありましたら、コメントお願いします! メンバーシップ特典は今のところありません。会費はルール無用JCJCの軍資金として使用させていただきます。応援よろしくお願いします。

最近の記事

JCJCに最適なローラー配置

2022年の夏ごろから始まったルール無用JCJCタイムアタック、その名のとおり人間的ルールを守っていればどんなマシンでも可、JCJCを3周する(計測位置に戻ってくるまで)のタイムを競う競技です。 これまでタミヤレギュ順守のマシンで戦ってきましたが、本格的にルール無用のマシンを制作することに。大きさのレギュレーションも無いので、参戦している方のマシンの大きさも様々、「いったい、どのくらいの大きさが最適なのか?」 わからないので検証してみることにしました。 大きさを検証するた

    • アンダーパネルによるダウンフォース?

      ニコニコ超会議にパソコンを展示することになり、2月から3か月ほどミニ四駆を休んでおりました。 ニコニコ長会議が終わってミニ四駆を再開したのですが、まったくLCをクリアできなくなってしまいました・・・ おかしい・・・Zローラーを多少調整してもクリアできそうにない。室温が15℃から25℃に上がったことでLCがフニャフニャになってしまったのか?室温を15℃に変更することは無謀なので(寒い)、室温25℃でLCをクリアする対策を考えることに、そこで頭に浮かんだのがルール無用JCJC界

      • LC対策 スキッドローラー VS シール

        前回の記事で説明を端折ってしまいましたが、LCへの侵入時に頻繁ににフロントが浮く問題があります。フロントが浮いた状態でLCに侵入すると、フロント下段ゴムリングのスラストが効き始めるタイミング変わってしまい、ジャンプ時の姿勢制御がうまくできません。 フロントが浮いた状態でLCに侵入してくる原因は、LC手前のコーナーからスロープへ切り替わるタイミングでリアタイヤが着地(コーナーではアウトリフトしているので、左リアのタイヤが浮いている)した瞬間に、リアのオーバーハングの重量によっ

        • Zローラーセッティングの極み

          前回の軽量化によってLCが安定しなくなってしまったアバンテちゃん、今回は腰を据えてZローラーのセッティングを調整してみました。 納得のいくセッティングができるまで約1カ月・・・データが大量になってしまった(262回セッティング変更)ので、最終的な仕様をベースに要点を説明します。 電池はニッスイで普通に充電して1.4Vぐらい、モーターはあけポンのマッハダッシュです。ギア比は3.7でタイヤは大径ローフリの28.6mmなのでタイヤ直径÷ギア比は7.7ですね。(タイヤ直径÷ギア比

        JCJCに最適なローラー配置

          軽量化を極めしもの

          前々回の記事でボデーなしによる軽量化の効果を実験してみました。 結果は良好、JCJCで3秒の大台を切ることに成功したのですが、世の中にはさらに強者がいるらしい・・・ ということで、タミヤレギュの下限である90グラムを目指して軽量化をしていきます。まずは現状確認・・・ 133グラムだからあと43グラム、約50%も軽量化できるじゃないか! ということで、ひたすらヤスリで削っていきます・・・ で軽量化した部品を組み付けて体重を測ってみたところ・・・ 余裕で90グラムを超えた

          軽量化を極めしもの

          スポンジガバフレキのご提案

          前回いろんなMSフレキを試作してみました。それぞれの特徴をあげると、 ガバフレキ:失敗して可動部がガバガバになってしまったMSフレキ。でもJCJCのタイムはもっとも速かった。ガバガバだからコーナーではスラストがぬけて、LCではスラストが強くなってる? スポンジフレキ:バネの替わりに3mmのブレーキスポンジを使ったMSフレキ。ロール重心が下がったことで、LCでコースアウトしにくい? さらに速いMSフレキはないものか? そうだ、ハイブリッドにしてみたらどうだ? ということで

          スポンジガバフレキのご提案

          MSフレキにすれば速くなる説?

          タミヤレギュ順守でルール無用JCJCタイムアタックに挑戦しているよすけ氏、どうやらタイムが短縮しなくて悩んでいるらしい。 そこで(当時)流行っていたAIにミニ四駆を速くする方法を聞いてみると・・・ ほほー、最新のミニ四駆にはサスペンションのような機構を付けることが可能らしい! さっそく超速ガイドを購入して制作してみよう! とりあえず、MSフレキっぽい物はできました。ストロークはだいたい3mmぐらいでヌルヌル動くんだけど、なんか遊びが大きいような・・・ グレーと赤のパーツ

          MSフレキにすれば速くなる説?

          ボデーの影響はいかほどか?

          タミヤレギュ順守でJCJC最速を目指しているこの企画、モーター、Zローラーのセッティング、タイヤの材質などいろいろと変更してきましたがなかなか3秒が切れません、他にやることってあったっけ? そういえばまだ手を付けていないことがありました、そう軽量化です。 で、手っ取り早く軽量化の効果を見るためにボデーを外してみることに。 ということで、JCJCを実走してみます。 はじめての3.2秒台!なかなか効果があるようだ! LCも安定しているし、スローモーションを確認してみよう!

          ボデーの影響はいかほどか?

          タイヤの材質は何がいいのか?

          前回の記事でタイヤの形は平面が良いということがわかりました。では材質は何がいいのか? 検証していきます。 用意したのはハード、スーパーハード、ローフリクションの3種類です。フライス盤を使用して、直径が30±1mmとなるように加工しています。フロント/リアのそれぞれに3種類のタイヤを付けて、JCJCで総当たり戦をやってみました。 JCJC10周の平均ラップタイムで整理すると・・・ フロント/リアともにローフリクションタイヤとした場合がもっとも速い結果となりました。前回の記

          タイヤの材質は何がいいのか?

          コーナーで失速しないタイヤの形

          ミニ四駆のタイヤの形、いろいろありますね。フラットなもの、内側と外側で直径が異なるもの、バレル形状のものまで。もっともラップタイムが速いのはどの形なのか? オーバルコースで検証してみました。 検証に使用したマシンはZローラーシステムを搭載しているので、コーナーでアウトリフトするセッティングです。オーバルコースを100周ほど走らせてみました。結果は・・・ 予想外にも平面のタイヤがもっとも速いラップタイムとなりました。コレはどういうことなのでしょうか? 以下は推定となりますが

          コーナーで失速しないタイヤの形

          Zローラーの前後セッティング

          前の記事でフロントだけZローラーとした場合について検証してみました。今回は前後ともにZローラーとした場合、特にリアのスラストはどのようにセッティングすればよいのかついて検証してみます。 フロントはダウンスラストの1種類としたまま、リアのスラストをアップ、ゼロ、ダウンの3種類についてテストします。リアがダウンスラストの場合フロントとリアが同じスラスト角度、リアがアップスラストの場合は正負が逆の角度、リアゼロスラストはいつでも0°となっています。結果は・・・ まずはスラスト2

          Zローラーの前後セッティング

          フロントZローラーシステム

          皆さんはZローラーシステムなるものを聞いたことがありますか? 古の昔にレーンチェンジを突破するために開発されたシステムで、スラストをつけない上段ローラーと鬼スラストの下段ローラーの組合せにより、コーナーでの失速を防ぎつつレーンチェンジの突破を可能にする優れもの。 ということで検証してみます。フロント1段ローラーでスラストを付けた場合と比較するために、フロントだけZローラーシステムとしてみました。 フロント下段のスラストを変化させて、JCJCでラップタイムを計測します。

          フロントZローラーシステム

          ベアリング脱脂に最適な洗浄剤

          皆さんはベアリングの脱脂、どうやってますか? YouTube界隈の情報によると、パーツクリーナーが良いらしい。だがしかし、本当にベストなのか? ということで、ベアリングの脱脂に最適な洗浄剤を調査してみました。 結果が分かりやすいように、ミニ四駆のキットについてくるグリスをそれぞれの洗浄剤に投入、1時間後の溶けぐあいを比較します。 結果はこうなりました ↓ ということで、ベアリングの脱脂にはジッポオイルが良さそうです! 最後に、ジッポオイルでベアリングを脱脂してみましょう

          ベアリング脱脂に最適な洗浄剤

          最適なスラストとローラー材質

          JCJCの難関と言えば、そうLC(レーンチェンジ)ですね。ダッシュ系モーターを搭載すると簡単にLCでコースアウトしてしまいます。このLCを攻略するための一般的な方法が「フロントローラーにスラストを付ける」なんですが、スラストの角度ってどのくらいが適切なの? とか、ローラーの材質は何が最適? なんて疑問がわいてきます。 ということで、今回はローラーの材質とスラストの角度を変更してタイムを計測してみました。ちなみに、角度調整のスラストチップはお手製です。 アバンテMk.Ⅲ(M

          最適なスラストとローラー材質

          タイヤ直径とギア比

          皆さんはギア比ってどうやって決めてますか? タミヤ公式によると・・・ はい、分けわからんとですね・・・ モーターとギア比の組み合わせで整理していますが、タイヤの直径も考える必要がありそうです。ということで、実験してみませう! タイヤ:小径(24mm)、中径(26mm)、大径(31mm) ギア比:4.0:1、3.7:1、3.5:1 アバンテMk.Ⅲ(MSシャーシ)、ライトダッシュモーター 実験する前に、ギア比とタイヤ直径の組み合わせでスピードと加速度がどのように変化す

          タイヤ直径とギア比

          モーターの種類と速さ

          ミニ四駆のモーターは何を選べばいいの? あとちょと速度が欲しいとか、速度を落としたいなど、悩んだときの参考にしてください。 下の図はタミヤのホームページにあるモーターのカタログです、いっぱいありますね。 どのモーターを使えばいいかのヒントとして、右上と左上に各モーターの特性が図で表されています。でもこれ、パワーとスピードの大小で表されているので抽象的で分かりにくいですよね・・・結局どのモーターが速いのよ! 一方で、モーターのパッケージ裏には各モーターの詳細なスペックが載

          モーターの種類と速さ