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コーナーで失速しないタイヤの形

ミニ四駆のタイヤの形、いろいろありますね。フラットなもの、内側と外側で直径が異なるもの、バレル形状のものまで。もっともラップタイムが速いのはどの形なのか? オーバルコースで検証してみました。

単純化するために、タイヤの内側に対して外側の直径が小さいタイヤを作成
タイヤ加工のためにオリジナルの治具を使用(数字は角度)
オーバルコースで検証
各タイヤのコーナーでの傾き(2.6°がもっとも外側の直径が小さい)

検証に使用したマシンはZローラーシステムを搭載しているので、コーナーでアウトリフトするセッティングです。オーバルコースを100周ほど走らせてみました。結果は・・・

タイヤの形によるラップタイム

予想外にも平面のタイヤがもっとも速いラップタイムとなりました。コレはどういうことなのでしょうか? 以下は推定となりますが・・・

外側が小径のタイヤはコーナーで傾いた時のグリップが良くなる
グリップが良くなると壁に押し付ける力が大きくなり、ローラーの摩擦抵抗も大きくなる

つまり、コーナーでアウトリフトした時に線接触になる、平面タイヤのラップタイムが速かったということだと思います。

平面タイヤはアウトリフトすると線接触になる


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