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LC対策 スキッドローラー VS シール

前回の記事で説明を端折ってしまいましたが、LCへの侵入時に頻繁ににフロントが浮く問題があります。フロントが浮いた状態でLCに侵入すると、フロント下段ゴムリングのスラストが効き始めるタイミング変わってしまい、ジャンプ時の姿勢制御がうまくできません。

フロントが浮いた状態でLC入口のコーナーに侵入

フロントが浮いた状態でLCに侵入してくる原因は、LC手前のコーナーからスロープへ切り替わるタイミングでリアタイヤが着地(コーナーではアウトリフトしているので、左リアのタイヤが浮いている)した瞬間に、リアのオーバーハングの重量によってモーメント(回転する力)が働いているようです。

リアのオーバーハングによってモーメントが発生

その対策として①オーバーハング重量を軽くする、②オーバーハング重量までの距離を短くするの2つがあり、前回の記事では②で改善をしていたのですが、侵入時のフロンを浮きを完全に解消することはできませんでした。

前回のフロント浮きの対策

そこで今回はリアにスキッドローラーを装着してフロント浮きを改善できるか確認してみます。スキッドローラーはウィリー時(フロント浮き時)につっかえ棒のような働きをしてウィリーを抑制するパーツです。

スキッドローラーはウィリーを抑制するためのパーツ
地上最低高はタミヤレギュの下限
スキッドローラーを装着してJCJCに挑戦

ダメでした。スローモーションを確認すると、スキッドローラー装着前よりもフロント浮きの程度が悪化しているみたいです。どうもスキッドローラー装着により重量が増加し、スロープでリアタイヤが接地した時のモーメントが大きくなってしまったみたい。

スキッドローラーあり、なしの比較
スキッドローラー装着によって4.6g増加していた

重量の増加を抑えてスキッドローラーのような働きをする良いパーツは無いものか・・・ はい、スキッドシールがありました。

スキッドシールは摩擦を低減するためのパーツ

さっそく装着してみました。高さを調整するために緑スポンジを両面テープで貼り付けて、その上にスキッドシールを貼っています。スポンジとシールを貼り付けただけなので、重量増加も0.4gとわずかです。

スキッドシールの装着例
スキッドシールの地上最低高もタミヤレギュ下限
スキッドシールによる重量増加はわずか

JCJCに挑戦、タイムは2.83秒で自己最速タイムをわずかに更新! ただ、10周を安定して完走(自分ルール)することはできませんでした。

タイムは更新できたが・・・

スローモーションを確認すると、フロント浮きの程度は良くなっているようですが、完全に解消されたわけではないみたいです。

まだフロントが浮くことがある

うーん、コマッタ・・・ ほかにフロント浮きを改善させる方策はあるのか・・・?


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