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戯言

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日々の日記のようなものです。お付き合い頂けると幸いです。
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編む編む日記3

編む編む日記3

こんにちは。だいぶ寒くなりましたね。早くセーターを着てみたい。気持ちが焦るとすぐ手元が狂って編み直してます。焦りは良くないですね。僕自身が毛糸であるかのようにおおらかな気持ちで編む編む。

メリヤス編みの練習をしてました。一目ゴム編みに比べると簡単!見て下の写真。綺麗にできたよ。右側が一目ゴム編み、左側がメリヤス編み。一目ゴム編みは表編みと裏編みを交互に繰り返す編み方。これも難しくはないけど間違え

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編む編む日記2

編む編む日記2

ゴム編みを初めて4日経ってしまいました。1日でできると思ってたら思わぬ試練が待っていた。作っていたのはこの部分。

前回も書いたように一目ゴム編み自体はそこまで難しくはない。問題は出来上がった時の長さだった。

まず作り目を作る。これを元に編んでいくよ

編み図には幅46.5cm・高さ5cmとの記載がある。でもこれは女性用のセーターだ。参考にしている本に作り目の長さは編みたい長さの3.5倍が必要と

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編む編む日記1

編む編む日記1

今年はセーターを編むと決めていた。
気がつけば10月。取り掛かるのが少し遅かった。今年中に完成できるかな。
初めて編み物をしたのは去年の冬。スヌードを作った。お金はないけど時間だけはあって、なんとなく始めた。最初はできなくてイライラすることもあったけど、少しずつできるようになった。次第に考えてもいないのに手が勝手に動き出した。この瞬間に僕は編み物の虜になった。

これがそのスヌード。初めてにしては

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「安い」「高い」

「安い」「高い」

雨がとにかくすごい。熊本県南部の方では人が死んでいる。自然は怖いと再認識した。雨が降り続き畑には全く行けてない。空き家の方の作業も滞り悶々としている。

自宅のベランダで育てているヘチマが黄色い花を咲かせた。昨日は咲いていなかった。すかさず写真を撮った。雨と風が強い。スーパーに買い物いく。

「安いもの」と「高いもの」
僕は安ければ安いほどモノが欲しくなる。
特にセールなんかしてるスーパーは大好き

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土を踏む

土を踏む

今日は勤務しているホテルの営業開始日。
4月の初めから休業していたので3ヶ月ぶりの仕事だった。休業期間中は週に1回畑に行く程度で運動はほとんどしていない。
午前中は動きっぱなしだ。オープン前の最後の準備はバタバタしていた。とにかく動き回っていた。既に足がパンパンだ。

仕事終わりに畑に行った。梅雨に入ってからなかなか行く機会がなかった。先日注文していた作業着も届いたのでこれを着るのと合わせて楽しみ

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作る人

作る人

「作る人」になりたい。
小学生の時から図工が好きだった。簡単なスケッチを書いて木を削ったり絵を描いたり粘土で形をつくったり。作ることには人一倍やる気があった。居残りをして納得が行くまで作業をした。

小学校の記憶は鮮明に覚えてる。土を捏ねて壺を作り焼いた。クーピーやクレヨンで絵もたくさん描いた。写生大会も3回あった。中学生はぼやーっと覚えてる。鉛筆でデッサンした。印鑑つくった。絵も描いた。彫刻もし

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僕

僕は何ができるだろう。

空き家を買った。大正時代に建てられた建物。広い敷地には2階建ての母屋・二階建ての倉庫・小屋の3つの建物がある。そして畑もついている。
 
10年近く空き家だったこともあり、天井の板が剥がれていたり、物が散らかっていて和室の畳は所々抜けている。人が盗んで行ったらしい。畳を盗んで何に使うんだろうか。売り捌くのかな。自分で使うのかな。売れるのかな。

僕は何がしたいのだろう。

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23

23

高校を出て建築系の専門学校に行き、設計事務所に就職したが半年で辞めてフリーターになった。
就職してからの半年間は短いようで長かった。
朝9時から夕方17時まで。卒業してすぐの僕には仕事が終わるはずもなく、何が終わりなのかもわからず日を跨いで事務所にいることも少なくなかった。建築は大好きだった。興味を持ったのは高校の3年生の時。本屋で島田陽さんの建築本を手にとってからたくさんの建物を見て回った。でも

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畑

今日は畑に行った。自宅で育苗していたピーマンとナス、ししとうを植えに行く。自宅から畑までは車で1時間ほど。家を出る時雨は降っていなかった。畑につき、早速作業を始めた。
数週間前、畝を4本作った。今は草が生い茂っている。鍬を手に取り畝の表面を削り取る。雑草がかわいそうに見えてくる。雑草とは生きている。生き物だ。こちらの都合で殺している。申し訳ないと思いつつ、植える野菜のためにひたすら雑草を殺す。

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猫としゃべる

猫としゃべる

田尻久子さんの著書「猫はしっぽでしゃべる」を読んだ時、とても納得したのを思い出した。
そしてまた僕も猫としゃべることができる。家に帰り、ただいまと言う。猫はおかえりと言う。今日何してたと聞く。寝てたと猫が答える。部屋で作業をしていると体を寄せてきて撫でろと言う。わかったと体を撫でる。猫は人に媚を売らない。そして気分屋だ。だから僕は猫が好きだ。猫も僕のことを好きにちがいない。そうであって欲しい。

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