嫌な上司がいる人、全員集合

あなたには馬が合わない上司がいるだろうか。全国の社会人にアンケートを取ったとしたら、80%くらいが居るというんじゃないか。そしてそのうちの5%くらいは、仕事を辞めたいと思ってしまうほどに困ったり苦しんだりしているんじゃないか。
私にも、いる。とても合わなすぎて、その上司からチャットが飛んでくるだけで、Slackは開きたくなくなり、心はどんより暗くなり、その日のモチベーションが劇的に下がってしまう。他の案件までやる気がなくなってきて、現実逃避をしたくなる。

入社したての頃は仲がよかった、というか、執拗に絡まれていた。まあそれはそれでめんどくさかったのだけど(ちなみにこの上司は異性で、一回り以上歳上だ)、まあ好かれてる分にはいいかぁ〜くらいに思っていた。しかしそのうち、必要以上にこちらの業務に細かくアドバイスという名の口出しをしてくるようになり、「いやそんなこと言ってくる暇あんならそっちの業務してくださいよ」と喉を通り越して言いそうになる日々が続いた。我慢できなくなった日、こっそりと、もっと上の上司に相談した。
結果、「最低限のやり取りは個別ではなくグループチャットで行うように」というルール(ここまであからさまではないが、やんわりとそう誘導してくれた)を設けてくれたため、執拗な“アドバイス”攻撃は停止した。

しかし、ここからがまた厄介だった。というか、今現在も厄介だ。途端に、私にだけ冷たくなったのだ。「ありがとう」や「お疲れ様」などの挨拶は消え去り、多くてうざかった絵文字もなくなり、何か書類を送ると、「〇〇はないの?」「ここは何?」「これはどういう意味?」などの質問だけが箇条書きになっていくつも返ってくる。パワハラまでは行かないレベルであるし、耐えられはするのだが、何?この落差。ギャップ。乖離。豹変。イメチェン。私が“告げ口”をしたように感じたのか、他の人には優しく返していつのに、私だけにこの対応なのだ。この無言の圧力により、この案件に関わるとき、私はいつも泣きそうになってしまう。チャットをするたび、詰められているような気がするのだ。

このような、パワハラまでは行かないけど、、みたいなことって、どこの職場にもあるのではないだろうか。ひとこと「ありがとう」と言えばいいのに。怒ったあとはフォローすればいいのに。もっと優しい言い方をすればいいのに。そんな思いを抱えながら今日も頑張っている同士が、この社会はいっぱいいるのだろう。そう思うだけで、少しは救われる気がしてくる。どこにでも、合わない上司はいる。私にできるのは、自分がそういう上司にならないように気をつけることと、できるだけ気にしないこと。他人のことは、変えられないのが常なのだ。

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