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2022年3月の記事一覧

雇用形態関係なく働けたのは、この会社が初めてでした

せっかく関わってくださったのであれば、その人らしさを大事にして、一緒に働いて笑いたい。 #はたらいて笑顔になれた瞬間 課題しかない「これだから派遣はイヤなんだよ!」 その言葉に私は思わずギョッとした。 以前勤めていた会社で、私が人事部に異動したてのころの話だ。 私のデスクの前で、営業チームのリーダーが苛立ちを露わにしている。聞くところによると、出勤予定の派遣社員の方が三日連続で遅刻をし、そしてとうとう無断欠勤をしてしまっているとのことだった。 当時の社内では半ば「ある

「うめえ」が聞きたくて

言語聴覚士、というマイナーにもほどがある仕事に就いて、もう次で4回目の春を迎えようとしている。コミュニケーションと食事のリハビリという側面から誰かと関わるこの生活は大変だけど、うんと好きだ。 そんな中であるとき担当することになったのは、お酒とタバコとギャンブルがお好きで陽気な患者さんだった。目を開けてすぐのとき「わたしのこと、見えてますか?」と尋ねたら「見えてるよ!目の前に美人!サイコーの景色!!」と返してくださるような、そんな方。 それだけ元気なお返事をくださる方だけど、

ADは、オンエアだけで終わらない。

#はたらいて笑顔になれた瞬間 少し前、バラエティー番組のADだった。 初めて旅ロケをした時、私は自ら立候補した。 地方ロケは私の中では【アタリ】のロケだった。 いつもは行けない場所に、仕事だとしても行けるのは嬉しかった。 ロケ内容は、タレントではなく、出演役のADが地元の人と交流し、最終的には家に泊めてもらうことを目的とするものだった。 私は出演役ではなく、撮影交渉など裏方でロケ進行する役目を担当した。 このロケは、シンプルなものの過酷だった。人が集まりそうな場所のリ

窓際の後輩くんはお人好しすぎる

私がはやく職場に着いても、 もう既に一年後輩のヒロタくんは 席に座っている。 彼の席は事務室のドアを開けて真っ直ぐの 窓際にあるので、 部屋に入ると一目で 出社していることがわかる。 小柄に、おっとりした目の温顔で 小岩井のカフェオレをよく飲んでいる。 彼とは係が違うので 朝は特段会話するでもなく、 軽く挨拶を交わすくらいで私は席に着く。 静かな空間と朝の新しい空気の中だと 作業が捗る。 だから私も、早く出社するのは好きだ。 しがない経理職員の私の机には 気を抜くとすぐ

レゴでアドリブ演劇あそび

わたしはずっと、子どもとごっこ遊びをするのが嫌いだった。 ごっこ遊びとは、何者かになりきってやり取りをする遊び。ヒーローごっことかおみせやさんごっことか、おままごととか。その類のあそびはとても疲れるものだと思っていた。 なぜなら、展開の仕方がわからなかったから。ヒーローや戦いごっこは、ただ敵が来て剣を振り回す単調作業だと思っていたし、おままごともただ料理を作って出すだけの業務だと思った。 それはまだ子どもが小さくて、大人や架空の人物の真似をするのが主たる目的だったからか

腰が低いけど、指示を出します

社会人になってニ年目のころ、上司との面談で仕事について話す機会があった。 上司は当時の私より10歳ほど年上の女性で、普段からなにかと世話を焼いてもらっていたので、以前から気になっていたことを尋ねてみた。 「協力会社の皆さんとの、距離感がよく分かりません。」 そのころ私は、広告制作やイベント運営の仕事をしていた。 肩書きで言えば、プランナー。 企画の立案やプレゼンは自分で行うのだが、実際にデザインをするのはデザイナー、イベントを実施するのはイベント会社、といった具合で

完全理解夫婦

数ヶ月前、私は絶望的な気持ちでいた。 無力感、空虚感。 どれだけ努力しても、行動しても、全てが空回っている感覚。 ここにいてはいけない。 でも、どこへもいけない。 視界はぼやけてうまく進めない。それでも変化を求めて、焦燥感ばかりが充満していた。 30歳の私。 夫と出会ったのは11年前。結婚して9年が経っていた。 どこで思い違えていたんだろう。 夫婦とは、100%お互いを理解し合うものだと思っていた。 遡ること十数年前、家族とうまく信頼関係を築けていなかった私に、初めての

フライトのある日の1日に、客室乗務員が体調管理で意識していることとは。

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。 皆さんは普段の体調管理で意識していることや気を付けていることはありますか? 今回は客室乗務員として乗務するかたわらJALグループ健康経営の推進とZIPAIR社員の健康を促進するために活動する「ZIP Wellness(正確には「JAL Wellness」ですが、ZIPAIRでは社員が親しみを持てるようにこのような呼称にしています)」のリーダーを兼務する蔡 尹婷(チョイワンティン)さんより、1日のハードな乗務のなかで体調管理に

フルリモート組織で「全体性」を育てる方法

NPOグリーンズもフルリモートワーク3周目に突入した。基幹事業はWEBマガジン運営なのでもともと「リモート前提」のチームだったけれど、コロナ前は週1くらいでオフィスに集まってたし、ランチも一緒に食べれば、リアルイベントの終わりには打ち上げもしていた。 2020年3月に初の緊急事態宣言が発令されてから現在に至るまで「リアルに集まった」のは3回くらいしかない。その間、メンバーの新加入や移住が進み実質的に「多拠点チーム」になってきた。 整理のために、現在事業に携わるコアメンバー

翻訳を道しるべに 字幕翻訳者 渡辺はなさん

渡辺はな  1983年生まれ。横浜市出身、シドニー在住。字幕翻訳者(英日・中日)。担当作品は『フューチュラマ』『フィラデルフィアは今日も晴れ』(以上共訳)、『狂恋詩/狂った果実』『蜜の味』など。最新担当作『ザ・ブローラー/喧嘩屋』が4月2日からJAIHOで限定配信。 Twitter:@the_chen_5 HP:https://watanabe-translates.studio.site/ ワタシハ ダ~レ?  私は昭和の終わりごろ、カリフォルニアで日本人の母とアメリカ人

PTAでのLINE WORKS活用が急増中!はじめ方と導入のコツ教えます

こんにちは、LINE WORKS マーケティングチームです。 400万ユーザーさまを突破した(※)ビジネスチャット「LINE WORKS」ですが、最近ではPTAでの活用が広がっています。 50GBを無料で使える「LINE WORKS 非営利団体向け特別プラン」再リリースを記念し、本日は“PTAでのLINE WORKS活用 虎の巻” を公開します。 LINEと何が違うの?どう便利なの?始めるには?運用のコツは? まとめてご案内しますので、今年こそ運営を効率化したいPTA

未来のタクシーはこうなってほしい。

こんばんは、パントビスコです。 道でタクシーを拾う時にこんな経験ありませんか? 「あ、タクシーがきた!」 「赤っぽいランプついてる、空車っぽい!」 「どんどん近づいてくる!手を上げよう!へい!」 「…迎車。」 かなしい。 赤ランプの「空車」と オレンジランプの「迎車」は 遠くからは見間違えやすいですよね。 そこで考えたのがコチラ。 「フロント全面に文字が浮き出るタクシー!」 これなら目の悪い方や ご高齢のかたでも文字が見えやすいですね。 勿論、フロ

山手線を、美術館にする話。

前回のnote「駅にゴミ箱を置いたら人生が変わった」の話のあと、 どういうわけか鉄道会社の偉い人と話をする機会を設けてもらった。 その頃大学院に入ったばかりの私としては、初めての"社会の大人"との接触だった。なんだか不安になりながら、待ち合わせの西日暮里駅のカフェで彼が来るのを待った。 私は数ヶ月前まで一般の大学に通っていた。 大学では就職説明会が頻繁に行われ、多くの人はインターンに通った。周りの髪は黒くなりだし、大学にスーツを着てくる人が増えた。みんなある日突然思い立っ

【永久保存】毎日飲むだけで人生が変わる!水筒で甘酒を作ってみよう

ふんわり糀家のレッスンの中で、他のどの発酵調味料よりも絶大な人気を誇る”甘酒”。 レッスンに参加出来ない多くの方にもお伝え出来るよう、動画とブログでわかりやすく作り方をお伝えします。 ▼わたしについて、ご興味ある方はこちらもどうぞ。 |材料はこれだけまずは、材料から。 <材料:約500ml分> ・麹(生)…200g(ふんわり糀家で使用しているのは岡山県のまるみ麹さんの米こうじです。) ・水…300ml ・温度計 ・水筒(口が広いものが作りやすいので、スープジャーがオ