森逸崎 海(もりいざき うみ)

人類の超能力の解放、を加速する人。空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー…

森逸崎 海(もりいざき うみ)

人類の超能力の解放、を加速する人。空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」広報 | 通信制大学 心理学部生 |エッセイ『ツレは27歳年上で』他 ゆるく更新

マガジン

  • そこんとこどうぞよしなに。

    コーチング、心理カウンセリング、認知心理学。自分が興味ある分野で学んだこと・体験したことをゆるくアウトプットするマガジン

  • ゆとりでさとり、ど真ん中。

    雑談集。仕事の話、考えたこと、感じたこと。

  • 森逸崎さん家。

    7人兄弟(女女女男女女女)や家族の日常と人間模様に関してのエッセイ。一番上は40歳、一番下は26歳、私は6番目

  • ツレは27歳年上で。

    歳の差パートナーの日常と思想を綴ったエッセイ。part1に概要記載しております。お好きな記事からお好きなようにぜひ。

  • はじめましてのまとめ

    僭越ながらというか生意気にもというか読んでいただけると嬉しい記事まとめです

最近の記事

  • 固定された記事

【part1】 どうも。27年遅く生まれた女です。

生意気にも「彼氏いるの?」と聞かれたその回答は「YES」なのだけど、「彼氏」と形容するにはちょっとくすぐったい。 だからしっくりくるという理由だけで私は、細川貂々さんのエッセイ「ツレがうつになりまして」から拝借して、彼を人に紹介するときは専ら「ツレ」という表現を使っている。 LGBTQ「G」? タイトルの通りツレは私よりも27歳年上な訳だが、世の中にある他のパートナーと何か違う部分があるかでいくと、そんなことは全くない。普通に食事や趣味を共に楽しみ、普通に行きたいところ

    • グッとくる瞬間 - 「森逸崎 海にとっての没入」について考える -

      人が嫌いだ。 関われば関わるほど面倒くさく、時に悲しさや怒りをもたらし、全てのストレスのトリガーとなる。 同時に、私は人が好きだ。 関われば関わるほど心を豊かにし、鼓舞され、どこまでも私を遠くへ連れて行ってくれる。 つまるところ私は、どう転んでも人というものに生かされる。 のっけから青春小説よろしく語り出したのには訳がある。 ある人物に「私にとっての没入とは何か」と聞かれた際、しばらく考えてから思い浮かんだのが「共有」「伝達」「共感」という類のワードであり、その対象が自分

      • 【part20】新しい関わり方、の話。

        腹を決めてから冬が過ぎて、そこからまた1年が経って何度目かの春。このエッセイを書き始めたころ29だった私も、気づけばあっという間にそれなりの歳。 出入り禁止 突然だが私はツレの部屋を『出禁』扱いになっている。 どういうことかというと文字通り「ツレの部屋に出入りしてはいけない」という状態なのだけど、それはかつて私がツレの大事にしていた植物を台無しにしてしまったり、数多くのポンコツをやらかしたりしながら、ツレのストレスをことごとく溜めまくった結果として言い渡されたことである。

        • 本人誕生日だしちょっとうちの上司自慢させてくれ

          お久しぶりです。Umiです。 突然ですが皆さんはPsychic VR Labの執行役員「みずくん」をご存知でしょうか。 そうです先日Apple Visiion Proの記事がちょっと話題になったこの人です。 実は本日8月16日はみずくんこと我らが上司、水谷さんの誕生日なんですよね。 というわけで、普段はちょっとこそばゆくて中々伝えてないですが、私が水谷さんに対して思っていることをぶちまけようと思います。 ちなみに彼は毎年お盆休みと誕生日が重なって、私がした「一番記憶に

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        記事

          30歳、修行の身。

          「私広報の『こ』の字も分かんないですけど」 「うん、俺も分かんないです」 という会話をCHROとしてジョブチェンジが決まったのが今年の1月。 本格的に広報の仕事を始めたのが2月。 ツレの部屋から出禁宣言されたけど「別の場所で会えばいいだけの話か」と解釈して、さらにツレを呆れさせたのが3月。 大学のレポート期日を勘違いして提出が遅れ、単位を落としかけたのが4月頭。 「無理です私期待されるとモチベ下がるんです」と言い訳じみたことを周りに振り撒きながら、なんとか色んな人に助けて

          20代最後のクリスマスじゃんか

          12月24日土曜日、かくかくしかじかで私は漫画喫茶に泊まった。 疲労が蓄積すると千葉まで帰る気力も無くなってそのまま雑居ビルになだれ込むのは自分の悪い癖だとは思いつつ、その実往復の電車賃と宿泊費が同じなのが悪いとも思っているのだから救いがない。 ちなみに3日連続でこの漫画喫茶に泊まっているのだけど、受付のお兄さんから「明日10時にはうち完全休業に入るので時間内の退出を必ずお願いしますね」と念を押されてしまった。今日の朝時間延長したのを覚えられていて笑う。 ◇ クリスマ

          20代最後のクリスマスじゃんか

          今しか書けない(かもしれない)Psychic VR Labに実際入ってどう?という話

          みなさんお元気ですか! 先日映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観て最強にバスケがしたいです状態になっておりますUmiです。バスケを私と一緒にやってくれる人も募集しているしPsychic VR Labに入社してくれる人も募集しています。(募集要項はこちら) 早いもので転職してからもうすぐ3ヶ月経過します。 結論めちゃくちゃ楽しいですし振り返ろうと思えばこの先いつでも振り返れるとは思うのですが、せっかくなのでそのうち環境に慣れてしまって鮮明には書けなくなるであろ

          今しか書けない(かもしれない)Psychic VR Labに実際入ってどう?という話

          受け取る側の、考え方まで。

          「日本の社会福祉の歴史は、制度や法律に合わせる形で発展をしてきた。」という内容の本を読んだ。 じゃあ他の国はどうなんだろう、と比較してみたとき、私はこの発展の仕方に日本の社会福祉の課題があるんだろうな、と思うようになった。(1,453字) ◆ スウェーデンの高齢者福祉の例を挙げる。 スウェーデンでは「家族は高齢者福祉を担う資源としては不十分なので社会が担うべき」といった考え方があり、高齢者は「社会的にケアする対象」だと考える社会的イデオロギーが強いらしい。 また、血縁や

          受け取る側の、考え方まで。

          超簡略版「サイコドラマAR」を試してみた

          「XR × カウンセリング」の研究は数多くあれど、今の私でも試せることないかな、と思ってやってみたことの話。  ※この記事はSTYLY主催「XRアドベントカレンダー」3日目に掲載した記事です。 サイコドラマとは精神分析家であるヤコブ・モレノが創始した、集団を分析するための技法「ソシオメトリー」のワークのひとつ。 ごちゃごちゃ書いたけど、簡単に言うとサイコドラマはその中でも特定の個人を対象として「相手の立場に立って物事を考えるロールプレイング」を行うワークだ。 「相手の立

          超簡略版「サイコドラマAR」を試してみた

          母(64)、ヴァイオレット・エヴァーガーデンにハマる

          出会う順番って大事だよな、と思った出来事の話。 金ローよ永遠なれ 朝食を食べている時、母がおもむろに私に言った。 「そういえば昨日、ばいおれっとなんとかを観たよ」 私は食い気味に反応する。 「え!!!??ヴァイオレット・エヴァーガーデン!!?」 「そう、それ」 先週末の金曜ロードショーでやっていたらしいそれを母は偶然目にして、そして最後まで観たらしかった。 ちなみに私がアニメそのものにハマるきっかけになったがこのアニメで、以前から何度か母には勧めていたのだけど、つ

          母(64)、ヴァイオレット・エヴァーガーデンにハマる

          本質的な学びってなんだろう

          通信の大学に通い始めて感じることのひとつに、「本質的な学びとは何か」というものがある。 例えば英語の授業。シラバスに記載の「目指す姿」には以下のことが書いてある。 これだけ見ると「確かにそうだよな頑張ろう」と思う。 でも実際はどうだろう。 オンライン授業にて私が「スピーキング練習用にテキストの音声ファイルが欲しい」と伝えると、教授からは「自分の一存では決められないから通信教育部に確認します」と言われ、そして次の時間、もらった回答はNOだった。 「確認したのですが、教

          本質的な学びってなんだろう

          根こそぎ増やしてもらいたい。

          妹の話である。 先日、日本橋の七福神参りに行ってきた。 ◇ 七福神参りは全国各地にあるようだけど、日本橋のは「笠間稲荷神社」「末広神社」「松野神社」「水天宮」「茶の木神社」「小綱神社」「福森神社」をぐるりとお参りする、歩いて1時間半程度のコースだ。 その2つ目に回った末広神社でのこと。 境内に御幣の付いた小さな石があって、そこにはこんな貼り紙がされていた。 見てみると誰かが持ち帰り忘れたのか、10円玉が落ちている。連想するに、石の上に置くのは小銭だと私は心得た。 す

          根こそぎ増やしてもらいたい。

          福祉はただのツールだから。

          先週の話である。 千葉にある会社のオフィスで開かれた勉強会で、私は飯田大輔さんという、とても素敵な大人の存在を知ってしまった。 斎藤幸平さんの話メイン話者は今をときめく斎藤幸平さんである。 よくぞまあこんな田舎に来てくださったなと思ったけど、当日オフィスにいた社長の熱量を見たらなんだか納得したし、それにこの会社は地元活性/改善目的の勉強会を隔月で開催していて、その履歴を見ると結構な人が登壇しているらしかった。 斎藤さんの話は主に「21世紀のコモン型社会に向けて」というテ

          福祉はただのツールだから。

          【part19】それぞれの形、居心地の良い方で。

          紆余曲折あった訳だけど、私は生涯ツレと寄り添うつもりでいる。 ストン、と一本の軸が通った感覚を得た後は、ツレが私に腹を立てていようがそっぽ向かれようが、「なんだ、いつまでも待てるな」という気分で、いささかの微笑ましさすら湧いてくる。 結婚はしていない。一緒に住んでもいない。 千葉の田舎と都内の、行ってしまえば中距離恋愛。 1年前にpart1の記事を読んだ人はおそらく「変わってないじゃん」と言うだろう。実際、外から見た関係性は何一つ変わっていない。 でも今の私は、よっぽど

          【part19】それぞれの形、居心地の良い方で。

          おともだち、ね。

          以前山形の免許合宿で縁を得た子たちと、都内で再会してきた。 教習所で全くの同日入学は私を入れて2人。2日遅れでもう1人。 意外にもウマが合う3人で、全員関東圏に住んでいたこともあったから、合宿所を出る時にはすでに飲む約束をしていた。 彼らの大学生活のこと。 これまでの暮らしのこと。 普段考えていること。 これからやりたいと思っていること。 話は尽きなくて、18時集合からなんだかんだ終電ギリギリまで一緒にいた。 ちなみに2人とも私の8歳下。 もともと年齢は気にしない性質

          「疲労」と「疲労感」はベツモノって話

          NHKの「ヒューマニエンス」という番組が好きでよく観ている。 先日のテーマが「"疲労"捉えにくい生体アラーム」で、とても興味深かったのでその備忘録。 簡単に言うと、 ・疲労:体の細胞がダメージを受けた状態 ・疲労感:脳が感じる休めというサイン で、 実際に体が感じていることと脳のサインにズレが生じる、らしい。 実際にある運送会社で、仕事後に疲労測定器(自律神経の働きによって疲労を数値化する装置)を使って従業員に測定してもらったところ、本人は「まだ疲れていない」と言うのに

          「疲労」と「疲労感」はベツモノって話