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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2020年1月の記事一覧

071. パプアニューギニア海産・2020年4月全商品値下げするわけ

 本日、卸販売のお客様に一斉にご連絡しておりますが、パプアニューギニア海産は4月1日より全商品を5%値下げします。どこまでも正直にまっすぐに、自分達の価値観で突き進みます。  パプアニューギニア海産が判断したならと言って頂けるように、食べものを扱う会社としての誇りをもって頑張ります。  なお、販売店によっては在庫の関係から4月1日ではなく、もっと遅い時期から値引きとなる可能性があります。しかし、それは値下げ前の買い控えにならないよう、弊社をサポートしてくださった結果でもあ

一年に一度、百貨店に出店させていただいて見えて来たことや やってみたことまとめ

今回百貨店に出店した際にポイントにしたことをまとめて見ます。 ちょっと長くなりますが・・。 まず3度に渡り一度でもご参加くださった作家の皆様、商品や作品をご購入いただいた皆様、気にかけていただいている方々本当にありがとうございます。 今回で3度目の出店となり、3回ともに10名を超える作家の方々でチームを組み出店してきました。そのまとめです。 目次 ・2018年、1度目の催事出店 ・ギャラリーよりも来るハードルが低い百貨店 ・多少無理してでも実店舗はオープンす

【インスタフォロワー87万人!】 「北欧、暮らしの道具店」から学ぶInstagram運用戦略

今回は、「北欧、暮らしの道具店」のインスタアカウントの運用戦略について解説していきます。 おかげさまでnote公式にもこの記事を取り上げていただきました。 2018年6月にフィードから商品を購入できるショッピング機能が導入され、より一層Instagram経由でのオンライン売上を加速させる可能性が高まってきています。 ショッピング機能とはInstagramの各投稿に写っている商品の詳細を簡単に確認し、購入できる仕組みです。 実際に使われているのかどうかなのですが、2

【株式会社糸編 宮浦晋哉さんインタビュー01】 日本の生地産地とデザイナーを繋ぐ架け橋。 その活動の原点と、産地とものづくりのいま。

衰退が進む日本各地の生地産地に、年間200社近くも足を運び続けてきた宮浦さん。その7年の間に、自身のSNS発信をはじめ、様々な形でデザイナーと産地とをマッチングさせてきました。宮浦さんのその活動の原点と、生地産地の現状についてお聞きしました。 日本の生地産地との出会い。― 宮浦さんが産地に足を運ぶようになったきっかけを教えてください。 僕は東京の大学でファッションを学んだ後、留学先のロンドンで日本の生地が高く評価されていることを知りました。それも、パリやロンドンのコレクシ

ヒット商品-マグロ漁船の靴下の由来

こんにちは、SAGYOの伊藤です。 資金調達からテストとディレクター(方向付け)を担当しております。新しい品物のネタ探しも日常的に行っておりまして、地方出張しては民俗資料館に行ったり地域の道具屋に行ったりして作業の道具を探しております。品物になったのは、マグロ漁船の靴下や、とある地域で偶然見つけたその土地特有の水産雨具を農作業用に手直しした雨衣などです。 なかでもマグロ漁船の靴下はSAGYO内ではヒット商品と言っても差し支えない品であります。オンラインでもそうですし、金沢

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ナチュラルワインがつくった「なんか美味しい」消費文化

みなさん普段ワインは飲みますか? ワインにどんなイメージを持っていますか? 奥が深そう、難しそう、みたいなカタいイメージもあったワインだけど、新しく広まりつつ「ナチュラルワイン」なるものが、その敷居の高さをぶち壊しにかかっています。 ナチュラルワインの肩の力を抜いた楽しみ方がとっても良いなーと思うので、いつもはコーヒーの話をしているけど、今日はワインの話をしてみます。 ナチュラルワインとはざっくり定義すると「自然に作ったワイン」。 大量生産されるワインは、簡単にいう

ジップロックと1万円。ぼくらはモノに込められた熱量で暖を取る

社会人になってから10回以上引越をした。 西は九州、東は東北。 まるで所さんのダーツの旅かのようにいろいろな所で働いてきた。 大学を卒業するまで、引越というものに縁がなかったルーキーも、10回目になるとさすがに慣れてくる。 収納用品をそのまま引越会社さんに運んでもらえるように、頑丈な段ボールボックスを揃えた。 収納家具も組み立て式でいろんな間取りに対応できるものにした。 Ziploc(ジップロック)との出会いもその延長線上だった。 引越屋さんのダンボールに物を入れる

ヒゲじいとランプ(みんなが知らないデザインの歴史)

「プロダクトデザイナーがデザインした照明」 こんな言葉を聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか? 今回お話するのは「工事用ハンドランプ」のデザインのお話。 1986年に発売され、 2020年現在も販売され続けているロングセラー商品です。 岐阜県の片田舎にひっそりと佇む古民家。 この古民家に暮らす陽気な男性(通称:ヒゲじい)が「工事用ハンドランプ」を30年以上前にデザインした人物です。 ヒゲじい(青木雄作:あおきゆうさく) 1950年岐阜生まれ、1970年より伝説

「疲弊せずに続けられる小さな飲食店」をめざして

旦那が3代目を務める小さな飲食店の女将になって、丸6年が経った。 はじめた当時の経営状況といったらもう最悪で。忙しいはずのディナータイムなのにやることといえば掃除ばかり。家賃は遅れ、時給制だった私の給料は2ヶ月待ったこともある。 ただ、この状況がかえって私にやる気を出させてくれたのも事実。「変えてやろう。必ず忙しい店にしてやろうじゃないか」と決意を固めることができた。 そうと決めたら一直線。メニュー構成の変更や禁煙席の設置、SNSの活用などをはじめ、テレビの音量や食器を

POPUP終了@西日暮里Book Apartment

1/25(土)西日暮里スクランブルにあるBook Apartmentにて初めての半日店長とPOPUPをしてきました。 こちらの本屋さんは80人で書棚をシェアし、希望者は一日店長または半日店長ができるという仕組みで、お店番をする時はPOPUPテーブルの利用権もついて、思い思いの品々を販売することができます。 POPUP風景 このテーブルの中におさまる範囲でPOPUPができます。 私の作品は壁に飾るものなので、イメージしやすいように吊るして展示することもOKしてくださいまし

サステナブルの思想と技術を広めるAllbirds、日本での反響は?

世界一快適な履き心地とサステナブルなテクノロジーで、注目を集める「Allbirds(オールバーズ)」。その日本第1号店が2020年1月10日原宿にオープンし、連日大盛況だ。Allbirdsはサンフランシスコのスタートアップ企業で、元サッカーニュージーランド代表のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンジャーが2016年に設立。シンプルなデザイン、洗濯機で丸ごと洗濯できる、手入れのしやすさなども人気の理由だ。 しかし、その最大の特徴は環境に配慮し

アウトドアを通じてスノーピークが提唱する本物の“ライフスタイル提案”

L&G Global Businessは、ホテルを通じて「新たな選択肢」を提案することを目指しています。ホテルというメディアを通じて、人々の生活が少しでも豊かになるような新しい選択肢に出合えるという“ライフスタイル提案”をしたいと考えています。 新しい選択肢を提案するという本当の意味での“ライフスタイル提案”を早くから実現してきた憧れの企業にアウトドアブランドの「スノーピーク(Snow Peak)」があります。「スノーピーク」はアウトドアを軸にアパレルやホテル、オフィス事業

「しらふ」を好む若者——世界的に起こっているアルコール離れ。求められる「酒」感覚とは?

by パケトラご意見番 北山晃一 はじめにビールを販売している4社の発表によると、2019年のビール系飲料の販売実績は計3億8458万ケース。前年比で1.4%減となり、15年連続で減少となっています。ビールをはじめ日本の酒類市場は長きに渡り不振縮小の傾向が続いています。10月には酒税改正も控え、各社の思惑も含めた方針が伺えます。 一方で、ノンアルコール飲料が成長しつつあり、一見その対極にあるストロング系のRTD(レディ・トゥ・ドリンク=サワー等のカクテル缶飲料)が伸びて市

一風変わったお土産を買いたいなら、ローカルスーパーがおすすめ【沖縄編】

みなさん、旅行に行って何をお土産に買っていこうか、頭を悩ませたことはありませんか? 定番のお土産を買うのももちろんいいですが、たまには定番のものではなくて「何これ!?」と驚かれるようなものや、心の底から喜んでもらえるようなお土産を、大切な人にプレゼントしたいですよね。 お土産の中で一番購入する頻度が高いものは「食べ物」なのですが、一風変わったお土産を買いたいなら、断然ローカルスーパーをおすすめします!きっと、お土産選びがもっともっと楽しくなるはず。 なぜローカルスーパー