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1081.人生ってね、甘ったれの人生が、最高なんだから。【中編】

Life is the best when it's a sweet life.

【お馬鹿なcoucouさんの生きるヒント87.】
  Silly Coucou's tips for living


©NPО japan copyright association Hiroaki


1.自由詩20.「甘える人」1. Free verse 20. "A spoiled person"


甘える、
To spoil,
甘え合えるって、
Being able to depend on each other,
素敵じゃあない。
Isn't that nice?

甘えたいけど、
I want to be spoiled, but
甘えられない、
I can't be spoiled,
なんか変じゃない。
Something seems strange.

甘えることって、
Being spoiled is,
恥じゃあないよ。
There's no shame in that.
悪いことでもないからね。
It's not a bad thing.

甘えるってね、
To be spoiled,
当り前のこと。
It's a given.
だけど、その当たり前ができない。
But I can't do that simple thing.

甘え合う、って、
To depend on each other,
素敵なことだよね。
That's wonderful.
甘えっぱなしじゃあないんだもの。
I'm not going to just keep relying on them.

甘えるって、
Being spoiled means,
失礼なことなの?
Is that rude?
甘えられないって、おかしいよ。
It's strange that you can't be spoiled.

甘えるってね、
To be spoiled,
信じているから、
Because I believe,
甘えられるんだ。
I can be spoiled.

甘えるってね、
To be spoiled,
愛しているからこそ、
Because I love you,
甘えられるんだ。
I can be spoiled.

だからね、
So I,
甘えてもいいんだよ。
It's okay to be spoiled.
甘えさせたっていいんだからね。
It's okay to let them indulge.

甘えるって、
Being spoiled means,
人生でとても大切なこと。
Something very important in life.
その人とともに生きるんだもの。
You live with that person.

ねえ、
Hey,
みんな、
everyone,
もっと、もっと、
more and more,
甘えようよ。
Let's be spoiled.

甘えられると、うれしいし、
I feel happy when I am pampered,
甘えると、喜びを与えることができるからね。
By being spoiled, you can give joy.

人生って、甘ったれの人生が、最高なんだから。
Life is the best when it's a sweet life.


Ⓒお馬鹿なcoucouさんのひとりごと
Ⓒ Silly coucou's monologue
自由詩20.「甘える人」
Free verse 20. "A spoiled person"


©NPО japan copyright association Hiroaki


2. 感情を悪化させてしまう方法Ways to make your emotions worse


黒か白に決めつける人って、「未成熟」なんだよね。
どうしてって?
それはね、愚かでお馬鹿なcoucouさんがそうだったからね。
だからってみんなもそうだとは言わないよ。
 
あくまでもお馬鹿なcoucouさんタイプの人のことだもの。
これは性格もあるのかもしれないけれど、どうしてもどっちかに決めたい。
曖昧さは駄目、曖昧な人なんて曖昧なんだもの、信じることなんてできないし、まずはっきりとどちらかの考えを決めてくれないと進みようがない場合もあるからね。
 
だから、特にお仕事の世界では許されないものだと思い込んできたんだ。
 
でもね、黒か白かというのは裁判じゃああるまいし、そう簡単に決めつけられるもんじゃあないよね。
それに黒か白か、どちらが正しいのか?
それだって難しい。
どちらも間違い、どちらも正しい場合もあるんだもの。
 
だけど、「曖昧」ってみんなに嫌われているよね。
 
はっきりしない、優柔不断、言葉に責任がない、いい加減、決断力がない、無駄な時間潰し、とボロクソに言われてしまう~
 
だけどね、本当は、間違いじゃあないんだよね。
これだって、その人にとっては正しい選択なんだもの。
 
 
それに「いい加減」って言葉も悪じゃあない。
これぐらいで十分、こんなもんだよね、これでいい~
 
これができないと、無理を強いることになるだけなんだよね。
 
たまには必要な場合は無理することも大切だけれど、毎回無理し続ければ、その無理は当たり前になって、それ以上の無理を強いられてしまう。
どうしても必要な場合はやむ得ないけれど、いつもどうしても、なんていうのも不自然だよね。
 
ただ、どうして「白か黒」に決めつけるのかと言うと、単純、楽なんだよね~
確かに無駄に考えなくていいし、便利で楽なんだもの。
だから、その「未成熟」のままがいいんだね。
 
でもね、この二元論の「白か黒」の考え方には限度がある。
どうしても黒か白にあてはまらない問題も多い。
それが「グレー」の部分だよね。
このいい加減に見えるグレーの存在を認めて受け止めていかないと仕事もそうだけれど、人間関係だって支障が出てしまう。
 
当たり前のことだけどね...。
だから「決めつの世界」って、最終的に自分を苦しめてしまうのさ。
 
「完璧にしなければならない」
「完全を目指すべき」
「べストを尽くすべき」という言葉もあるけれど、この「べき」が人を苦しめて、無理させて、自分のペースを乱れさせ、自分の感情を悪化させてしまう気がするんだ。
 
一体誰がこの「べき」という勝手な義務感や責任感を植え付けたのだろうね。
 
そんな悪魔の呪文をね、お馬鹿なcoucouさんはない頭を振り絞って考え直してみたんだ。それはね~「べき」を取っちゃうのさ(笑)簡単だよ~
 
「完璧にできたらいいなあ~」
「完全に近かったらいいなあ~」
「ベストを尽くしたいなあ~」
 
どうしても結婚相手を探すべきじゃあなくて、
「好きな人が見つかるといいなあ~」
「結婚相手ができたらいいなあ~」でいい。
 
どうしても仕事をするべきよりも、
「いい仕事に巡り合えたらいいなあ~」
「こんな仕事だったらいいなあ~」でいい。
 
お金だってそう!
どうしても溜めるべき、よりも「お金を貯めなくっちぁなあ~」だよね。
 
人ってね、「べき」は自分の心に強制してしまって、「べき」で生きれば生きるほど「べき」にはならないんだよ。
丁度、「嫌だ、嫌だ」と思い続けると、
 
その嫌から抜け出せないのと同じかも知れない。
 
これ以上、自分を追い込んだり、苦しい思いから解放してあげないといけない気がする。だから、もう「べき」を取ろうよ~
 
それだけで気がほっとするからね。
そこだけをお馬鹿なcoucouさんのマネしてくださいね~
 
ほっとになろうね~
 

©NPО japan copyright association Hiroaki

3. 自分を甘ったれにさせるんだLet yourself be spoiled


子どもの頃から「人に甘えちゃあいけない」、
大人になればなおのこと「甘えるなんて人に失礼」と教わってきた。
 
さらに、「自分を甘やかしてはいけない」
「甘えるなんて恥~」
 
おいおい、昭和の初期かよ~
 
なんていいたくなるけれどお馬鹿なcoucouさんは昭和の人間。
だから親からも学校の先生からも、先輩からも「甘ったれるな!」と激を飛ばされて育ってしまったため、この呪いの言葉をなかなか外すことができなかったんだ。
 
でもね、黒白の世界ではむずかしいけれど、このグレーゾーンの「甘ったれ」は素敵な言葉なんだからね。
 
人は、この変な社会でみんな「甘え下手」。
下手で当然だよね。
 
「甘えちゃあいけない」って学んできているんだもの。
 

©NPО japan copyright association Hiroaki


 
 こんな親子がいる。
それは親子なのに「甘えたことがない」、
いや甘えたことがないために「甘え方を知らない」。
 
一人娘は父に甘えたいけれど、甘えられない。
年老いた父は娘に甘えたいと思う。
だけど、お互いが甘えたことがない。
 
そもそも、この年老いた父は幼いころに両親を亡くして兄に育てられてきた。
だから、親という存在と、親に甘えたという経験がない。
ましてや戦後の最中、親代わりの兄にも甘えたことがない。
そう、生きていくのに精一杯だったという。
 
そして、結婚して子どもを二人授かった。
 
だけど、自分が子どもの頃に親に遊んでもらった経験がないため、自分の子なのにどう扱ったらいいのか?どう遊んであげたらいいのか?わからなかったという。
 
また、自分が抱かれたという経験もなく、自分の子どもなのに抱き方がわからず(怖いという)、抱いたことがないという。
 
二人の子どもたちもそれが当たり前として育ち、
立派に育ったけれど甘えたことがないという。
 
そんな年老いた老人にcoucouさんは、
「一度でいいから息子さんと娘さんに甘えて見たらどう?」と伝えた。
すると、「どう、甘えたらいいのかわからない...」という。
 
だから、「一緒に食事したい」
「〇〇に連れて行って欲しい」
「遊びに来て欲しい...」っていえばいじゃない~
 
すべては大したお願い、甘えでもない。
 
でも、どうしてもその言葉をかけることができない。
娘さんにもこの話をしたけれど、娘はこの言葉を信じないし、「年寄りは甘えさせちゃあいけないのよ、coucouさんは甘いのよ...」で終わってしまった。
 
なんて、悲しいんだろう?
親子じゃん...。
 
だから、お馬鹿なcoucouさんはこのお年寄りに甘えるようにした。
「あれしてくんない...」
「こういうことをして...」
「これ頼んでいいかなあ...」と甘え続けた。
 
すると、彼はcoucouさんに甘えるようになった。
 
それが、「coucouさん」の名付け親、もう一人の父となった。
この名前は私に対しての人生最後の贈り物となった。
 
coucouさんには二人の父ができた。
 
こうして、お馬鹿なcoucouさんは、心を入れ替えて、仕事場でもみんなに甘え、自分の娘にも甘ったれ、友だちにもみんなに甘えるようになった。
 
そう、60歳を超えてから甘えることを知った。
今では猫さんたちにも甘えている。
 
すると、みんな「甘え返し」するようになるんだ。
そう、「甘え合う」んだよ。
 
人生はね、
Life is like this.
人にも甘えて、
Being dependent on others,
自分にも甘えて、
I also indulge myself.
人にも甘えさせて、
Let people pamper you,
甘え合うんだ。
They depend on each other.
 
それって、愛のような気がしている。

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

本日もここまで読んでくれてありがとう~
本日は【中編】の3部作~
次回【少しばかり「曖昧」に生きてみない~楽しみながら「曖昧」を愛してみない~【後編」となります。

じゃあ、またあした~

ねぇ~
お馬鹿なcoucouさんを、誰か甘えさせて欲しい〜(笑)(笑)


👇本日は【中編】の3部作~
【前編】も見てね~


文字数5,289文字


 
 

[和訳] 君の瞳に恋してる - Morten Harket


coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

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