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1079.みんな、もう一度、子どもに還るんだ~子どもに還ろう。還ってみようよ~

Everyone, let's become children again. Let's try to become children again.

【お馬鹿なcoucouさんの生きるヒント85.】
  Stupid coucou's tips for living


©NPО japan copyright association Hiroaki


1.自由詩18.「子どもに還ろう」Free verse 18. "Let's return to our childhood"


 
むかし、僕たちは、
Once upon a time, we
誰もが、冒険家だった。
Everyone was an adventurer.
 
むかし、僕たちは、
Once upon a time, we
誰もが、勇敢だった。
Everyone was brave.
 
むかし、僕たちは、
Once upon a time, we
誰もが、自由だった。
Everyone was free.

 
むかし、僕たちの時代は、
Long ago, in our time,
平和な世界だった。
It was a peaceful world.
 
むかし、僕たちの時代は、
Long ago, in our time,
争いのない世界だった。
It was a world without conflict.
 
むかし、僕たちの時代は、
Long ago, in our time,
誰もが助け合う世界だった。
It was a world where everyone helped each other.



©NPО japan copyright association Hiroaki


 
あの頃の僕たちのように、
Like us back then,
自由に、
freely,
楽しんで、
enjoy,
遊んで、
play,
気ままに、
Carefree,
何も気にしないで、
Don't worry about anything,
人のことなんて気にしないで、
Don't worry about other people,
好きなことと、好きなものを探していた。
I was searching for what I liked and what I loved.

人の話なんて耳を貸さなくていい、
You don't have to listen to what other people say,

我儘でもいい。
It's okay to be selfish.
聞かん坊でも構わない。
It's okay if you don't listen.

 
あの頃の子どもたちのように、
Like the children of those days,
自由で、
Free and
可愛くて、
It's cute,
飛び跳ねて、
Jumping up and down,
笑いこげて、
They burst out laughing.
思いっきり泣いて、
Cry your heart out,
 
自由に生きてきた気がする。
I feel like I've lived a free life.
 
 
そう、もう一度、あの頃に還るのさ~
Yes, I'm going back to those days once again.
だからね、みんなあの頃に還ろうよ~
So, let's all go back to those days.



 
Ⓒお馬鹿なcoucouさんのひとりごと
Ⓒ Silly coucou's monologue
自由詩18.「子どもに還ろう」
Free verse 18. "Let's return to our childhood"

©NPО japan copyright association Hiroaki


2.人生にシナリオなんていらないんだよYou don't need a script in your life


私は大人になったらパン屋さんになりたい...
僕は、野球選手。私はお嫁さん、幸せになりたい、私はお医者さん...。
科学者もいい...。
子どもの頃、みんな何かに憧れていたよね。
 
子どもたちの夢って素直で純粋だった気がする。だ
けど、大人になると重い現実の壁の前でみんなその頃の夢を捨ててしまう。
もちろん、その夢を叶えた子どもたちもいるけどね。
 
そして、大人になると、その夢から現実世界の「シナリオ(人生計画)」を描き出す。
30才で結婚して、貯金は500万円から1,000万円。
家を30年ローンで購入。車は大きい車がいい。
子どもは一人より二人いればいい。
 
年収は600万円あればなんとかなる。
子どもたちの学費も必要。家を買ったら家具も必要だ。
その後、子どもたちも社会に出て、結婚して孫もできるかもしれない。
そして、60才から65才で定年を迎えて、晴れて自由の身となり第2の人生を謳歌する。
 
退職金でローンの残債をなくして、築30年近くなったので改装資金が必要となる。
この40年近くできなかったことを始める、というまだ見ぬ未来の「シナリオ(人生計画)」をつくる。このシナリオ通りの人生ならば幸せに違いない...。(?)
 
そう、確かに幸せな人もたくさんいるけれど、不幸な人もたくさんいる。
会社が倒産してしまった。事業に失敗した...。
大地震によって何もかも失った...。
解雇された、事故や病気によって働けなくなった...。
 
夫が亡くなった、妻が亡くなった...。
 
そう、すべての人がシナリオ通りに生きるなんて無理だよね。
 
20年、30年先なんて誰にも分らないことだもの。
5年10年、1年先、明日だってわからない。
確かに「シナリオ(人生計画)」は必要なものだけれど、人生って自分の思う通りにはならないし、せっかく作ったシナリオだってその通りにはならない気がする。
(夢や目標は必要だけどね)
 
愚かでお馬鹿なcoucouさんは20歳の頃にこの「シナリオ(人生計画)」をまとめた。20歳、30歳、40歳、50歳、60歳代までの約40年間をね。
そしてなんとか40歳近くまでの20年間はシナリオ通りだった。
 
でも、40歳から60歳の人生はそのシナリオが壊れてしまったため、その後の20年間は「シナリオ(人生計画)」なしのぶっつけ本番、まさに天に任せて生きてきた気がする。
天なんていうと格好よさそうだけれど、自分の自由も失っていたし、この20年間は自分の失敗に対する「落とし前(お返し)」だけのための人生だった。
 
そして、60歳代になって、もう一度「シナリオ(人生計画)」を作り始めたんだ。
だって、今度はあまり時間が残されていないからね。
 
でもね、今度のシナリオは、今までとは違うのさ。
 
すべては、「ともかく」、「とにかく」、人生出たとこ勝負、やるだけやったら成り行き人生にした。日々を大切に、時間を大切に、自分を大切に生きようって考えたんだ。
 
どうせ、人生って台本通りにはいかないものね、だから「アドリブ」って大切な気がしてきたんだ。
 
今までのcoucouさんの人生って「人事を尽くして天命を俟つ」生き方だったけれど、「天命を俟ってから人事を尽くす」という逆さまな生き方に変わったのさ。
 
だから、すべてを天に任せる生き方に変わったんだ。
 
ああ~なんと気が楽なんだろう?
 
今までは自分が全責任を負い、逃げることも許されず、自由も奪われ、自分の意思に反して、ただ流されてきた。
今度はね、一切の全責任なんて追わないし、嫌なことからは逃げるようにしているし、自由を手に入れながら流れている。
天はそれでもその流れに障害物をちゃんと準備してくれているけれど、その障害物から逃げるのも、受けるのも自分が選択すればいい。
 
こんな行き当たりばったり、予測もできない成り行きって面白い気がするようになったのさ。そう、次は何が来るのかを待ち構えている楽しみってものもある気がする。
 
今までは、失敗してはならない人生だったけれど、今度は失敗してもいい人生~
なんて素敵なんだろう~
 
もう、シナリオなんていらないんだよ~
 
そんなもん~
 
 

©NPО japan copyright association Hiroaki


3. そんな、大人なんてならないよI'll never become an adult like that


子どもの頃は大人に憧れを抱いていた。
大人って子どもから見ると自由に羽ばたいているように見えた。
 
大人になると、子どもたちに懐かしさと憧れを持つようになった。
だって、自由に羽ばたいているんだもの。
 
さすがのお馬鹿なcoucouさんもここまで年を重ねると不思議だよね。若い人たちが羨ましい。それに自由に動けなくなってしまったので動ける人が羨ましい。
 
あれ~あれだけ大人に憧れていたのに、今度は、若い人、子どもたちに憧れを抱くようになった。
まるでないものねだりの我儘だよね。
それに、どんなに願ったって子どもには戻れないもんね。
 
でもね、みんなも覚えているよね。
 
あの頃の、子どもだったころの想い出や気持ち、考え方をね。
不思議だよね。

どうしても思い出せなければ子どもの頃のアルバムを見ればいい。
父や母、兄弟姉妹、友だちたちがそこにいる。
 
それなら、すぐさま思い出せるよね、
まるで過去にタイムスリップしたみたい。
 
すると、当時の記憶がわずかでも思い出すことができる。
どう?子どもの頃って知識や情報、経験や体験がなくったって、今とあまり変わらない気がするはずだよね。
 
だって、今の自分がその時代にいるんだもの。
 
だから、もう一度、子どもに還るんだ~
子どもに還ろう、還ってみようよ~
 
あの頃のように、
自由に、
楽しんで、
遊んで、
気ままに、
何も気にしないで、
人のことなんて気にしないで、
好きなことと、好きなものを探してみようよ~
人の話なんて耳を貸さなくていい~
我儘でもいいんだ。
聞かん坊でも構わない。
 
あの頃の子どもたちのように、
可愛くて、
飛び跳ねて、
笑いこげて、
思いっきり泣いて、
自由。
 
心の自由。
 
きっと、子どもに還ることができるはずさ~
もう、大人になんてならないよ~
子どもに還るんだもの~
 
 

©NPО japan copyright association Hiroaki
©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

今日のお馬鹿なcoucouさんのnoteを見て、私には無理よ~もう、今さら子どもになんて戻れるわけないじゃあない~
という人が大半かもしれない。

でもね、不思議だよ~

子どもの頃を今更ながら一つひとつ思い起こして見ると、今の自分とまったく変わらないことがわかるはずさ。

もちろん、姿、形は歳とともに変わってしまうけれど、変わらないのは「原点」なんだよ。

子どもの頃から優しかった子は余程でない限り大人になっても、お年寄りになってもその優しさを温存している。

子どもの頃、とても怒りっぽくて気性の激しい子は、やはりその素質を残している。おとなしい子は、やはりおとなしい。

もちろん、愚かでお馬鹿なcoucouさんみたいに生まれ育った環境や、教育によって大きく変な風に変えられた者もいるけれど、あの幼い子ども時代の自分がやはり「原点」となっている気がするんだ。

だから、いつでもあの時代の気持ちや心を振り返ることも、取り戻すこともできるような気がしているんだ。

それに、取り戻したい~

自由でなんの束縛もなく楽しく生きた子ども時代。

お馬鹿なcoucouさんの子ども時代は長い闘病生活で自由に身動きできなかったけれど、心は自由だった~
考えることも、空想することも、想像することも自由。
その自由が大人になったと同時にいつのまにか消え去ってしまったかのようだけれど、まだ自分の心の中にちゃんと内在していることがわかる気がする。

だから、自由な子どもに還りたい~
自由な子どもに戻りたい~

なんだか、
きっと、戻れそうな気がするんだ~

ねえ、みんな~
可愛らしかったあの頃に戻ろうよ~
あの子どもの頃の自分を思い出せる人はね、みんな還れるはずさ〜


本日も、ここまで読んでくれてありがとう~
今日はね、みんなもまたはじまり~
毎朝がはじまり~

そして、そのたびに「原点」に戻るとき。
永遠の「原点への一日」がはじまるのさ~

じゃあ、またあしたね~


文字数5,508文字



【和訳】Tems - No Woman No Cry (from "Black Panther : Wakanda Forever")


coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


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