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#フードエッセイ 記事まとめ

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食べ物に関するすてきなエッセイnoteをまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#フードエッセイ」や「#エッセイ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2024年1月の記事一覧

インドネシアの島めぐり42日目 アンボン土産とアンボングルメ

明日の朝の便でジャカルタに戻るため、観光は今日が最後になる。 わたしは日頃お世話になっている人たちと自分にたくさんお土産を買うことにした。 アンボンの土産は何がある? ネットで色々調べると、交易の中心地でマルク州の州都でもあるので、マルク州全体をカバーしているようだ。 1.ケナリ インドネシアのアーモンドと呼ばれている。アーモンドより大きく、アーモンドより若干柔らかい感じがする。色はアーモンドがオフホワイトなのに対し真っ白。 わたしが最初に食べたのはテルナテ島の港で、女

「何もない」という豊かさを求めて。島に来た今思うこと。

今回は、R5年度大人の島留学生として知夫里島に来島して働いている細川なつ子さんにインタビュー。 離島まで残り3ヶ月。島での生活を通して感じたことや、これからのことについてお聞きしました。 東京にはないものを求めて 「島暮らし」で模索する日々。 私は生まれてからずっと東京にいました。人も物も行く場所も見るものも本当に豊かでたくさんある場所だったけれど、それとは真逆の何もない豊かさを感じてみたいと思い始めたんです。 自然が少ない場所で働きながら暮らしていたので、もっと自然が

かすじる (粕汁)・関西の家庭料理

 「かすじる」とは、酒粕を入れた汁。おもに関西で食べられている汁ものです。具材は、鮭・根菜類・コンニャクなど。家庭の数だけ、粕汁があります。 (1138文字) ふゆの風物詩 昭和のころ。どこのお店も年末年始は、1週間ぐらい「お正月休み」でした。食いだおれのまち・大阪も三が日ぐらいは、しんと静まりかえっていました。故郷に帰るひとが多かったのです。 はんたいに、田舎もなく旅行もしない家庭では、年の瀬に食材を「買いだめ」するのが習慣でした。いまなら、レトルト食品や冷凍食品、コン

おすすめグルテンフリーパスタ3選~おいしい!ボソボソしない!切れにくい!

今日は、おすすめのグルテンフリーパスタのご紹介です。 わたしの受講生から 「小麦が大好きだけど、控えたい」と メッセージをいただきました。 「ZENBヌードルは豆の味がする(ので苦手)」とのことでした。 グルテンフリーのパスタは ・米 ・豆 ・とうもろこし ・あわなどの雑穀 などが主原料として使われます。 わたしの推しは「米・玄米」で作られたパスタ。 くせがなくて美味しいと感じます。 もちろん、米パスタの中には 「ビーフンですか?」 と思うような商品もあります。

冷凍食品の自動販売機が大阪で話題です・・・販売してるのは人気店のラーメン。ラーメンの味を落とさず冷凍する日本の技術は世界一!寿司、サンドイッチ、うなぎ、お弁当と応用範囲拡大中!

ドーナツの引力には逆らえない

ドーナツとの思い出は、楽しいものばかりじゃない。 小さい頃、親が「次の日の朝ごはんのために」と買ってきてくれたパン屋さんのドーナツが、翌朝にはどうしても油でベチャベチャとしてしまって実は少し苦手だったこと。 中学生のときに「ミスドでドーナツ何個食べれるかチャレンジ」をやったら、油の匂いが無理になってしまって5個しか食べられなかったこと。(胃の容量はまだ空いてるからそのあとミスドの担々麺を2杯食べた) 高校時代、部活終わりにチームメイトとみんなでDUNBOのドーナツを食べ

自炊めし記録【2024年1月】

汁物塩サバのトマトスープ 塩サバはよく買うタンパク質のひとつだ。焼くだけで食べられるから楽だったのだけれど、いいかげん飽きた。サバサンドを食べる機会があり「サバって洋風のレシピでもおいしいな」と印象に残っていたので、トマトスープにしてみた。買い置きしたきりのミックスビーンズの使い道も見つかり、一石二鳥といったところだ。 玉ねぎは好きだから多めに刻んで、ニンニクと一緒に炒める。ニンニクはチューブでしか買ったことがなく、勘で処理をしたけれど、母がやっていたのを横で見たことがあ

本日のヒト皿 焼きカレー

焼きカレーといえば! 門司港焼きカレーでしょ。 とエラそうに言ってはみたものの、初めて門司港焼きカレーを実食したのは2016年秋。 北九州市のホテルのロビーに置いてあった北九州グルメガイドを手に取ってぱらぱらとページをめくっていたら、門司・門司港の写真と門司港焼きカレーの写真と文字が飛び込んできた。  そうだ!門司へ行こう!  街を散策して、それから焼きカレーを食べよう! これがきっかけ グルメガイドを見て、ここだ!とビビッときたのがプリンセスピピ ! そのときの

土鍋でことこと味噌煮込みうどん

ここのところ、毎回のように寒い寒い、冷えますねと挨拶してるような気がしますが、実際寒いですよね。これで暖冬なんてホントなのかなぁと思うような毎日です。 🍲冬のスターは土鍋そんな季節、我が家で活躍するのは土鍋。長年使っていた愛用の土鍋が何年か前にいきなりぱかっと割れてしまって、現在の鍋は二代目です。 ちょうど1人前サイズなので、いわゆる鍋物料理以外にも、鍋焼きうどんなんかにも活躍する、冬のスター食器です。 そんな土鍋で今回つくるのはこちら。 🍲つくろう名古屋メシぱっと見

一万年と二千年前から耕してる【トロフィーワイフ・ディッシュ】

トロフィーワイフ漫画家もなみです。 (X:@shdd9865) 今日は久々に漫画を更新しましたね。 noteで載せるのは初めてなんですけど本当に漫画描いてるんですよ。  週数的にはいつ産まれてもおかしくない状況です。本を読む時はお腹が邪魔、料理作る時もお腹が邪魔、横になってもお腹が邪魔。動きづらくて仕方ないところですが、中の人に出ていってもらわないことにはどうにもなりません。0.1ミリの受精卵からこのサイズまで育て上げられたことがもはや奇跡なので、後はもうスムーズに外界へ出

同じ釜の飯を食う ≦ ともに包んだ餃子を食う、野菜たっぷり餡をこしらえてお家ギョザパした話

大阪から友人が遊びに来てくれました。日帰りではるばるありがたい。自家製金柑シロップでウェルカムドリンク。ソーダ割とお湯割りです。 飲みながら、つまみ始めます。手作りの味噌ポテトサラダは甘じょっぱい海苔にのせてタパス感覚で。着いて早々、弾丸トークの嵐です。 名古屋名物を食べに行くのもいいけれど、せっかくお家に来てくれるならということで、餃子を包むことに。お家でわいわい話せたらいいなと。 あらかじめにタネは作っていました。ざっとレシピを紹介すると、豚ひき肉と同量のキャベツ(

餃子弁当記録(R6年1月)

あけおめことよろ! 2024年も元気いっぱいお弁当を食べまーす(^^)/ 2024年スタート!年始は実家から貰って来たものの詰め合わせになりがち!ここでいうといつも美味しいものを贈ってくれるみっこの従姉だかハトコだかが送ってくれた魚に、みっこのお兄さんがくれたローストポークに、地元の美味しい広島菜漬け🎶正月太りが深刻なので和食で・・ 引き続き和食です。冷蔵庫を買ったので中を一掃しないといけない!余裕を見て2月配送にしたので1月は冷蔵庫の中身との闘い。たまに冷蔵庫の中どうな

ワイン好きに捧げるレシピ#136《菜の花とクリームチーズと白ワインと》

冬から春にかけて旬を迎える菜の花は、さっと茹でて和えものにしたりおひたしにしたりと、この時期に大活躍してくれる食材です。 今回は、菜の花の特徴であるほろ苦味を生かした、白ワインに合う爽やかな前菜をご紹介いたします! 菜の花とナッツのクリームチーズ和え/Canola flowers and nut mustard cream dressingシャクッと歯ごたえのよい菜の花に、たっぷりのマスタードクリームをまとわせた爽やかな一皿です。 最後までご覧いただき有難うございます!

開かれた海老フライ

あなたはあなたが食べたものでできている。 そんなキャッチコピーのCMがありましたが、自分で料理をするようになると、この言葉に共感するシーンって多々あるなぁと思います。そしてそれは身体面だけを指すものではないなとも感じます。 🍤実家のスタイルたとえば自分の中にある、あるメニューのスタンダードスタイル。それはきっと、子どもの頃から食べて育った実家のスタイル。 たとえばハンバーグ。ソースはケチャップとウスターソースをベースにしたものなのか、それともテリヤキ系の和風なのか。