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#学問への愛を語ろう

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学問に対する思いやエピソード、学習方法などのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。お題企画「#学問への愛を語ろう」「#〇〇がすき」開催中!https://note.co…
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#古典がすき

閑さや岩にしみ入蟬の声|芭蕉の風景

閑さや岩にしみ入蟬の声 芭蕉薬師の顔はみちのく人 元禄二(1689)年旧暦五月二十七日、新庄…

よそ者から見る美しさ「雪国」

言葉と心と情景と、その全てがただ美しく表現されていました。ノーベル文学賞ここにありです。…

シルカ
2年前
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スパッとわかりやすく、でもドキドキも誘うストーリー

「古典」というと… 「な に ぬ ぬる ぬれ ね」などの様に 五段活用とか、助詞とか覚えた…

かえで
2年前
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190歳のおじいちゃんが語る、セレブ家族の暴露話: 古典『大鏡』

古典って本当におもしろい! 私は現代語訳で、自分が読みやすいと思えるものを選んでハマった…

徒然草を読んでいるはなし

エッセイが書けないので、ふと思い立って吉田兼好の徒然草を読んでいる。正直、エッセイと随筆…

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#32 平安時代から存在した女性の想い

こんにちは、むーです。 今回は私の大好きな作品「とりかえばや物語」を読み直し、改めて思っ…

むー
2年前
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混迷の時代を生きる私たちの必読古典!一気に読める現代語訳シリーズ3選

人生につまずいたとき、現代より厳しい時代を生きた先人の姿に勇気づけられることがあります。次の一手に迷ったとき、新しい時代を切り開いた賢人の知恵にヒントが得られることがあります。だからこそいつの世でも通じる普遍的な事柄が求められるのです。 「古典」と聞けば難解で、頁も膨大で読みづらいイメージがあります。読んでみたものの内容がよくわからなかったということもあります。そんな理由で古典の叡智に接する機会を逸している人が多いというのは実にもったいない話です。 ウェッジブックスが刊行

和歌・みどりの季節に恋した

「青柳の張らろ川門(かはと)に汝を待つと清水(せみど)は汲まず立ち処(たちど)ならすも」…

lily
2年前
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ともすれば桜より切ない辛夷の散り際

『鎌倉殿の13人』で木曾義仲が実直で愛すべき男に描かれています。 青木崇高さんの熱演は、広…

根雨良光
2年前
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受験エッセイ『付箋まみれの日々』 5.「をかしな世界」

受験勉強が始まると、「古文」が好きになった。 理系を選択した受験生からのヘイトを集めやす…

「一つに決めない美しさ」を教えてくれた源氏物語と「心づくしの日本語」ー上智大学の…

塾講師をやってたので、思ひ出の入試問題を記録していきたいと思います。 塾講師やめちゃった…

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『方丈記』はなぜ現代に通じる最高の人生哲学なのか?

文・城島明彦(作家) コロナ禍で注目! 世界初の災害文学 いつ終息するのか予測がつかない…

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言葉で絵を描く

短歌や俳句って、言葉で絵を描いてる感じがする。 もちろん散文もそうなんだけど、言葉をぎゅ…

若林明良
2年前
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「新しい」の定義とは

アーモンドの花が咲いた。 春がもうそこまでやってきている。 お稽古中、節を追うのに必死で深草の少将と小野小町のどちらにもなれなかった『通小町』は、先生の「表面的にはまあできていたのでいいでしょう」のお言葉とともに仮合格となった。深草の少将の百夜通いと執心は大変せつなかった。 次は全然違うものをいうことで、『田村』に入ることになった。 ところで、私が持っている謡本は、以前謡を習っていらっしゃった方々から譲り受けたものである。最近気づいたのだが、表紙にはその方々のハンコが押し