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勤続11年目を振り返り、そして学んだことをアウトプットしてみる
こんにちは、nanaです。
2010年の3月に派遣社員としてつなぎのつもりでアサインした今の会社、
仕事をしていて何度か「ここの会社居心地良いな」と感じ、契約社員→正社員となり早10年が経過していました
元々派遣社員をしていて自分の働き方は派遣じゃないなと感じることがありました。
私は責任感が強いしいろいろと深堀して仕事をしたく、そして何より独身なので地に足をつけるべきと考え、たぶん苦難の道のりになるだろうけど「正社員で働こう!」と決め、就活を始めました。
就活がうまくいかずに最初は派遣社員として仕事をしていました。
今までとは全く毛色の違った業界で、戸惑い、時に衝突することもありました。
そして会社が成長していくにつれ上場することを目指し、その準備要因として正社員として働かないかとお声を変えていただき、晴れて正社員になったのだけど、配属されたのが未経験の「経理部」。
※よく私を経理にしたなと思う・・・。
私は経理の経験がゼロだったで簡単なアシスタント業務のほかに、取締役会の事務局として当時役員8人の日程調整や議事録の作成などをし、登記の申請や株式実務も担当しました。上場の準備要因として、皆初めてのことばかりだったので、上場後も手探り状態で色々な専門家の方のアドバイスを頂戴しながら業務にあたっていました。
私は経理で働くのは正直向いていないし、私の性格上本当に楽しくなかった。だけど、
向き不向きではない。今の私には必要なこと。
そう自分に無理やりつじつまを合わせるように、簿記の資格を取り、数々のセミナーを受けたりと必要な知識を勉強しまくりました。
しかしこの経理部の4年の間、忙しいだけならまだしも、上司の上司がヒトラーみたいな人でマネージャークラスはほとんど辞めていき、私も時がたつにつれてどんどん追い込まれていきました。
派遣社員だったらクレームを入れて辞められるのに。こんな考えが何度頭をよぎったことか。
しかし地に足着いた生活は送られていたので、その葛藤を日々繰り返していました。
そして、もう退職しようと半分決めていた時に人事異動があって、経理を離れることができ、今は派遣時代の営業部に戻り、経理と営業部の橋渡し役的な業務に従事しています。
今となっては当時学んだことは自分の財産となり、確実に仕事に活かされ
お陰様でこのご時世でも何の不自由なく、人間関係にも恵まれ、日々過ごすことができています。
この丸10年を振り返ってみると
いろいろな苦難を乗り越えきたからこそ、今がある。
とつくづく思います。
私の会社は開発系の会社で秀才・天才肌の人が多いです。そのかわり協調性がない人も多いです。
時間を守るという概念もなく、コミュ障の人も多いです。おはよう、ありがとうが言えない人も多いです。
今では上場もして公の会社になったので監査や内部統制があるため、やっと会社らしい会社になりましたが、以前はこういう人たちと仕事をするのが半端なく大変でした。(中途入社のメンバーを口を揃えて思う事💦)
その中でルールを守り、自分も相手も気分良く働くにはどうしたらよいか考え続けてました。
怒るという感情を軸に相手に変わってもらう事を望むというのは、実は自分が成長できていない証拠。
辛い状況から脱出するための根本的な解決には至らない。
そのためにきちんと自分の意見を伝え、相手を尊重しながら、周囲との連携の取り方に気を配り、円滑に業務が遂行できることを日々心掛けました。
結果、自分のメンタルの状況も日々安定し、とにかく私自身が楽な状況が構築できています。
私が楽できる→周囲に優しくできる→人間関係良好→周囲が協力的に→仕事が円滑→楽→・・・
という良いループが続くのです。
しかし、当然のことながら同じ業務の繰り返しは成り立ちません。
常に螺旋階段のようにレベルアップに繋げていかなければいけないし、きっと一難去ってまた一難な状況も訪れるでしょう💦
だけど、失敗や成功体験を積んで、自分の中で方程式は確実にふえました。
いやな波が来るかな・・・今後そんな予感がしても、乗り越えられると思えるわけです。
これからも今の自分に出来ることや貢献できることを考えながら仕事と向き合っていきたいと思います。
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