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8/16_カウンセリング@埼玉の振り返り

今日は約5か月ぶりに、以前に通っていた埼玉県にあるカウンセリング先へ行く。そこに行くことは少しばかり気が重いけれど、台風が迫る中で雨風でびしょびしょに濡れながらも行ってきたので、その結果を振り返るとともに記録を残していく。

久しぶりに訪問したカウンセリングルームでカウンセラーのTさんは笑顔で迎えてくれた。
Tさんは決まって天気の話題を振る。雨ですね~、暑いですね~といった具合。

そんなTさんのカウンセリングは、一方的に私からずっと何かを話していくという流れで進む。私から何か問いかけない限り、T氏から何かしゃべってくれることは無い。
極論を言えば、私が50分間しゃべり続けていれば、はい時間ですよお疲れ様でしたという形で終わってしまう。
約半年ぶりに会っても、そのスタンスは変わっていなかった。マインドフルな受容に満ちたカウンセリングなんてそんなものなのだろうか。
自分の苦しさを誰かにひたすらぶつけたい、パートナーの愚痴を吐き出したい、そんな人にはとっても良い場かもしれない。何をいってもうんうんと聞いてくれ、受け止めてもらえるから。

私がカウンセリングに通う目的は何か

ここで私がカウンセリングに通う目的を改めて書き出しておくことにする。
じっくり考えると、おおまかに以下の2点に集約される。

  • トラウマを乗り越える中で立ちはだかる苦しさや寂しさといった感情を吐き出し、弱い私も受け入れてもらえる安全な場所であること

  • 私が長年悩まされてきた生きづらさの正体を解き明かし、日々の生活の中でそれを乗り越えるための実践的なアドバイスをもらい、伴走してもらうこと

久しぶりのTさんのカウンセリングを受けてみて

私の心の率直な声は、モヤモヤが収まらない、何を学んだのかよくわからないというもの。
心の奥では、これで50分8,000円はちょっと割に合わないという心の声も聞こえてくる。これが正直な感想。
なぜそう感じるのだろう。じっくり考えて書き出してみた。

  • 私がカウンセリングに通う目的に対して、Tさんとの間で出発点、現在地、マイルストーンそしてゴールなどの全体像が見えないから

  • 愛着障害の理論に深く入っていくような抽象的な話が多く、So what (だから何?私はどうすればいいの?)がいつまでも明確にならないから

  • ありのままの私を受け入れてもらえるというよりも、愛着障害の理論が先行してしまい、カウンセリングを受ける身として安心感を得られないから

私は約半年前にモヤモヤを感じ、Tさんのカウンセリングをやめた時の不安感は半年を経ても変わらなかった。
あまりにもモヤモヤするので、カウンセリングの最後に「次回のカウンセリングまでに、私が今後のカウンセリングを通じた愛着障害の克服についてのロードマップを書いてくる」と宣言をした。そうでもしないとカウンセリングで得られるものが何もないままに時間だけが過ぎてしまうから。
本当はカウンセリングを通して、そのロードマップを専門家の立場から一緒に描いてほしいんだけどなあ。。

いまお世話になっているDさんのカウンセリング

一方で今お世話になってるDさんのカウンセリングでは、まだ4か月という短期間にも関わらず、着実に成果と改善がみられている実感がある。
それは理論よりも、日常により根差した考え方やノウハウをもらい、私が実践するトライ&エラーを繰り返す形のカウンセリングだからだと思う。
Dさんは女性だが、ひと言前置きをしたうえで、結構厳しいことストレートを言ってくれる。カウンセラーとして譲れない部分は、譲れないとまっすぐに言ってくれる。
人を信頼することを知らない私だが、Dさんが本気で向き合ってくれているのをひしひしと感じる。
相性が良いのかどうかは分からないが、少なくともカウンセリングを受ける側の私にとって、横浜のあのカウンセリングルームは安心して話すことのできる場所だと感じている。

どうすればいいんだろう?

妻からは、妻自身も馴染みのあるTさんを指名する形で、カウンセリングを受けてほしい、愛着障害の克服を軌道に乗せてほしいと言われている。
これまで妻を散々コントロールしてきた手前、妻の意向は可能な限りそのまま受け入れたい、そう考えている。
でも正直に言うと、Tさんのカウンセリングを半年以上受けてきた実感として、これ以上通っても自分にとって有意義なものにはならないと思っている。

妻の意向を汲めばTさんのカウンセリングに鞍替えすべきなのだろうが、どうしても二の足を踏んでしまうわたしがいる。
相性の問題もあるのかもしれないが、今の私にとって愛着障害の理論を深堀りしていくよりも、より実践的なノウハウを身に着けていく方があっていると感じるからだ。
別居以降、必死になって愛着障害の理論を人並み以上に学んできたつもりだが、いくら理論を深く学んでも、家族との生活の中で実践できないことには絵に描いた餅になる。

一方で、Tさんのカウンセリングでなければ即時離婚します、なんて妻に言われてしまうと元も子もない。そんなことをいうような妻ではないと頭では分かっているが、とにかく私の言動には一つの失敗も許されない状況なので、どうしても二の足を踏んでしまう。私はどうすればよいのだろうか。

Dさんの意外なアドバイス

昨日のDさんのカウンセリングの際に、この悩みを打ち明けた。
するとDさんから間髪入れずに意外なアドバイスが返ってきた。
それは「今のような夫婦の危機を迎えている状況だからこそ、正しい議論、正しいケンカをしていこう」というもの。
つまり、私はTさんではなく引き続きDさんのカウンセリングを受けることで、愛着の問題を乗り越えていきたいという素直な思いを妻に伝えるということ。

それはTさんを指名してカウンセリングを受けてほしいと言っている妻の思いに対して、火に油を注ぐようなものかもしれない。
でもDさんは、そう簡単に夫婦という関係から逃げずに、自分の素直な思いを伝えてみよう、それが人を信頼できないというトラウマを克服する大切な一歩なんだよと言ってくれた。そんな私の言動をきっと奥さんは待っているよと付け加えてくれた。

生い立ちの中で人を信頼するということを教えてもらえなかった私だけれども、いま私から無条件に妻を信頼してみる、見返りを求めず信頼してみる。それこそがこれまでとは変わった私の姿なのではないか、いまこそ一皮むけるチャンスなのではないか、一晩考えを寝かせた今、心からそう思う。
私の妻は、私が考え抜いた提案を真っ向から否定するような人ではない。
私から妻を信頼することなしに、妻だって私を信頼してくれることはない。
だから、私の思いはちゃんと妻に伝える。それが夫婦のコミュニケーションのスタートなんだと思う。
最終的には妻の意向に従うつもりだが、私の気持ちはきちんと伝える。
だってわたしたちは夫婦なんだから。

自分で納得のいくロードマップを作ってみる

これまで様々な本を読み漁って、愛着障害やトラウマをどうすれば克服できるのか、そのためには何が必要なのかは一般論として理解はできている。
だからこそそのプロセスをロードマップに落とし込んで、現在地とゴールを明確にしたい。
私の仕事柄、目的とゴールがきっちり言語化されていて、マイルストーンがWBS化されていないことにはどうも落ち着かない。
目的、マイルストーン、ゴールが明確になっていれば、後はやるだけ。
それを作るのは、私の得意分野のはず。
自分で納得のいくロードマップのたたき台を作り、カウンセラーのアドバイスを踏まえて最終形に持って行く。
それを進捗とともに、妻には定期的に報告をしていきたいと考えている。

今日の振り返り、気づき

7月9日から始めた断酒生活も今日で39日を達成
妻や子どもに会えずに寂しいとき、つらいときにお酒を飲んで酔えば少しの時間だけはアルコールが気持ちを楽にしてくれる、それは私がいちばんよく分かっている。でもそれはその場しのぎ、問題の本質からは逃げているだけ。逃げることも大切だけれど、私はお酒以外で何とかしたい。
断酒は、私から愛する妻への変わりたいという覚悟の証だから。

今日は台風の影響で完全にランOFF
直近の1ヶ月は、ほぼ休みなしで高校の陸上部時代並みに走りこんできたので、思い切って休むことに。
今日は人通りも少ないので、三越前駅⇔新日本橋駅の地下を走ろうかと本気で思ったが、嵐で外に出れるような天気でもないのであきらめる。

ちなみに10月の区民マラソン大会の参加者のうち、昨日時点で練習量が62人中1位だったが、今日にはすぐに抜かれて3位に転落。
争うつもりは全くないけれど、私は私なりに走っていこうと思う。

うちの長女のすずちゃん
昨晩、うちの愛猫が長い時間夢にでてきて、また会いたい気持ちが高まってしまったので、すこしばかり猫のことを書いておく。
私たち家族に猫のすずちゃんがいる。戸籍上の長女は4月に生まれた娘だけれど、私たち夫婦の子どもという意味では猫のすずちゃんが長女になる。
すずちゃん自身も、息子と娘が生まれる前からずっと一緒にいるため、自身も最年長のおねえちゃんと思っているはず。

どちらかというとちょっかいを出さない妻にべったりだけれど、家族が寝静まった後には心変わりしたように、リビングで晩酌をする私にべったりくっついて寝てくれていた。
この瞬間は私にとっても、すずちゃんにとっても癒しの時間。
妻の前では恥ずかしくて言えなかったけれど、私はすずちゃんと秘密裏にイチャイチャするのが大好きだった。早くすずちゃんにも会いたいなあ。
すずちゃん、パパはもう過度なスキンシップをしたり、過度なちょっかいはしないから安心してね😊

いつも私の足にぴったりくっついて寝ていたすずちゃん

最後に
今日も三人の大切な子どもたちを一人で見てくれている奥さんに、この場を借りて感謝の気持ちを伝えさせてください。
本当にありがとう😊

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