マガジンのカバー画像

ホワイト小企業の作り方

26
エリート銀行員から全くの異業種である造園会社を起業した社長の話をまとめました。
運営しているクリエイター

#女性の転職

第15話 いよいよ起業、勝負する業種の選び方

第15話 いよいよ起業、勝負する業種の選び方

35歳からの起業。ただ、辞表を出すときは起業することだけ決めていて、何を生業としていくか決めていなかった。別れる仲間のためにちゃんと引継することを優先していたため、業務の合間で考えられる程度だった。退職後にしっかり考えようと思っていた。

そんな形を取れるのも理解ある妻のおかげだ。もし結婚後に起業する可能性があるなら、子供が生まれても、奥さんが仕事を続けられるように応援しておいた方がいいと思う。

もっとみる
第16話 未経験35歳なんて誰も雇わない

第16話 未経験35歳なんて誰も雇わない

起業する業界を「グリーン業界」と決めた。

では、「グリーン業界」のなかで、具体的に何をやるのか?

20年前は、まだインターネットに情報があふれていたわけでないので、書籍だけでは情報が少ない。

そこで、何で起業するかを調査するために、3つの学校に同時に通うことにした。

「お花屋さんを開業するための学校」

「観葉植物のレンタルを主業としている会社が組合を作って運営している学校」

「ガーデン

もっとみる
第21話 成功する会社は「集客」と「人」を大事にしている

第21話 成功する会社は「集客」と「人」を大事にしている

前回までは、私の起業してから現在までに至るまでの過去編として、第20話までお付き合いいただき、ありがとうございました!

次の章として、今日からは、18年間、小企業の経営者をやらせていただいてきて、今行き着いている「ホワイト小企業の作り方」についてお話させていただければと思います。

色々な切り口があると思いますが、根っこは何かと考えてみました。

「一緒にいたいと思われること」

ではないでしょ

もっとみる
第25話 成功する報酬制度は「社員をよく見ているかどうか」

第25話 成功する報酬制度は「社員をよく見ているかどうか」

【一緒にいたいと思われるリーダーの条件】
・自分 (従業員)に関心を持ってくれる人
・向上心をもって実践している人
・見合った報酬をくれる人

従業員に長く会社にいていただくには、「一緒にいたいと思われること」は重要であり、その1つに「働きに見合った報酬をくれる人」であることをお伝えしました。

僕は、銀行を退職後、ベンチャー企業に転職し、2年半で10人から100人になる会社のナンバー2を経験させ

もっとみる
第26話(最終話) 小企業経営者は現場の知識で競わない

第26話(最終話) 小企業経営者は現場の知識で競わない

さて、「ホワイト小企業の作り方」は、そろそろ終息に向かいたいと思います。今回をもって終了とさせていただき、次回からは、未来へ向けた動きのメイキングをご案内していきたいと思っております。

今回が「ホワイト小企業の作り方」の最終話です。

小企業経営を長く続けていくには、「現場を知っていること」は絶対だと思います。

エリート会社員の方は特に、マネジメントがわかっていれば、事業の中身に精通していなく

もっとみる