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4月から社会人大学院生になります
約1年ぶりの投稿ですが、タイトルのとおり、今年の4月から社会人大学院生となる運びとなりました。昨日、すべての必要書類を提出したので、無事受理されれば入学できると思います。大学院は、北陸先端科学技術大学院大学(通称JAIST)の 東京社会人コース 前期博士課程(先端科学技術専攻)です。
私自身は個人事業主兼会社役員的な働き方をしているので、大学院で学修と研究を行っていくのは時間的になかなかにチャレ
MacでもDeep Learningがしたい。PythonからMetal APIを呼び出す簡易実験の話
【2023年 8月6日追記】
この記事は筆者が当時使っていたX86アーキテクチャで動作するMacに向けた記事であり、すでにレガシーなものとなっています。Apple silicon搭載のMacを利用しているPytorchユーザーの方は、PytorchのMPSバックエンドの利用を推奨します。
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プログラミングで学ぶ写像 後編 - 全射・単射・全単射・写像の合成
この記事は
プログラミングで学ぶ写像 前編 - 集合の復習、写像の定義、像と逆像
の続きです。
前半では、集合の復習から始まり、写像の定義、像と逆像についての数学的な定義とそれらをJavaScriptで実装するということを行ってきました。後半では写像でも特に重要な全射・単射・全単射・写像の合成についての数学的な定義とJavaScriptを使った証明(弱めの)を行い、最後のほうでソフトウェアでどの
プログラミングで学ぶ写像 前編 - 集合の復習、写像の定義、像と逆像
最近は機械学習ブームにより、ソフトウェアエンジニアが線形代数に再入門するといったことが増えてきているのではないでしょうか。線形代数を学ぶ上で線形空間(ベクトル空間)から線形空間への写像、つまり線形変換が最も大事な概念であるわけですが、いきなり写像という言葉が出てきて怯んでしまう方もいるかと思います。
しかし、実のところ我々プログラミング経験者にとって、写像はかなり馴染み深いものです。というのも、写