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【感想】手放す練習

お疲れ様です。21歳の、のん。です。

今回は本の紹介をします。

※ネタバレが含まれている可能性があるので、苦手な方はご遠慮下さい。

ミニマリストしぶさんによって書かれた『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』を読了しました。

私は、この方のことはミニマリストとして存じ上げてはいたものの、詳しいことはあまり知りませんでした。

どんな経緯があって、今に至ったのか、他人のエピソードを聞くのは、聞いている側としては面白いですね。同じ体験をしたいとは思いませんが。

気になる方は読んでみて下さい。


読んだ感想としては、「余白」が大事だなと思いました。余白というのは、余裕という言葉にも置き換えることができます。

人間、追い詰められて考える余裕を奪われている状態だと、とんでもない方向へと事態が悪化してしまったりすることもあります。

「余白」があることで、落ち着いて物事を考えたりすることができるようになる。


もっと、具体的に言うと、スケジュールに関しても、予定で埋めて余白を埋めたがる人もいると思います。私もかつてそういった状態の時がありました。

そうすると、どうしても目の前の出来事にしか目が行かなくなってしまいます。

著者のしぶさんは、
「自分のしたいこと」なんて、そのときどきによって違っていいのだ
と述べていました。

実際に、約束はしたものの、当日になってお出掛けしたくない、と少し気分が憂鬱になってしまったという経験は私だけではなく、皆さんにもあるのではないでしょうか。

気分転換をするための遊びの約束が疲れの要因になってしまっていては元も子もありません。

だからこそ、スケジュールにも「余白」を作ることで、自分のやりたいときにやりたいことができる状態を作っておく。


ミニマリスト、というと、部屋が綺麗といったイメージを持たれる方が多いと思うので、その話もしておこうと思います。

私は、大事なのはこだわりを持ちすぎないことだと思います。こだわりを持つことは、素敵ですし、推奨されるべきことです。

ですが、なんでも、やりすぎには気をつけたいところです。自分で決めたこだわりで、自分が苦しめられていたり、それに縛られている、と感じるのであればそれはやりすぎです。

片付けに、明確な正解はないと思っています。人間は一人ひとり違うわけで、片付けも人それぞれの正解が存在すると思います。

例えば、私に関しては自分の部屋はわりかし物のも少なく綺麗な方です。
買い物に関しても、モノにお金を支払うより、体験に使用したいと考えています。自分にとって必要なものを買うようにしており、無駄遣いは少ない方だと自分では思っています。

お金の支出はあるものの、それは自分で必要だと思ったからこその支出であり、私自身は無駄遣いをしたとは思っていません。たまに失敗もすることもありますが、良い経験になったと思って反省し、次からは気をつけるようにしています。

そんな私の生活ですが、それでも、体調が悪かったり、人間関係に問題が生じたりすると、それが部屋にも現れてしまいます。どんな状態でも、綺麗で整っているお部屋が理想ですが、現実はそうもいきません。

でもその度に、また部屋が散らかって私は駄目だと思ってしまう状態に問題があると思います。

たとえ、またお部屋が散らかってしまったとしても、元気な時に一気にあるいは少しずつ片付けをして、また綺麗な状態にできるのなら、それでいいと思っています。


大事なのは、自分を追い込みすぎてしまわないこと。「余白」のある暮らしをしたい、と思わされた本書でした。

今回はここまで。他の本の感想についてはこちらから読めます。



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