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きみを死なせないための物語第1話感想 その10
その10、第1話の感想も終わろうというところでようやくルイの登場です。
待ち合わせ場所はなんと歓楽街。引き締まったウェストのターラちゃんに対して、シーザーのお腹がまだ子どもなぽっこり系なのが可愛いですね。
しかしルイ、ふりふりのスカーフにブラウスといういかにもフランス貴族なお子様なご衣装なのがいいですね! しかもターラがいるとわかるや「ボンクラなの!?」と。先に合流していたのはこの3人なのに、自分
きみを死なせないための物語第1話感想 その9
その9はホテルに戻ったターラちゃんのシーンからですね。…と思ってコミックを開いてたら、大地と話してる時のターラちゃんの返答コマの背景に通路が書き足されてる! 雑誌掲載時はただの壁だった所に通路が! 37ページ目でアラタがラムネを持ってきてるのはシーザーが座ってる側なのでそちらが玄関方面として、アラタと大地の部屋の奥にも部屋があるわけですね。4人家族で2LD(Kはない)と考えると、現代でもアパートと
もっとみるきみを死なせないための物語第1話感想 その8
その8は大地登場からですね。
このコマの父親の後ろの窓枠に把手のようなものがついていて、あけられそうな雰囲気を出してますけども…流石に「こういうデザインが地球っぽくて流行っている」インテリアとして捉えていいんですよね?
ひいお婆さまの窓枠にも竹風の装飾がされていたり、畳に布団だったりしましたし、このコマでも畳にちゃぶ台ですし、個人宅ではある程度のインテリアを楽しむ余裕があるのでしょうか。
こういう
きみを死なせないための物語第1話感想その7
その7はシネマコクーンの終わりくらいからですね。
シーザーの「銀河の果てに行きたい」という願望、そして娯楽施設の中の発言でも要注意…とはいえ、アラタが禁書の内容を話しているからまあまあ大丈夫なのかな? なんにせよ窮屈な生活してるなあという印象を受けさせる会話ですよね。
第1話も半分以上を過ぎてようやく出てくるルイの名前。3人の会話で登場することもありますが、その後もルイだけが「F3 LOUIS」
きみを死なせないための物語第1話感想その6
その6はシネマコクーン内の途中からですね!
シネマコクーンの広さは直径10〜15m程度の半球状で、複数人利用が想定されてるとはいえ空間の限られたコクーン内でそれだけの広さを娯楽で占有するのわけですし、きっとそこまで数は多くないのでしょう。だから人気のプログラムの時にチケットが取りにくいのはわかりますねえ
もし現実で、プロジェクションマッピングや立体画像データは無理としても似たような施設で世界遺産や
きみを死なせないための物語第1話感想その5
その5はシネマコクーンからですね!
シネマと言っても実際に動き回れる全投影型VRゲームみたいな感じのようです。「上映プログラム」ということで一定の時間で映像が切り替わっていくのかな。ここ、単行本で「ヒューマン・プロジェクションマッピング開始します」というアナウンスが追加されていて、何が起こっているのかよりわかりやすくなってます…って、その次のページの衣装替えしたアラタの姿、単行本でかなり修正され
きみを死なせないための物語第1話感想その4
その4はターラちゃんが登場して3人が揃ったところからですね。
早速シーザーが何やらしています。
現代に置き換えると到着早々自撮りしてSNSにアップする感覚なんでしょうか。個人端末を誰も持っていないコクーンの設定を直接的に描写しているのに、読んでいて当初特に違和感を覚えなかったんですよね。
監視カメラに「シティカメラ」とルビがあるのがとてもにくい。現代でも店内に監視カメラが置かれるのは当たり前になり
きみを死なせないための物語第1話感想その3
その3はターラちゃん初登場シーンです。
やんちゃなシーザーとおとなしめのアラタ、そしてクラス委員タイプな初登場のターラちゃん。もうね、見るからに三角関係になりそうな予感がありありですよね!
ところでこの登場シーン、というかシーザーとターラ、そして後から出てくるルイの名前初出時の表記についでですが。
それぞれ「皇帝」「星」「王様」。そのあとも時々漢字表記される3人に対して、アラタは初めから「アラタ」
きみを死なせないための物語第1話感想その2
とても意味深な冒頭から始まった「きみを死なせないための物語」。
前回が3ページ分で終わってしまったので、続きの4ページめからの感想を書いていきます。
ここからが実質本編ですね。
そしていきなり出てくるモノローグの「20歳の夏休み」「まだ子ども」「あと20年は子どもの予定だった」
そして遠景の主人公アラタの姿。明らかに子どもで、空港…ではなく宙港の待合室の椅子に足をぷらぷらさせながら座っている姿が