のんちゃん

ADHDで双極性障害の「のんちゃん」が、4年生の専門学校卒業を目指すためのnoteです…

のんちゃん

ADHDで双極性障害の「のんちゃん」が、4年生の専門学校卒業を目指すためのnoteです。なんの知識もライフハックもお役立ち情報も得られません。私の脳みそを垂れ流すための、思考と感情の墓場です。

最近の記事

辞められない不思議。何事もズバッと辞められる人間でいたい…

私の中高生活は、部活を中心に回っていた。あの部活に入ったのが、私の人生での一番の失敗かもしれない。 私は部活に入ってすぐ、何を言ってるのかわからない奴、として「いじられキャラ」になった。いじられキャラとは危ないもので、いじめと紙一重なのである。 おそらく周りは「いじってるだけ」だと思っていただろうし、私も「いじられてるだけ」だと思っていた。思おうとしていた。 具体的にどんなことをされていたかなんて思い出してもなんの得もないが、とにかく何やってもOKだと思われてたし、発言

    • 不注意優勢型ADHDのけがの多さたるや。

      いつもどっかけがしてるよね。ってよく言われる。 実際いつもどこかをけがしているわけではないが、そんなイメージがつくくらいには、目立つケガばかりしている。 ダイジェストでエピソードをあげよう。中高6年間で私がした(大きめの、不注意による)けがは以下の通りだ。 寝坊して自転車で爆走し、マンホールで滑って転倒。路上で手が血まみれになり動けない私を、知らんおじさんが家まで送ってくれた。手を5針縫う。 自転車で駅前で転倒、ひざ下血まみれで駅員室へ。 校内の下り坂で転倒、ひざ流

      • ノートの取り方がいまだに分からない20歳

        ADHDあるあるとして、ノートがとれない ということがあげられる。私も例にもれずこの一人である。 前提として、私は学習障害(LD)ではなく、字を書くことに問題はない。しかし、ノートがとれないのだ。 ノートがとれない医学的なメカニズムは知らないが、本人の体感として、どうしてノートがとれないのか、解説しようと思う。 そもそもノートがとれないという自覚を持ったのは、高校生に入ってからだった。だって私は文字も書けるし、先生の話す日本語もわかる。ならばかけないはずがない。サボって

        • 【ブルカ禁止】アラブ人とイラン人と一緒に、放課後バスケしてた私が言えること。

          フランスに続いて、スイスでもイスラム教の民族衣装が禁止される事態になった。呆れと怒りと切なさで、人間って本当にしょうもないなと思うしかない。 「顔を隠すことを強制されるムスリム女性を救うんだ」という推進派の意見もあるらしい。それによって救われた女性もいたのかもしれない。しかし多数派であろう、自分の宗教的慣習を、他人に強制されていてかわいそうだと決めつけられる人の気持ちを考えなかったのかな。宗教問題について全くの無知ながらに、私は思う。 私は小学校時代のほぼすべてを、イスラ

        辞められない不思議。何事もズバッと辞められる人間でいたい…

          【脱・紙媒体】買って一週間で感じた、kindleのメリットデメリット。

          以前より気になっていたkindleを購入した。(正確には以前一度購入したのだが、コンビニにお金を払いに行くのを忘れて話が流れた。) 私が長いことkindle購入を躊躇していた理由は、BOOKOFF&メルカリ愛好家だからである。これにつきる。私は潔癖症でもないし、文字が読めればボロボロでも構わない気質なので、「中古」という概念がなくなる電子書籍はどうしてもいやだった。読みたい本を全部新品で買っていたらお金が足りなくなる。 それ故、趣味である本屋さん練り歩きタイムにて読みたい

          【脱・紙媒体】買って一週間で感じた、kindleのメリットデメリット。

          不注意は感じるけど、衝動性はあんまり感じてない。けど…

          私は典型的な、不注意優勢型のADHD である。不注意が目立ちすぎているからか、多動性衝動性はほとんどない。少なくとも他人から見たらわからないレベルだと思う。たぶん。 しかし衝動性に関しては、少し不安な要素がある。ちょっとした買い物衝動を抑えられないのは元の気質なのか人間あるあるなのか、そもそも広告が買うように仕向けてるんだから仕方ないのかわかんないが、私が不安に思っているのは、購買衝動ではない。独り言だ。 独り言といっても、思考を整理する時に、一人だと分かった状態で発する

          不注意は感じるけど、衝動性はあんまり感じてない。けど…

          【出願ミス】特性爆弾として20年生きてる私の、だれかを勇気づけるかもしれないエピソード

          不注意が度を越している私だからこそ生み出せた逸話がある。それもたくさん。人の失敗談は聞いてて面白いものらしく、どのエピソードも話のネタになるし、お酒のつまみになる。結果的に得をしているんじゃないかってくらい話題には困らない。 その中でもこのシーズンにまつわる逸話を紹介したい。受験である。 今シーズンの受験で、自分が行きたかった大学に行けなかったと感じている人、受験勉強がつらすぎて虚無感に襲われている人、私のようにへっぽこかまして全てをおじゃんにした人。 そんな人がこれを

          【出願ミス】特性爆弾として20年生きてる私の、だれかを勇気づけるかもしれないエピソード

          のんちゃん、はじめてのバイト。ティッシュ配りが一番向いてた。

          2019年春、私の初めてのアルバイト先は、高3で通っていた某映像授業塾のチューターだ。ぶっちゃけ、なりたい!と言えばなれる状況だったので、それはそれはすんなり決まった。 始まってすぐに、特定の苦手な業務があることに気付く。というか、とてつもなく自分に向いていないアルバイトだということに気付く。 基本業務の生徒対応をしながら、合間をぬってその日に社員さんから課された事務仕事をこなす。そして頻繁にかかってくる電話に対応する。 お分かりいただけるだろうか。ADHD不注意優勢型

          のんちゃん、はじめてのバイト。ティッシュ配りが一番向いてた。

          性格ってそもそも何じゃい!新しい学校で友達できるか不安なのんちゃん

          これまでの人生で「性格」について考えたことは少なくない。 自分の発達特性を単なる性格だと思ってた時にも考えていたし、他人を理解しようとするときにも考えたし、もちろん自分を理解する時にも考えた。 そんな深い話ではなくても、人の性格って千差万別で面白いなーとか、いつか人類のすべてをカバーできる性格図鑑(すべての人がフローチャート式にたどっていくと既に定義された「性格」にたどり着く)を作りたいなーとかいう、どうでもいいことも考えてた。 そもそも性格って何よ。 ①各個人に特有

          性格ってそもそも何じゃい!新しい学校で友達できるか不安なのんちゃん

          のんちゃんと、リストカットに関するあるある議論をしよう。

          タイトルなので親しみやすい言葉を選んだけど、「自傷行為」についての話。 賛否両論。どう考えても否定波が多いけど。賛成派も「ジャンジャンやろうぜぇ~」と言っているわけではないけれど。 自傷行為をする人によって、それぞれ自傷行為の持つ意味合いが違うという話はよく聞く。他人へのSOS、気分安定、ファッション(ほんとにそんな人いるのか知らんが)目的は様々だ。 しかし、自傷行為とはご縁のない人から見ると、ファッションだ、アピールだといった否定的な目で見られる。ツイッターでエゴサす

          のんちゃんと、リストカットに関するあるある議論をしよう。

          睡眠が下手すぎるのんちゃん、原因を考察してみる。スムーズな学校生活の肝となるのは睡眠説。

          睡眠入る、出る、維持するの全てが苦手だ。 「48時間まるまる動き続けて、16時間眠る」「4時間睡眠を2週間継続する」「夢ばっか見て、きれいに1時間半ごとに起きる」「電気を消して目を閉じてから3時間は眠れない」「起きれない時の起きれなさがやばい」 毎日上記のどれかに該当しながら生きている。それが普通だと思ってた。しかも割と最近まで。 友人にそのことを話すと、「ありえないなんで動いてんの?」とか「寝てないアピール?」とか「救急病棟勤務ですか?」とか言われるのを聞いて、あまり

          睡眠が下手すぎるのんちゃん、原因を考察してみる。スムーズな学校生活の肝となるのは睡眠説。

          5年間戦った見えない敵の正体は、双極性障害だった。

          高校一年生の夏、限界だったのかもしれない。 JRのホームで、列ではないところからホームを見つめて朦朧としていたところを、駅員さんとおばちゃんに話しかけられた。「大丈夫?」 その時自分が何をしようとしていたのかは、本当に覚えていない。 とっさに、笑顔で、「大丈夫です!」と答えたのは覚えている。 その日から、「死ぬ」ということが目の前に迫ってくる恐怖にとらわれることになる。しばらくはホームの端っこに立てなくなり、電車が目の前を通過する瞬間は目を閉じるようになった。死にたい

          5年間戦った見えない敵の正体は、双極性障害だった。

          のんちゃんが二十歳でADHDの診断を「つける」までの話。

          うすうす分かっていた。 現代を生きるADHDの人、特に、発達障害の中でADHDのみを持っている人はそうだと思う。想定外の診断だった人は少ないのではないか。 高校生の頃、母が「お前は病気だ」と言ってきた。私は、自分の成長を完全に期待してない母の言葉に、とても傷ついた。私だってやればできる!少し周りの人よりもやる気がないだけなのだ、と。 これまた高校生の頃、これまた母親が、ADHD児の子育てに関する本を読んでいた。私はそこで初めて母親が、冗談ではなく本気で病人だと思っている

          のんちゃんが二十歳でADHDの診断を「つける」までの話。

          なんとかしてのんちゃんを卒業させたい

          今度こそ、卒業したい。 私は根本的に学校に通うのが苦手だ。おそらく数々の苦手要素は、発達障害の一つであるADHDに起因している。 定刻に起床し、その日に必要なものを家という膨大な箱の中から探し出し、リュックに入れる。不要になったものはバックから出し、お菓子のごみがあれば捨てる。 始業時間に指定された場所にたどり着き、息の切れる中先生から発される大事な情報に耳を傾ける。ちゃんと聞き逃す。 落ち着いている時でさえ、人の話から大切な情報を抽出することができないのに、「朝」と

          なんとかしてのんちゃんを卒業させたい