なんとかしてのんちゃんを卒業させたい
今度こそ、卒業したい。
私は根本的に学校に通うのが苦手だ。おそらく数々の苦手要素は、発達障害の一つであるADHDに起因している。
定刻に起床し、その日に必要なものを家という膨大な箱の中から探し出し、リュックに入れる。不要になったものはバックから出し、お菓子のごみがあれば捨てる。
始業時間に指定された場所にたどり着き、息の切れる中先生から発される大事な情報に耳を傾ける。ちゃんと聞き逃す。
落ち着いている時でさえ、人の話から大切な情報を抽出することができないのに、「朝」という巨大な敵との戦いを終えた我々に押し寄せる大切な話。
繰り返される興味のない、あるいは難易度的についていけず興味をなくしている授業たち。ほぼすべての授業に忘れ物か、自分だけやっていない課題か、聞き覚えのない小テストか、何かしらアクシデントが起きる。
「ADHDの学校生活あるある」など、それだけで広辞苑レベルの本が書けると思う。本当に学校生活というのは毎日が困難の連続であった。困難すぎるあまり、逸話というか伝説というか黒歴史が大量作成された学生生活であった。
学生生活であったのだ。現在二十歳だが、過去形である。
私は昨年の前期末、2年生の秋に、大学を退学した。退学してしまった。
その大学は、私の18歳までの底辺人生にそぐわない、それなりに名の通る大学だった。しかし入学後、一年生の春にはすでにプチ不登校なる状態が発生した。ポジティブな理由もネガティブな理由もどっちもある。まあ、ポジティブな理由なんて、いいわけだと言われれば、そうでないことを証明するものなどどこにもないのだが。。。
大学不登校に陥った理由はあるようなないようなはっきりしない。だが、退学後に発覚する双極性障害のうつ状態であったことは素人目にもわかる。なぜそのような状態になったのかは、やはりわからない。人体って不思議。
そして私は来年の春、2021年4月より都内の専門学校に入学することが決まっている。しかも4年制。まともに通い、課題をこなし、ストレートで卒業する未来が全く見えないのは私だけではないはず。少なくとも私を深く知る数少ない友人から見れば、無謀な挑戦でに見えることは間違いない。
しかし私はどうしても卒業したい。卒業するための具多的なプランを考えなくてはならない。やばい。時間がない。退学から半年間、フリーターとして時間を持て余していたのに、これでは中高大のデジャブー間違いなしだ。
というわけで、卒業するための具多的な策の一つとして、noteを書いている次第だ。プランは特にない。なんてこともないが、ぶっちゃけない。
読んでくれるのは友達だけかもしれない。何なら友達にも恥ずかしくて見せれないかもしれない。でも、実在してようが架空であろうが「誰かに見られている」という意識に自分を持っていければしめたものである。
私の性質として「楽しませたい」というものがあげられる。
嘘。聞こえの良い言い方をしたが、とにかく「ボケたい!目立ちたい!」という欲は昔からあるように思える。
「ADHDかつ双極性障害の大学中退野郎が送る、リベンジ学生生活」をエンターテイメントにしたい。そしたら私たぶん頑張れる。
入学式は4月上旬。専門学校の初登校日は4月2日だ。(ちなみに大学の初登校日である新入生オリエンテーションは一時間遅刻した)
そこから始めるリベンジライフ、デスゲーム、育成ゲームへの序章として、私の性格、過去、黒歴史、栄光、失敗について、入学までに書き連ねることとする。
のんちゃん育成ゲームを始めるために、主人公のプロフィールを知っておくに越したことはない。
卒業出来たら、関わってくれた全ての人に感謝して、映画のようなエンドロールを書こう。
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