【脱・紙媒体】買って一週間で感じた、kindleのメリットデメリット。


以前より気になっていたkindleを購入した。(正確には以前一度購入したのだが、コンビニにお金を払いに行くのを忘れて話が流れた。)


私が長いことkindle購入を躊躇していた理由は、BOOKOFF&メルカリ愛好家だからである。これにつきる。私は潔癖症でもないし、文字が読めればボロボロでも構わない気質なので、「中古」という概念がなくなる電子書籍はどうしてもいやだった。読みたい本を全部新品で買っていたらお金が足りなくなる。

それ故、趣味である本屋さん練り歩きタイムにて読みたい本を見つけたら、その場でメルカリで検索、あれば購入。なければ後日BOOKOFFへ。そこにもなくて、それでも読みたければ新品を買う。という手順を踏んでいたのだ。あーなんてケチ臭い。

しかしこの手順、どう考えてもめんどくさい。携帯のメモ帳には「読みたい本リスト」がたまりまくっていた。昔メモして放置された本の題名など見たところで、なぜこれが読みたかったのか、そもそもどんな本だった思い出せるわけがない。


これじゃあ自分の好奇心がもったいない。みんなそうだと思うが、好奇心には賞味期限がある。読みたい本はその時読むべき。知りたい情報はそのとき調べるべき。そこにお金を使うのは悪いことじゃないかもしれない。

というわけで、ついにkindleを買ったのである。


買って一週間、4冊の本を読んだ。

感想は、「人生で一番いい買い物したかも!!!」である。


第一に、購入の理由となった、本へのアクセスを良くしたい件について、これは120点満点で満たされた。最高。もう店員さんに聞く必要も、検索機をいじいじする必要もない。読みたいと思ったら、すぐ買える。ちょっと迷ったらリストに入れとけばいい。中古よりは少々高いが、自分の好奇心をどぶに捨てることがなくなったと思えば、許せる範囲である。


第二に、読みやすさである。読みやすいとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。むしろこれが買ってよかったと思った理由ナンバーワンかもしれない。

文字の大きさの設定にもよるが、画面には3文程度が表示される。この一度に入ってくる情報量の少なさは、読書を進めるうえでとてつもない効果を発揮する。文字がでかいって読みやすい。老眼ではないので、全く恩恵を受けないと思っていた「文字の大きさ」に感激した。

そして、これも文字が大きいことに起因するのだが、「読書の一時停止、再開」へのハードルがめちゃくちゃ下がる。再開する時、紙の本だと、ページを開いても、どの文章まで読んだかは覚えてられない(あれ、これ私だけかも、不安なってきた)

しかしkindleは違う、電源をON にすれば、3文くらいがでかでかと表示される。その中からどこまで読んだかを探すのは容易である。別に全部読んじゃっても手間じゃない。もうこれは革命的だった!

ご飯を食べながら本を読むことだって簡単である(お行儀悪い)。紙の本なら目を離すたびにどこまで読んだか探す時間がとられるが、kindleならちょちょいのちょいである。

本当はkindle unlimitedについても書きたいのだが、買って一週間では評価しきれないと判断したのでやめた。もう少し使ってから書こうと思う。


ここまでメリットばかりを話してきた。kindleのまわしもんみたいになってる。しかしちゃんとデメリットもある。それは、


「なくしたら一貫の終わり」


本一冊なくすのとはわけが違う。不注意優勢のゴリゴリADHDにあまり小さくて高価なものを持たせないでほしい。いつなくすか、見ものである。



以上、まとめると、kindleめっちゃいい!



【需要のないおまけ】

kindleでは、文章の表示方法をカスタムできる。文字の大きさや、縦向き横向きである。

そこで、私のおすすめ設定とその理由を紹介しよう!あ、紹介させてください。


それは「普通、横持ち」である。ラーメンのカスタムみたいな響きにまとめてみた(は?)

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こうすることで、読書する時の視線の上下幅を格段に減らすことができる。(赤矢印がイメージ)流し読みをするときなんて、ほぼ左に一直線で読める。


最高かて。









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