【出願ミス】特性爆弾として20年生きてる私の、だれかを勇気づけるかもしれないエピソード




不注意が度を越している私だからこそ生み出せた逸話がある。それもたくさん。人の失敗談は聞いてて面白いものらしく、どのエピソードも話のネタになるし、お酒のつまみになる。結果的に得をしているんじゃないかってくらい話題には困らない。


その中でもこのシーズンにまつわる逸話を紹介したい。受験である。


今シーズンの受験で、自分が行きたかった大学に行けなかったと感じている人、受験勉強がつらすぎて虚無感に襲われている人、私のようにへっぽこかまして全てをおじゃんにした人。

そんな人がこれを読んで、元気になってくれたら幸いである。時には下を見て安心することも大切だと思う。


普通の人(あえてこういう言い方しました)でも、納得のいく結果を得るのが難しい大学受験。私がそう簡単にこなせるはずがないと思っていた。会場に着くまでに迷子になったり、寝坊したり、筆箱忘れたり、するんだろうなーと思っていた。

しかし現実はそう甘くなかった。

出願期日を資料を読んで確認した私は、あろうことか、日にちを間違って認識してしまったのだ。いろいろあって、自分の認識した期日ぎりぎりに出願した私は、受験資格を失うことになる。第一志望校のAO 入試である。


高校3年間、途方もない成績不良だった私は、部活動を意地でも辞めずに経歴を作り、それ以外でもAO入試で有利になりそうな経験を意識的に積んできた。第一志望に受かるにはそうするしかないと思っていたからだ。

そうして迎えた出願。大量の事前レポートと、涙の結晶である部活の経歴を封筒にぶち込み、意気揚々と出願したのである。郵送した封筒は数日後に「受理できませんでした」という赤ペンメッセージとともに家に帰ってきた。私はそれを聞いた電車内でパニックを起こし、過呼吸をこじらせ、救急車で運ばれた。我ながらみじめすぎる。。。


なぜそんな大切な期日を、何度も確認しなかったのか。何故一緒に出願した友達との会話の中で気が付けなかったのか、いろいろ反省すべき点はある。先生にもぶちおこられた。いつもは穏やかで理論的で、非生産的な説教を好まない先生が、脈絡のない長い説教を繰り広げるくらいには周りを混乱させ、失望させた。


結果的に一般入試で第一志望校に合格したので、のんちゃんのダメダメエピソードとしてネタになっている。きっと高校の先生も毎年受験シーズンになったら、「昔俺のもってた学年に、こんなやつがいてな、、、」って話してると思う。それで出願期限を間違える後輩が減るなら、願ってもないことである。そんなやつそもそもいないとか言わないで。


数ある私のエピソードの中でも、これは指折りのインパクトを持っている。一番かどうかはわからないが。



とにかくこの経験から分かることは、「どんなに大切な期日でも、私は忘れてしまうという」ということである。

このnoteの一番の目的は、のんちゃんを卒業させること、である。

この、どんな重要な期日でも忘れる可能性があるという事実は、円滑な学校生活に大きな支障をきたすことが予想される。


「期限」とは学校生活、それどころか生きるうえで重大な課題である。

自分が「期限」というものを守れるような、8割でいいから、守れるようなシステムを作らなきゃいけないな。。。


がんばろ







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