野村ともあき|チーム堺

大阪府堺市出身、在住。前堺市議会議員。生まれ育った堺市の魅力やスポット、政治関連の情報…

野村ともあき|チーム堺

大阪府堺市出身、在住。前堺市議会議員。生まれ育った堺市の魅力やスポット、政治関連の情報などをお伝えしながら、日々感じたことを綴っていきたいと思います。2019年堺市長選挙に立候補し落選。現在修行中です…。

マガジン

  • ゼロからわかる大阪都構想「基本のき」

    大阪市を廃止し特別区を設置する住民投票が令和2年秋に行われる予定です。 市民生活に直結するものすごく重要なことですが「大阪都構想? エエっちゅう話もアカンゆう話もあってようわかれへん」という声が多いのも事実。そこで、このマガジンでは大阪都構想についてできるだけ専門用語を使わずわかりやすく解説します。ぜひ投票の参考にしてください。※なおマガジン内のテキストや画像は、意味を改変しない限り自由に利用、配布していただいて構いません。多くの方に読んでいただきたいと思います。

最近の記事

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「日本のための新たな道しるべ」政策大綱

政治団体「日本のための新たな道しるべ」設立にあたり、その政策大綱『7つの道しるべ』を以下に記す。 ■7つの道しるべ○万民救済富国前進 ○新自由主義の否定 ○財政効果の最大化 ○堅牢な公共の構築 ○分産型国家の創造 ○未来技術との共栄 ○社会的公理の追求 ○万民救済富国前進「国家を成すのは政治、政治を為(な)すのは人、政治無くして公はなく、民(たみ)無くして国家無し」 「日本のための新たな道しるべ」は、「国を創るのは人、人を作るのは国」を信条に、「人」を最も大切に考えた政

    • 堺市長選挙まで1か月の節目を迎えての思い

      元堺市議会議員の野村ともあきです。 6月4日(日)投開票の予定で行われる堺市長選挙まで残り1か月となりました。私たち市民のくらしに大きな影響を与える「市長」を決める選挙です。より多くの方が関心をもたれるよう願います。 基礎自治体であり政令市である堺市は、私たちのくらしに直接的に関わる多くの事業を行っています。上下水道、義務教育、保育、地域福祉、地域経済の振興、道路、公園、消防、地域防災……などなど、どれも当たり前すぎて普段はあまり意識すらしませんが、私たちの生活そのものと言

      • 「大大阪経済圏構想」について

        前堺市議会議員の野村ともあきです。 大阪ダブル選挙、統一地方選挙の投票日が4月9日に迫りました。 私の住む堺市においては大阪府知事、大阪府議会議員、堺市議会議員の選挙が行われ、私も連日多くの議員の元へ伺っておりますが、タイプの異なる3つの選挙(大阪市内では大阪市長選挙もあり4つ!)が同時に行われる難しさを痛感しております。 首長は予算執行権という大きな権限を持っており政策に関する意思決定権があります。 一方の議会議員は、強大な権限を持つ首長を複数人の目でチェックするための機

        • 堺市長選挙に関する記者会見で発表した政策について(会見文字起こし)

          元堺市議会議員の野村ともあきです。 3月24日、6月4日執行の堺市長選挙に関する記者会見を行いました。 その会見で発表した政策についてお伝えします(ほぼ読み原稿のコピペですがご了承下さい) 下記以外の詳細な項目につきましては、後日「マニフェスト」という形で発表することになると思います。 今回は政策の土台となる5つの基本方針と、これだけは実現したいと考える重点政策についてのみご紹介しました。 テーマは「再始動 チーム堺」です。 私は行政のトップ、首長は特定政党の利害の代弁者

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        「日本のための新たな道しるべ」政策大綱

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        • ゼロからわかる大阪都構想「基本のき」
          8本

        記事

          大阪 危急存亡の秋

          3月23日に大阪府知事選挙、本日26日に大阪市長選挙が告示され、統一地方選、いわゆる大阪ダブル選挙の火蓋が切って落とされました。31日には大阪府議会、大阪市堺市の両政令市議会議員選挙も告示を迎えます。まずは、皆さま必ず投票に行っていただきたいと思います。 今回の大阪統一地方選挙は間違いなく大阪の歴史に深く刻まれる大きな歴史の節目となるでしょう。 私は、今回の選挙の結果が大げさではなく大阪の今後100年を決定づけるものになると考えています。 個別の政策で言えば争点は間違いな

          大阪 危急存亡の秋

          維新支持の構造的分析と現代政治における縮図としての大阪

          維新支持の構造的分析 だいぶ以前のことだが、ジャーナリストの松本創(まつもと・はじむ)さんと対談する機会をいただいた。松本さんは『誰が「橋下徹」をつくったか 大阪都構想とメディアの迷走(140B出版)』や『地方メディアの逆襲(筑摩書房)』などの著者で関西を地盤にご活躍されている気鋭の作家である。 対談は、松本さんが先に寄稿された、雑誌『世界』の特集「維新を勝たせる心理と論理」(2022年3月号)という記事をもとに、「維新の会」が支持されている背景について客観的に考察を行う

          維新支持の構造的分析と現代政治における縮図としての大阪

          堺市議会が開会しました 令和5年度予算と財政危機宣言について解説します

          明日(2/16)より、堺市議会第一回定例会本会議で大綱質疑が行われます。今議会は令和5年度堺市当初予算を審議する重要な議会です。まずは3日間の日程で各会派から質問が行われる予定です。 さて今年度の堺市予算ですが、前年度以前から比べて最も大きな変化は、令和3年に発した「財政危機宣言」を解除し、延期していた保育料無償化などを突如復活させてきたことでしょう。 令和元年にスタートした永藤堺市政の運営方針は、端的にいうと「超緊縮財政」でした。保育料無償化の無期延期や保育士の処遇改善

          堺市議会が開会しました 令和5年度予算と財政危機宣言について解説します

          迫る、大阪カジノ・IR計画の認可。課題をおさらい&国への要望に行ってきます!

          「日本のための新たな道しるべ」代表、野村ともあきです。 日本国内初となるカジノの認可が迫っています。 本稿では間近に迫った認可を前に、改めて大阪カジノ・IR計画の課題を整理するとともに、この間、新たに気づいた課題や懸念についてもまとめておきたいと思います。 なお本稿は要点のみをできるだけコンパクトにお伝えすることを主眼としておりますので、詳細な内容は別稿等をご参照いただければと思います。 大阪カジノ・IR計画の課題 四分類 私は、大阪カジノ・IR計画の問題点を大きく次

          迫る、大阪カジノ・IR計画の認可。課題をおさらい&国への要望に行ってきます!

          【図解】1分でわかる「上海電力 大阪咲洲メガソーラー問題」

          はじめに いわゆる大阪咲洲(さきしま)メガソーラーを巡る『上海電力問題』については、主要メディアがほとんど報じていないこともあって、一般の方々にはあまり知られていません。 他方、関心の高い方々は、ウェブ、SNS、動画などですさまじい情報収集を行っていらっしゃって、その熱量に私も非常に驚かされています。 しかし私は、この問題の複雑さや不透明さが興味のない方やじっくり時間を割けない方々を遠ざけてしまっている感がすごくあって、非常に重要な問題であるにも関わらず、議論が錯綜したり

          【図解】1分でわかる「上海電力 大阪咲洲メガソーラー問題」

          大阪カジノ・IR計画の課題と、直接是非を問うことの意義について

          大阪で進むカジノ・IR整備計画 前堺市議会議員の野村ともあきです。 大阪にカジノを含む統合型リゾート(IR)を整備する計画がひたひたと進んでいます。 去る4月27日には、整備のための計画書が大阪府・市から国に提出されました。今後、国の審査を経て整備計画が認可されれば、日本で初めてとなるカジノが大阪に設置されることとなります。認可の時期は今秋以降と見込まれています。 本整備計画は、策定段階から多くの疑義や深刻な課題が指摘されてきましたが、カジノ・IR推進派が過半数を占める

          大阪カジノ・IR計画の課題と、直接是非を問うことの意義について

          「維新の会」の躍進をネットメディアはどう見たか(まとめ)

          先の第49回衆議院総選挙における維新の会の躍進は、野党共闘の失敗と相俟って全国的にも注目を集めた。 ネットには様々な言説や論考がアップされ、メディアやSNS上でも活発に議論されている。 大阪における「維新圧勝」の予測はかなり早い段階からあったので、私はある程度の覚悟はしていたが、大阪の小選挙区で全敗という結果には率直に驚きを禁じ得なかった。 このような選挙結果を招いた理由について私個人の見解はいくつも挙げられるが、それは長年に渡り「維新政治」と対峙してきた反維新側の主観的

          「維新の会」の躍進をネットメディアはどう見たか(まとめ)

          維新躍進の票はどこから来たのか

          第49回衆議院総選挙が終わった。 全国的には自民党が単独過半数を確保し、岸田政権は続投の信任を得た。 しかしここ大阪では、小選挙区で日本維新の会が「全勝」するという衝撃的な結果が出された。 自民党はもちろん、共闘に失敗した野党も、大阪においては解党的な出直しを迫られるだろう。 この維新躍進の原動力はどこから来たのであろうか。 分析のために、下記に第48回(2017)衆議院総選挙と第49回(2021)の大阪府選挙区別の得票率を表にまとめた。大阪府の投票率(小選挙区)は前回(

          維新躍進の票はどこから来たのか

          30年ぶりの「宏池会政権」は新たな時代の端緒となるか~日本の戦後政治は第3のフェーズへ

          自民党総裁選は、決選投票の末、岸田文雄氏が河野太郎氏ら3候補を破り新総裁に選ばれた。岸田氏は10月4日に召集される臨時国会で第100代の首相に指名され、日本の新たな舵取りを担うこととなる。直後に衆院の任期満了を控え総選挙が避けられない中での異例の政権発足である。 新型コロナウイルスへの対応などを巡り支持率が低迷した菅内閣からの政権継承は様々な課題も予想され、直ちに岸田総理・総裁の手腕が問われることとなるだろう。 さて総裁選前、自民党の派閥について別稿に著した。 岸田氏は保守

          30年ぶりの「宏池会政権」は新たな時代の端緒となるか~日本の戦後政治は第3のフェーズへ

          なぜ私たちは政治に「もやもや」するのか

          政界関係者の間で大きな分水嶺になると注目されていた横浜市長選挙の結果が出た。事前の中間世論調査の通り、立憲民主党が推薦する候補の圧勝となった。 首相のお膝元である横浜市での完敗は、支持率が低落傾向にある菅政権にとって痛恨の出来事である。今後、自民党総裁としての求心力にも大きな影響を与えることになるのは間違いない。 先に行われた報道各社による8月の世論調査でも、すでに菅政権の支持率は「危険水域」と言われる支持率30%を複数のメディアで下回る結果となっていた。 努めて客観的に判

          なぜ私たちは政治に「もやもや」するのか

          「大阪市廃止・特別区設置 住民投票」を終えて

          11月1日に行われた大阪市の廃止と特別区の設置を問う住民投票は、反対多数で否決されました。開票結果は、賛成67万5829票、反対69万2996票。17,167票差という前回同様の僅差でした。大阪市は存続し、従来どおり府と政令指定都市という枠組みで自治行政が行われることになります。 この間、大阪市廃止の反対運動にお力をいただきました方々に、まずは心より感謝と敬意を表します。本当にお疲れ様でした。 維新の政治手法との対峙3週間に渡った住民投票運動を振り返ると、体力面よりも精神

          「大阪市廃止・特別区設置 住民投票」を終えて

          創価学会員の皆さまへ

          大阪市廃止・特別区設置住民投票の投開票日まであと3日となりました。 改めてお伝えするまでもありませんが、私は大阪市の廃止に「反対」です。 それは政局や立場から「反対」しているのではなく、本心から、大阪都構想は必ず市民を不幸にすると考えているからです。 大阪都構想には巨額のコストがかかります。コストが生じれば何かの予算を削らなければなりません。もしその予算削減が、コロナで苦しむ中小企業への支援や、生活困窮者のセーフティネットや、子どもの虐待防止や、防災減災への取り組みに及ぶ

          創価学会員の皆さまへ