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なぜ望む現実を引き寄せられないのか。それなのになぜ人は「創造主に似せてつくられた」と言われるのか


前回に引き続き、長めのタイトルになりました。

さて、
なぜ自分の人生はうまくいっていないのか、
なぜ未来に希望を持てないのか、
なぜ望まない現実ばかり経験してしまうのか、
一体どうすればそのスパイラルから抜け出せるのか、

そんなことが頭の中をぐるぐると巡っている方も多い昨今なのではないかと思います。

かく言うわたしもずいぶん長い間このスパイラルから抜け出すことができない日々を送っていましたが、今は確実に次のステージに移動したなぁという実感があります。

それでは一体何がわたしを次のステージへ移動させてくれたのか、というと、大切なポイントは


「理想や憧れ、ああなりたい、これをやりたい、こんな人生を送りたい」というイメージを描くこと!

ではなくて、(もちろんこれも大切ではあるのですが)

「理想や憧れ、ああなりたい、これをやりたい、こんな人生を送りたい」という「イメージを描ける自分になること」

でした。
「ん??」となっている方もいらっしゃるかと思いますので、順を追って説明していきたいと思います。


✳︎


さて、自分の人生の中で迷子になってしまった方は、今後の方向性を見出すための地図を探し求める中で

「自分は本当は何が好きで、どんな人生を歩みたくて、どんな現実が実現したら最高に幸せかを思い描いてみましょう!」

といったようなフレーズはわりとよく聞くことがあるのではないかなと思います。
それに従ってノートやスマホのメモなどに自分の望みを書き出したことがある方も多いのではないでしょうか。


わたしももちろん試してみたことがあります。
当時のわたしの場合は、書いている最中はとてもいい気分になるのですが、ふと冷静になるとまったく現実化できる気がせず、夢物語で終わってしまったという感じでした。

このステップを踏むだけで望む現実を引き寄せられるようになった、という方もいるかとは思いますが、わたしのようにそうでもないという方もいらっしゃるかと思うのですが、その違いは一体どこにあるのでしょうか。



結論からお伝えすると、

「理想や憧れを書き出す」ことはできても、「自分がそれを現実化できるという感覚をイメージ」できなければ、まさに「絵に描いた餅」=現実化はできない、ということです。


つまり大切なのは「理想や憧れをイメージすること」に加えて「理想や憧れを【現実化できるという感覚】をイメージできること」、

もう少し簡単な表現をすると、「なんかできそうな気がする」という感覚を持てるかどうか、ということです。


これによってただの夢物語が「必要なプロセスをたどれば現実化できる予定」となり、潜在意識が現実化のための情報を探し始め、

「現実化するために今何をすればよいか?」という具体的な行動へとフォーカスが移り、望んだ(イメージした)現実を引き寄せることができるというからくりです。


このからくりは実は誰もが日頃使っていて、

「〇〇が食べたいなぁ」→「できそうな気がする」といちいち思うことさえなく当たり前に【実現可能だという感覚がある】 →現実化するための行動がいくつかイメージできる → スーパーに行く、レストランに行く、出前をとるなど具体的な行動を起こす → 望む現実を引き寄せる

というとてもシンプルな方程式になっています。


けれど、この自分の中にある「できそうな気がする」の領域を超えると一気にイメージしたものを現実化するパーセンテージが落ちてしまい、場合によっては「理想として思い描く」ことさえできなくなります。

それでは一体どうすれば「理想や憧れを現実化できるという感覚」「できそうな気がするという感覚」を得る(広げる)ことができるのでしょうか。



わたしの場合はその感覚になることを「妨げている」ものを取り除く、というところに大きな鍵がありました。

では何が「できそうな気がする」という感覚になることを妨げていたかというと、

・強烈な自己否定(自分にはできない、という思い込み)
・インパクトの強い、複数ある過去のトラウマ

の二大巨頭が原因でした。
この要因に大きく引っ張られることによって「未来に希望を持つ」ことがまったくできなくなっていたのです。


これによって、理想や憧れを「書き出してみる」ことはできても「いや実現なんてできるわけないでしょ(自己否定と無能感)」「また大変なことが起きるに違いない(過去のトラウマ)」という感覚が圧倒的に大きくなり、

「なんかできそうな気がする」という感覚を得ることができず、もちろん実現することもできなかったというわけです。
(できるわけないでしょ、が現実化したとも言えますが!)


そこでまずは妨げになっている大きな荷物を軽くするという作業に集中しました。

「どうやって?」と思われた方は、このnote内にわたし自身の経験談(変容のプロセス)をいくつも記事にして載せてありますので、ぜひご覧になってみてください。

参考までに2つだけご紹介させていただきます。
①心が自由になると無理なく動けるようになる

②自己否定から抜け出す魔法

(今後も出来る限りたくさんの「変容プロセス・ストーリー」をご紹介できればと思っています)


そんなふうにして、自己否定と過去のトラウマの存在感が少しずつ薄くなってきたところでもう一度「未来について考えてみる」という作業に移りました。

すると、本当に不思議なことに
「なんか出来そうな気がする」>「できるわけないでしょ」
というふうにパワーバランスが入れ替わったのです。

これは自分でも本当に驚きの出来事でした。
自分の中で「過去に紐(ひも)づいたセルフイメージ」よりも「明るい未来に紐づいたセルフイメージ」の存在感が大きくなったのです!

また、未来をイメージした時に「なんか出来そうな気がする」という感覚を持てることがどれだけ大切なことなのかを体感することもできました。


これが巷でいうところの「マインドをセットする」ということなのだろうと思いますが、ハッキリ言って簡単ではなかったです笑


そしてこの「マインド」が変化した(なんかできそうな気がするという感覚になった)ことにより、出来事の受け取り方が変わり、情報の入り方、捉え方、扱い方が変わり、選択と行動が変わり、

いま着実にイメージを現実化するためのプロセスを歩んでいるという実感があります。


以上のことから、望む現実を引き寄せる(創り出す)には

①理想を思い描く、設計図を描く能力
②できそうだという感覚を携えて、現実化に必要なプロセスを行動に移していく能力

の二つが必要なのだろうとわたしは考えています。
つまりこの二つがなければ「望む現実を引き寄せることはできない」ということです。


ここでタイトルの後半、「なぜ人は「創造主に似せてつくられた」と言われるのか」に戻ると、

先ほどお伝えした
「理想を思い描く、設計図を描く能力」こそが他の動物にはない人間にだけ与えられた能力だからだと思っています。

世界中に存在する、人間が創り出したものはすべて、まず「思い描く」ことから始まっていて、そしてその思い描いたものをカタチにすることができるのが人間だからこそ、「創造主に似せてつくられた」と表現されているのだと思うのです。

幸か不幸か、意図して思い描いたわけではない「できるわけないでしょう」という設計図も現実化してしまうのがなかなか厄介なところではあるのですが、、、だからこそ「意図して思い描く」ことが大切だとも言えそうです。

というわけで、以上が「なぜ望む現実を引き寄せられないのか、それなのになぜ「人は創造主に似せてつくられた」と言われるのか」についての、わたしなりの回答でした。


現実化のプロセスにおいて必要なことはまだまだたくさんありますが、今回ご紹介した「ベースとなる2点」を抑えることが何よりも大切なのではないかと思います。



ぐるぐるした人生は味わい尽くしたから、そろそろ次のステージに移りたいなぁという方の参考になれたなら幸いです。

どんな経験もかけがえのない「わたし(あなた)」という物語の1ページ
だと思っているので、焦らずたゆまずこれからも一緒にマイ・ストーリー
を紡いでいきましょう^^


※8/4 追記
「なんかできそうな気がする」の感覚を増やすための大きな要素について、以前書いた記事「なぜあの人は器用なのか?」が役に立ちそうだなと思ったのでもしよろしければご覧になってみてください。

それではまた^^
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このnoteでは「マイナスからゼロへ、そして人生を面白がる達人へ」というテーマで自分自身の体験に基づく記事を綴っています。

以下は今日までの人気記事BEST3です。
こちらものぞいてみてもらえたらとても嬉しいです^^

1位「人を助けたい=傲慢?」

2位「人から大切にされるには」

3位「地に足のついたスピリチュアル②」

最後までお読みいただきありがとうございました。
またお目にかかれますように^^


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