岩見裕貴

とある4代目店主です。 いろいろ書いていこうと思いますが、最近はほぼ読書記録です。 h…

岩見裕貴

とある4代目店主です。 いろいろ書いていこうと思いますが、最近はほぼ読書記録です。 https://twitter.com/nogutiseimenn

記事一覧

『空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』和田 欣也,中川 寛子

蒲生四丁目という城東区にある地域の空き家再生プロジェクトの立ち上げから現在までが書かれた本。 今度、著者のひとりである和田さんとお会いすることになったので知人か…

岩見裕貴
2年前
5

『自意識とコメディの日々』オークラ

友達から借りた本。 いつからだろうか、「本の貸し借りなんて大人がすることではない」みたいな思い込みがあった気がするけど、大人になってまで本の貸し借りができる友人…

岩見裕貴
2年前
5

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー

最初は星野源のラジオだったと思うけど、星野源も誰かに紹介してもらって読んだみたいで 「とにかくおもしろい!ネタバレ絶対だめだから何も調べずに読んでみて!本を買っ…

岩見裕貴
2年前
2

『まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか』木下 斉

一年ほど前に購入しておきながらも未読だった本。 本というか、テキストのように感じた。 この一冊を参考書として、自分なりの「まちづくり勉強ノート」を作ってみたいな…

岩見裕貴
2年前
3

『常識のない喫茶店』僕のマリ

友人が貸してくれたので読んでみました。 接客業経験者なら誰しも「うんうん」と頷く部分の多い内容。 著者は大手メーカーを退職後こちらの喫茶店にて勤務されていて、基…

岩見裕貴
2年前
1

『イマジン。』川端寛之

川端寛之さんという、会ったことも見たこともないこの男性を知ったのはいつだろうか。2019年くらいかな? 【南吹田琥珀街プロジェクト】というのをインスタか何かで発見し…

岩見裕貴
2年前
2

『佐久間宣行のずるい仕事術』佐久間宣行

元テレビ東京で現在はフリーのテレビディレクター・プロデューサー、佐久間宣行さん。 ゴッドタンなどで存在は知っていたが、3年ほど前からオールナイトニッポンゼロを聞く…

岩見裕貴
2年前
12

『廃業の危機を味わって本気で取り組んだ人を大切にする三方よし経営』森光孝雅(と、ちょっと広島旅行記)

急ですが長らく離れていた読書習慣を取り戻そうと思い、読書録をつけていきます。 先日うちの家族と嫁親族、総勢十数名で旅行にいってきたんですよ。 広島県の大久野島っ…

岩見裕貴
2年前

早朝の葛藤

月に一度だけ、『おはようかまたま』と題して早朝(今は朝6:30~7:15)限定で製麺の仕事のついでにお客さんを入れて、釜玉うどんを食べてもらうというイベントのようなも…

岩見裕貴
2年前
2

爆発的自意識の過剰

とある、自分が出てきて話している動画を見ている。 今日はそこそこ風があり涼しくて快適な気温のはずなんだけど、全身から嫌な汗が噴き出してくる。 自分の声や、話し方…

岩見裕貴
2年前
2

備忘

何か書いてみようかと思ってnote見てみたら、書きかけとかで保存している投稿がいくつかあった。 書いてるときのテンションとは遠く離れてしまっているので再編集して投稿…

岩見裕貴
3年前
1

①になりたい

前にmixerの松田くんと話してたとき、 「Twitterのキャンペーンなどには応募しない」 って事を言った。 よくある 『RT&いいねで抽選で〇名さまにプレゼント!』 とかそう…

岩見裕貴
3年前
1

スイタクオリティ

なんだか、やることなすこと「吹田やからいいっしょ。」みたいに片付けてしまってた部分がかなりあることに気づいた。 なんでこんな事に気づいたのかよく覚えてないんだけ…

岩見裕貴
3年前
2

1人ブレスト

俺っちってば、他人から誤解されたり勘違いされたりすることが多いよな~と思ってたんだけど、今更ながらその理由がわかった気がする。 たぶん誰と会話する時でも一人で勝…

岩見裕貴
3年前
1

売り上げを分散させた方がいい気がする

この一年間で色々な事を学んだ気がする。 その中でも「売り上げの内訳をできるだけ分散させておく」というのが重要な気がする。 幸い、ウチは色んな事をやっている気がす…

岩見裕貴
3年前
1

限界

なので今日で年内はいったん終わらせようと思う。 もし毎日更新を期待してる人がいたとしたらすまん。 noteって書いてる時間だけじゃなくて、「今日は何書こうかな」と思…

岩見裕貴
3年前
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『空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』和田 欣也,中川 寛子

『空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』和田 欣也,中川 寛子

蒲生四丁目という城東区にある地域の空き家再生プロジェクトの立ち上げから現在までが書かれた本。
今度、著者のひとりである和田さんとお会いすることになったので知人から借りて読みました。

と言ってもメインの著者としては中川さんの方で、中川さん目線からみた和田さんの奮闘が書かれている感じ。
第三者目線で書かれている分、よりプロジェクトの全体が俯瞰で見てとれるように思えてよかったです。

特に具体的なお金

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『自意識とコメディの日々』オークラ

『自意識とコメディの日々』オークラ

友達から借りた本。
いつからだろうか、「本の貸し借りなんて大人がすることではない」みたいな思い込みがあった気がするけど、大人になってまで本の貸し借りができる友人関係とか、その友人と知識をシェアするみたいな感覚がとても心地よくて、いつからか大人になってこそみんな本の貸し借りをしたほうがいいんじゃないかとさえ思っている。

元芸人で、現在は放送作家として活躍されているオークラさんの自伝的エッセイ。

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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー

最初は星野源のラジオだったと思うけど、星野源も誰かに紹介してもらって読んだみたいで
「とにかくおもしろい!ネタバレ絶対だめだから何も調べずに読んでみて!本を買ったら帯も見ないで外した方がいい!」
と言ってたはず。
(あとから聞いたところによるとアトロクでも散々話題になってたらしい)
その時に「いつか読んでみたいな~」とタイトルだけはインプットしていたのだけど、そのままにしてた。

その数週間後、佐

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『まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか』木下 斉

一年ほど前に購入しておきながらも未読だった本。

本というか、テキストのように感じた。
この一冊を参考書として、自分なりの「まちづくり勉強ノート」を作ってみたいなと思った。

著者は高校生で会社を興し、「IT革命」という流行語大賞を獲った人物。
もう20年以上さまざまな地域との関わり合いに触れて、著者独自の「まちづくりの在り方」というのを示してくれている。

めちゃくちゃ面白かったのだけど、さっき

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『常識のない喫茶店』僕のマリ

友人が貸してくれたので読んでみました。

接客業経験者なら誰しも「うんうん」と頷く部分の多い内容。

著者は大手メーカーを退職後こちらの喫茶店にて勤務されていて、基本的には「こんな客は嫌だ」「店員と客の関係はこうあるべきだ」という事が書かれています。

著者の本業は執筆家ということもあり、文章がとても読みやすかったです。
本が発刊された2021年時点で勤続5年とのことですが、さらに数年続けられたあ

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『イマジン。』川端寛之

『イマジン。』川端寛之

川端寛之さんという、会ったことも見たこともないこの男性を知ったのはいつだろうか。2019年くらいかな?
【南吹田琥珀街プロジェクト】というのをインスタか何かで発見したのがきっかけ。

特に自分の地元周辺で、なんかしらのイベントやプロジェクトが立ち上がったら【誰が・なんのために、それをしてるのか(しようとしているのか)】が気になって出来る限り調べるという悪癖があるんだけど、どうやらそのボス的な存在が

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『佐久間宣行のずるい仕事術』佐久間宣行

元テレビ東京で現在はフリーのテレビディレクター・プロデューサー、佐久間宣行さん。
ゴッドタンなどで存在は知っていたが、3年ほど前からオールナイトニッポンゼロを聞くようになってからファンです。

ある日には、朝ラジコのタイムフリーで佐久間さんのラジオを聞いて、休憩中に佐久間さんのYouTubeを見て、夜はゴッドタンかあちこちオードリーを見る、という一日佐久間さん漬けの日もあるくらい。ファンじゃなくて

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『廃業の危機を味わって本気で取り組んだ人を大切にする三方よし経営』森光孝雅(と、ちょっと広島旅行記)

急ですが長らく離れていた読書習慣を取り戻そうと思い、読書録をつけていきます。

先日うちの家族と嫁親族、総勢十数名で旅行にいってきたんですよ。
広島県の大久野島ってところ。

ここはここで超よかったんですけど、今回はその帰りに広島空港の横の『八天堂ビレッジ』という場所に立ち寄った際に出合った本の読書録みたいな?やつです。

八天堂ってそもそも僕は知らなかったんですけど、全国区で非常に有名なパン屋さ

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早朝の葛藤

早朝の葛藤

月に一度だけ、『おはようかまたま』と題して早朝(今は朝6:30~7:15)限定で製麺の仕事のついでにお客さんを入れて、釜玉うどんを食べてもらうというイベントのようなものをやっている。

(イベントと呼ぶのがいつも全然しっくりこない)

(でもイベント以外の言い換えが思いつかない)

(考えてもないけど)

うちとしては

・あくまで製麺仕事のついで

・なのでご近所さんが来やすい時間で

・これで

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爆発的自意識の過剰

とある、自分が出てきて話している動画を見ている。

今日はそこそこ風があり涼しくて快適な気温のはずなんだけど、全身から嫌な汗が噴き出してくる。

自分の声や、話し方や、言葉のチョイスや、目も鼻も口も姿勢も何もかもが受け入れがたく動悸さえしてくる。もはやアレルギー反応に近い。

はぁー

いやただの自意識過剰ってのはわかってる。わかってるつもり。

けどわかったとて、それをどうやって抑えるのかの方法

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備忘

備忘

何か書いてみようかと思ってnote見てみたら、書きかけとかで保存している投稿がいくつかあった。
書いてるときのテンションとは遠く離れてしまっているので再編集して投稿する気にはなれない。
なんなら、たった数か月前に自分の本心のつもりで書いてたことなのに、なんだか今読むとしっくりこなかったり、本心ではなかったように感じる。

近頃のいろいろな事を見聞きして、ネットに自分の言葉や作品を残すことの意味やリ

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①になりたい

前にmixerの松田くんと話してたとき、
「Twitterのキャンペーンなどには応募しない」
って事を言った。

よくある
『RT&いいねで抽選で〇名さまにプレゼント!』
とかそういうやつね。

それをしている人や応募する人を全く否定するものではないが、「自分はやらない」というルールを設けている。

それはなぜかって言うと
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スイタクオリティ

なんだか、やることなすこと「吹田やからいいっしょ。」みたいに片付けてしまってた部分がかなりあることに気づいた。

なんでこんな事に気づいたのかよく覚えてないんだけど、今朝5時くらいに仕事しながらふと気づいた。

・吹田にしてはマシ
・吹田にしてはまぁまぁ
・吹田やからこんなもん
・吹田やからしゃーない

って具合に、野口製麺所や、あるいは僕自身の価値観を合わせてしまってたように感じる。

メニュー

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1人ブレスト

俺っちってば、他人から誤解されたり勘違いされたりすることが多いよな~と思ってたんだけど、今更ながらその理由がわかった気がする。

たぶん誰と会話する時でも一人で勝手にディベートやブレストを始めてしまう癖だ。

といってもディベートもブレストも意味がよくわかってなくて、なんとなくでしかイメージしてないので調べてみよう。

ディベート(debate)とは、ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論す

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売り上げを分散させた方がいい気がする

この一年間で色々な事を学んだ気がする。
その中でも「売り上げの内訳をできるだけ分散させておく」というのが重要な気がする。

幸い、ウチは色んな事をやっている気がする。

大きく2つに
■飲食部
■製麺部
と分かれているわけだが、その中でも売り上げは以下のように細分化できる。

■飲食部
①店内飲食
②持ち帰り
③出前
④イベント

■製麺部
⑤お店への卸(配達)
⑥お店への卸(配送)
⑦お祭りなど

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限界

なので今日で年内はいったん終わらせようと思う。
もし毎日更新を期待してる人がいたとしたらすまん。

noteって書いてる時間だけじゃなくて、「今日は何書こうかな」と思ってる時間が僕は長くて、それがいまゼロだからキーボードに手を置いて「・・・・(何かこう)」となる時間がもったいないんだよね。

とりあえず今は思いつくままのタスクを書き出して整理しよう。

■ふるさと納税のやつの申請(なるはや)

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