スイタクオリティ

なんだか、やることなすこと「吹田やからいいっしょ。」みたいに片付けてしまってた部分がかなりあることに気づいた。

なんでこんな事に気づいたのかよく覚えてないんだけど、今朝5時くらいに仕事しながらふと気づいた。

・吹田にしてはマシ
・吹田にしてはまぁまぁ
・吹田やからこんなもん
・吹田やからしゃーない

って具合に、野口製麺所や、あるいは僕自身の価値観を合わせてしまってたように感じる。

メニューも、内装も、POP類も、僕のナリも、「吹田にしてはマシ」というラインでいいと思ってたし、なんなら目指してたとさえ言える。


以前からも今現在も、「ご近所さんのために、地域の人のために」をまず第一に考えてきたつもり。
そのためにまずは近所の方に気に入っていただき、「吹田にしてはマシ」と感じていただく。
吹田の中でご近所さん向けに商売しているわけだから、意識が外に出ていく必要がないわけだ。
「大阪市内では通用しない」とか「東京では通用しない」とか言われたって(言われてないけど)こっちにとっちゃ全く関係なくて、目線はご近所さんや地域だから、『吹田の中でどういう立ち位置でいるべきか』だけを考えてきたつもり。

これではいけないのではないか?とふと感じた。

「『吹田にしてはマシ』というラインを目指す」というマインドが、いつしか自分自身に対する言い訳のような使い方になってしまっている気がする。
・吹田にしてはマシでしょ?→これ以上頑張らなくていいでしょ?
みたいな。

商売において、がむしゃらに頑張るのがダサいと思ってしまってるんだろうな。
「金儲けに必死やん!」みたいな。
友人の松田君も同じような事を言っているが、金儲け≒悪みたいな考えがある気がする。

二度目だけど、これではいけないのではないか?と感じる。

今の野口製麺所を、そのまま大阪市内に持っていっても恥ずかしくないのか?あるいは東京に。あるいはNYに。

「オシャレな店を作る」みたいな話ではないけど、どこに持っていっても胸を張れるような店づくりを目指したいなと思った。

もっと頑張らなきゃね。


頑張るんだけど、お金もなるべく早めについてきてほしいな。


よろしくお願いしますと言わざるを得ません。