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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー

最初は星野源のラジオだったと思うけど、星野源も誰かに紹介してもらって読んだみたいで
「とにかくおもしろい!ネタバレ絶対だめだから何も調べずに読んでみて!本を買ったら帯も見ないで外した方がいい!」
と言ってたはず。
(あとから聞いたところによるとアトロクでも散々話題になってたらしい)
その時に「いつか読んでみたいな~」とタイトルだけはインプットしていたのだけど、そのままにしてた。

その数週間後、佐久間さんのラジオでもめちゃくちゃ面白かったと話題になってたので、近所の田村書店に足を運ぶ。

洋書のハードカバーって普段全然見ないエリアだから最初は探すのにちょっと迷った(普段は文庫本ばかり見てる)けどどうにかこうにか無事発見。

以下、ネタバレを含むので未読で読む予定のある方はご遠慮ください。



(っていうかそれってすべての書籍に言えることや)
(ネタバレ気を付けてる人はそもそも見ないように気を付けるはずや)
(なので以後言わないようにする)


SFの小説自体がほとんど経験ないのだけど、めちゃくちゃ楽しかった。
最近は自伝とかビジネス書?のようなものを読むことも多かったせいか、どうしても自身の生活とか仕事とかとリンクさせちゃって、エンターテイメントとして作品を楽しむっていう楽しみ方はできていなかったようなきがする。
そんなときに読む長編のSF、楽しくないわけないでしょう?

もうおもしろいということは何度も書いたような気がするので、内容についてはもはやここで掘り下げるつもりもないんだけど、個人的にロッキーの性質や描写についてめちゃくちゃ腑に落ちたなって感覚がすごくあって、それだけ書いておきたいと思う。
それは

地球外生命体=宇宙人ではない

ということ。
「オカルト」や「民族学」に興味や憧れがある私としては、当然のように宇宙やUFO・エイリアンなどの話も大好物。
そこでよく議論になるのが所謂「宇宙人いる?いない?論争」である。

個人的な意見を先に言っておくと
「宇宙人はいない、けど地球外(知的)生命体は高確率で存在する」
と考えている。
というのは

と続けようと思ったが本の感想とかけ離れてしまうのでやめた。

つまり、ロッキーの生命体としての性質やロジックはめちゃくちゃ理にかなっていると思えるし、さらに言うと主人公がなぜ学者の立場から中学校教師という環境に身をおくことになったのかの理由も、めちゃくちゃ腑に落ちる。

映画化も決定しているそうで、公開が楽しみです。


よろしくお願いしますと言わざるを得ません。