泉田健三郎

埼玉県在住チームリーダーのためのコーチをしております。管理職経験25年。その間、リーダ…

泉田健三郎

埼玉県在住チームリーダーのためのコーチをしております。管理職経験25年。その間、リーダーとしてのあり方・やり方に悩み、一時はバーンアウトしてしまいました。そんな経験からコーチングスキル・自己啓発を学ぶ機会を得て、多くのリーダーたちと寄り添っております。気楽に読んでください

マガジン

  • 変化することはワクワクすることかも・変化を楽しもう

    考え方を変えていけば、自分の内面も変えていける。 ビジネスマン・ともに実践していきましょう。

最近の記事

こころ優しい人がもっと報われるには

いつもありがとうございます。 久しぶりの投稿です。 コンサルタント・泉田健三郎です。 最近、人に優しくすることとは、なにか。 「良識ある人は、優しく、静かに話しをする」 わたしのメンターがいっておりました。 優しさを考える 大きな声で話しをする人がいる一方で、物静かに話す人には、耳を傾けようとするのです。 大きな声で話しをする人は、聞き手に恐怖感を与えているかもしれません。 一方で、物静かに話しをする人は、交渉においても強い影響力を与えるのだそうです。 人の

    • 弱みを強みに変えられる?

      自分の「強み」と「弱み」というフレーズ、就職活動のエントリーシートや職務経歴書の記入するときに意識するくらいでしょうか。 わたしの近しい人たちをみて感じるのですが、自分の強みについて、就職活動だけでなく、もっと日常で自分の活動に幅を持たせる意味でも、意識してもよいのではないかと感じます。 船井総研創業者の船井幸雄氏は、生前に数多くだされている著書で 『長所進展法』を唱えております。 その人のよいところ,得意なところ,上手にできていること を伸ばしていく方法。 長所を伸ばし

      • ポジティブシンキング・持つのは難しい?

        ポジティブシンキングを持てるかどうかは、その人にとって困難な状況におかれた局面で、どれだけポジティブシンキングの状態でいられるのか。 そこにポジティブシンキングでいけるのかどうかの真価が問われるのではないでしょうか。 キャロル・S・ドゥエック著 『マインドセット「やればできる!」の研究』   によると、物事の見方 を 変え た だけで 気持ち が 変わり、取り組む成果も変わってくるそうです。 人には、二種類のマインドセット(考え方・もののとらえ方)があり、 自分 の

        • 成功哲学の実践・本当に社会で通用するのか?

          まずは、何をもって「成功」と定義つけるのか。 私見では、「成功」の定義はハードルが低いほうがよいと思っています。 たとえば、朝、職場に到着した段階で、ひとまず「成功」とする。 1日、誰かとあいさつをしたことで、「成功」とする。 何はともあれ、1日を無事に過ごせたことで「成功」とする、など。 なにも偉業を達成することを「成功」としなくても、 日常のなかで、ちょっとした達成感を感じられることを「成功」としてみると、1日に何回かの成功体験を味わうことができます。 では、大

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        • 変化することはワクワクすることかも・変化を楽しもう
          34本

        記事

          信頼はビジネスの宝?

          先日、クライアント先の管理者からこんな相談を受けました。 「私の部下で、性格は真面目で不正を働くことはみじんもない、いい人なのですが、仕事上の不注意によるミスが多いのです。ときには自分の不注意で起こしたミスなのに、その認識すらない場合があります。」 その部下の方は、勤怠上に問題はなく、勤務態度もまじめ。 しかし、彼が所属しているチーム内では、彼の仕事のあと、ほかのメンバーが、ミスがないかどうか確認のためのチェック業務をし、修正のために時間をとられているとのこと。 確認にた

          信頼はビジネスの宝?

          成功は補完しあう特性から達成する?

          「創発」という言葉の意味をご存じですか? あまり日常では使いませんし、私も人生のかなり歳月をすぎてから この言葉と出会いました。 「創発」とは、多数の部分が集まったとき、全体として見ると個々の部分の性質の単純な総和を越えた性質が現れることです。 または、複数の要素が互いに影響を及ぼし合う際に全体として現れること。 ????     わかったようで、わかっていない? もう少しわかりやすく言いますと、原子(げんし)。原子は原子としての働きをします。 原子が集まった状態が分子

          成功は補完しあう特性から達成する?

          Win-Winは本当に成立するのか?

          ビジネスでの商談の際、当事者どおし成立に向けて「Win-Win」の理念を追求していく場面が見受けられます。 もしかすると、この「Win-Win」の言葉が、それぞれの思惑がからみ、自分たちの都合よい解釈で発せられる場合があります。 たとえば「Win-Win」を追求したはずが、内実は「Lose-Win」(自分が負けて、相手が勝つ)だったり、「Lose-Lose」(自分も負けて、相手も負ける)ことも考えられます。 Win-Winとは、「自分も勝ち、相手も勝つ」いわばそれぞれの

          Win-Winは本当に成立するのか?

          幼少の体験が成人になっても影響する?

          もしかしたら、この実験の話しをどこかで読み聞きしたかもしれませんが、 心理学の「満足遅延」の実験。 被験者は4歳の幼児数名。 目の前に大好きなマシュマロをそれぞれ1個与えられ、 「今このマシュマロを食べてもいいですが、15分待つことができたら、もう1つあげます。」 この実験では、目の前の小さな報酬(マシュマロ1個)ではなく、遅延後の大きな報酬(15分後のマシュマロ2個)を選択できるかを測定しています。 結果は・・・ 多くの子どもたちは最後まで待つことができませんでした

          幼少の体験が成人になっても影響する?

          オンリーワンを確立するには

          社会の変動 終身雇用の撤廃、年金問題、老後の経済破綻など将来の見通しが暗いなか、 わたしたちの身の回りに焦点をあてると、職場でもプライベートでもストレス過多になりそうな環境が、そこかしこに転がっています。 働くことじたいは、単にお金を稼ぐ、生活の基盤を整えるためにあるのではなく、もはや「やりがい」や「生きがい」を求める、いわば個人としての価値感を追求する手段となっております。 ではここ最近の社会の動きに焦点を当ててみると、コロナ禍をきっかけにビジネスのネット化が促進され

          オンリーワンを確立するには

          コミュニケーションを考える     ~人を力づけるコミュニケーション~

          コミュニケーションとは、そもそも他者との意思疎通であり、情報交換の手段でもあります。 たとえば、手段として考えられるのは、ノート・手紙・ファックス・Eメールなどの書くことによるコミュニケーション。 また、話すことで、メッセージを送ったり、受けたりすること。 このことをきっちり行うことによって、自分の意思を伝え、相手の方の意思・思い・考えを理解し、さらに仲間をモティベートし、力づけることもできるでしょう。 コミュニケーション不足はだれのせい? ビジネス・コミュニケーショ

          コミュニケーションを考える     ~人を力づけるコミュニケーション~

          なんだかやる気がでないときには ~モティベーションをあげるには~

          なぜかわからないのに、なんにもやる気がでないとき、ありませんか。 昨日までは、気分も高揚し、やる気満々になっていたのに、一晩寝て起きてみたら、どうも調子がでない。 または、長い連休で遊びモード全開から、連休明けからのモードチェンジがなかなかできない。 確かに、モードの切り替えは時間とともに、自然と解決していくことですが、モードチェンジができない重い状態のまま、どんよりと長い時間引きずっているのもいやですよね。 最適なモティベーションとは 今あなたが取り組んでいる仕事

          なんだかやる気がでないときには ~モティベーションをあげるには~

          笑いは幸せをつくる

          他人を笑わせることが得意な人は、笑いのセンス(つぼ)をおさえるのが、うまい人だと思います。 いわば天性の持ち合わせたものといえるでしょう。 この天性のセンスをもっている人は、なにもお笑い芸人やコメディアンとは限りません。 たとえば、セミナー講師など人前に出て話しする人で、ものすごい笑いのセンスをもっている人がいます。 そういうセンスをもっている人の見分け方として、まず当の本人が、「人を笑わせてやろう」と力んでいない。 自然と「つぼ」をおさせたトークで、さりげなく笑わせる

          笑いは幸せをつくる

          女性の力を活用しきれていない?もったいない国・日本

          東京商工リサーチのウェブページによると、日本全国の女性社長は、 54万919人で、調査開始以来、初めて50万人を超えたようです。 「女性社長率」(企業数と女性社長数を対比した)は、全国平均は14.2%で、 前回(13.6%)に比べ0.6%の上昇。 さらにレポートには、増加傾向には、多様な消費ニーズの深堀や 「後継者難」の緩和など、幅広い課題の解消にも期待される。とあります。 他方、世界経済フォーラムが2021年に公表した「ジェンダーギャプ指数」では、「日本は156カ国中1

          女性の力を活用しきれていない?もったいない国・日本

          与える人は自立できている人かな

          わたしたちは、誕生した時点から、だれかしらの助けを受けて生きております。 それが歳を重ねていくにつれ、徐々にだれかの助けもなく、日常のさまざまなことを行うことができるようになります。 ちなみに大人とこどもの違いは、生活面・経済面で自立していることはもちろんですが、精神的な面で自立しているかどうかが、大きいのではないでしょうか。 では、精神的な自立とはなんでしょうか? 他人にあるゆることで依存していない状態でしょう。 では、他人に依存するとは、どんな状態なのでしょうか?

          与える人は自立できている人かな

          欲しい成果を得るには、何をしようか

          わたしたちは、今現在の置かれた立場、また現在の満たされていない部分から「こういう人になりたい」と自分の理想像を必ずもっているものです。 人によってさまざまですが、たとえば、お金持ちになりたい、地域活動のリーダーになりたい、なんでもこなすスーパー主婦になりたい、など。 「なりたい」自分の理想像に到達する過程では、いくつかの「成果」を手に入れることが、必要になっていきます。 お金持ちになりたい人は、自分のビジネスを立ち上げる。 地域活動のリーダーになりたい人は、同じ活動をし

          欲しい成果を得るには、何をしようか

          ものの見方で、とらえかたも変わる

          わたしたちは、ひとつのものをみて、それぞれのとらえ方をします。 たとえばこの下の絵をみて、なにに見えますでしょうか? わたしは、最初に見た際、「若い女性」にしかみえませんでした。 この女性の喉(のど)のあたりにある細い黒い線は、リボンを表しています。 では、別の見方をするとどうでしょうか。 この絵は「年老いた女性」にも見えます。 「若い女性」の細いあごのラインは、「年老いた女性」の大きな鼻になります。 「年老いた女性」は、左を向いてわずかに下を向いています。 また、「

          ものの見方で、とらえかたも変わる