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笑いは幸せをつくる

他人を笑わせることが得意な人は、笑いのセンス(つぼ)をおさえるのが、うまい人だと思います。
いわば天性の持ち合わせたものといえるでしょう。

この天性のセンスをもっている人は、なにもお笑い芸人やコメディアンとは限りません。

たとえば、セミナー講師など人前に出て話しする人で、ものすごい笑いのセンスをもっている人がいます。

そういうセンスをもっている人の見分け方として、まず当の本人が、「人を笑わせてやろう」と力んでいない。
自然と「つぼ」をおさせたトークで、さりげなく笑わせる。
また、テンポ・タイミングを理解している。

笑いの「つぼ」をおさえるのは、ある程度習得できるかもしれませんが、やはり天性の才能の要素が多いような気がします。

笑うことは健康によい

体に及ぼす笑いの効果についていえば、たとえば、若くて健康な人の体にも1日に3,000~5,000個のがん細胞が発生しているそうです。
これらのがん細胞や体内に侵入するウィルスなど、体に悪影響を及ぼす物質を退治しているのが、リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞です。

端的にいうと、このNK細胞は、笑うことにより活性化するそうです。
ある機関の実験でも、3時間漫才や喜劇をみて、笑うことを体験した被験者のほうが、そうでない被験者に比べ、NK細胞の活性化の基準値を大きく上昇したそうです。

そういえば笑い上戸の人は、元気で健康そうにみえますよね。

ちなみにテレビプロデューサーの仕事は、マッサージ師だそうです。
プロデューサーは、ウケる、ウケない、視聴率が取れる、取れない「つぼ」
を探すことが重要で、「つぼ」が外れていたらなんの効き目もないということです。

笑えるか、笑えないかでビジネスを判断する

「スリムドカン」などの美容健康食品をヒットさせた銀座まるかん
の創業者、斎藤一人さん。
仕事を選択するときの判断が、「売れるか、売れないか」ではなく、「笑えるか、笑えないか」で決めるそうです。

販売商品として、「ウルトラびっくりスタイル」「元気元気なコリない面々」などネーミングからして、ユーモアを感じさせます。

眉間にしわをつくって悩んではいけない。笑っていれば、きっといいことに出会える。
「ツイてる、ツイてる」といいながら、ツイていないことを考えられる器用な人はいない。
原点は、ここにあるようです。

笑うことは「快」

笑うこと。すなわち気分が「楽しい」「うれしい」など、「快」の状態になっているときに出てくる人間の自然な表現ということです。

以前にも別の項で述べましたが、人間の行動の原点は、「快を求める」か「痛みを避ける」ことでした。

たくさん笑うこととは、「快」をたくさん味わうこと。
いいですね。
笑いに対し敏感になることは、体だけでなく、精神衛生上にもよいことなのでしょう。

私の友人は、常に作り笑いをしているうちに、素の顔が笑っているようなソフトな顔立ちになってきました。
一見すると、常に何かを楽しんでいるような顔に。

見習います。

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